【インドネシア】涼しくて過ごしやすいインドネシアの避暑地バンドン！見どころ満載のおしゃれな街をご紹介

バンドンを観光する際の情報

亜熱帯性気候のインドネシアの中でも、涼しいことで有名なバンドン。どのような服装をして行けばよいのか迷ってしまいますよね。バンドンは標高700m以上の高原にある都市なので、年間平均気温は22.6℃と涼しく、スコールが降ることもあります。そのため、薄手の上着が必要です。ちなみに、東京の2019年10月の平均気温が19.4℃です。自分が10月にどのような服装をしていたかを参考にするとよいですよ。

公用語はインドネシア語ですが、観光客のいるホテルやレストランなどでは英語が通じます。気を付けたいのが「宗教」による生活習慣です。90％がイスラム教徒であり、左手は不浄の手とされます。何か物を渡すときや食べ物を持つときは、右手を使うようにしましょう。

バンドンは遊べる観光スポットが満載！

バンドンは、自然・ショッピング・アクティビティ・歴史など、見どころ満載のリゾート地。ここでは、さまざまな観光スポットの中から、選りすぐりのおすすめスポットを紹介していきます。

アウトレット品が買える「ルマモード・ファクトリーアウトレット」

繊維の街として栄えたバンドンは、日本のアウトレットショップにあたる「ファクトリーアウトレット」の店が数多くあります。その中でも「ルマモード・ファクトリーアウトレット」は、バンドンでもっとも大きくて有名なファクトリーアウトレットです。インドネシアのブランドから世界の有名ブランドまで、さまざまなアウトレット品のショッピングができます。夏物から冬物まで季節を問わずに買えるので、どの時期に行っても日本で着られる服を買えるのがうれしいですね。

バンドン最大のショッピングモール「Paris Van Java」

「バンドンでショッピングを楽しむならココ」、というほど有名で大きなショッピングモールが「Paris Van Java」です。日本でもおなじみの高級ブランドからファストファッションブランドを取り揃え、見ているだけでも楽しい空間が広がります。フードコートがあって食事も取れるので、1日中ゆっくりとショッピングを満喫できるのがポイント。2019年11月時点では、「牛角」などの日本発のレストランもあります。

宿泊・観光・ショッピングを楽しめる「トランス・スタジオ・モール」

ショッピングや遊びなどを一挙に楽しみたい方は、「トランス・スタジオ・モール」がおすすめ。Paris Van Javaと並んで大きな複合施設で、テーマパークもあり、1日いても飽きることのないスポットです。ショッピングモールは、さまざまなブランドショップや飲食店が立ち並び、常に多くの観光客で賑わいを見せます。ホテルもあるので、予約をしておけばそのまま宿泊することも可能です。

屋内遊園地の「トランス・スタジオ・バンドン」

トランス・スタジオ・モールの中には、「トランス・スタジオ・バンドン」というテーマパークもあります。スリルを味わえるジェットコースターからゆっくり楽しめるスタンドショーまで、豊富なアトラクションで家族で遊ぶにはぴったりのスポットです。週末は混みますが、平日は比較的空いているので、アトラクションに早く乗れます。行くのであれば、平日が狙い目ですよ。

スリル満点の「バンドンツリートップ」

バンドンの中心地から1時間もかからない場所に、自然を利用したアクティビティが体験できる「バンドンツリートップ」があります。木から木へとつながるさまざまな形状の吊り橋があり、高いところを渡る際にはスリル満点。コースが設定されており、上級者コースは難関で非常に刺激的です。初心者用のコースもあるので、お子様や高いところが苦手な方も安心できます。

実際の会議の雰囲気を楽しめる「アジア・アフリカ会議博物館」

アジア・アフリカ会議の歴史を垣間見られるのが「アジア・アフリカ会議博物館」。1955年に、バンドンでアジア・アフリカ会議が開かれました。この会議は、アジア・アフリカの国々に、反植民地主義の連帯感が生まれた重要な会議とされています。会議が行なわれた建物がそのまま博物館になっており、当時の会議を再現した蝋人形や、会議に参加した各国首相のプロフィールなどが見られます。歴史に思いをはせてみるのもおすすめです。

壮大な火口を見られる「タンクバンプラフ火山」

「タンクバンプラフ火山」に行けば、大迫力の火口を見られます。火口からは煙が上がっているのが見られ、自然の雄大さを感じ取れるスポットです。周辺にはお土産売り場が多くあり、餅やあげ豆腐、山岳で取れるいちごやそのほかの果物などが売られています。トレッキングをしてから足湯を楽しめるコースもあり、体力に自身のある方はチャレンジするのもおすすめです。なお、2019年6月の噴火により、立ち入り禁止となっている場合があります。ご旅行の際には、最新の情報を得るようにしましょう。

温泉プールのように遊べる「チアトル温泉」

日本と同じ火山大国なので、温泉施設も充実しています。「チアトル温泉」は非常に大きな温泉施設であり、施設内を流れる河が温泉となっているのが特徴です。ここでは、日本で温泉に浸かるように裸にはなりません。水着を着用して、温泉プールのように遊ぶような温泉です。お子様連れのご家庭におすすめですよ。

市街地よりもさらに涼しい「ジュアンダ森林公園」

バンドンにいるだけでも涼しく過ごしやすいですが、もっと涼しくなりたい方は「ジュアンダ森林公園」に行ってみましょう。バンドンの中心市街地から10kmほど離れた場所にあり、緑に囲まれた涼しげな森林公園です。中には、吊り橋や遊具などがあり、お子様連れでも楽しく遊べます。川も流れているので、自然豊かな公園でのんびりとした時間を過ごすのもおすすめ。レンタル自転車で、園内散策もできますよ。

バンドンを観光する際の所要時間は？

バンドン市内を観光する場合、すべてを見ようとすると、1日や2日では周りきれません。滞在日数と、自分が特にどこに行きたいかを考えてスケジュールを組むことが重要です。タンクバンプラフ火山やチアトル温泉に行く場合を例に挙げると、朝の10時頃まではバンドン市内の観光をします。その後、60分かけてタンクバンプラフ火山に向かい、11時頃に到着です。観光をして13時頃出発し、また60分かけてチアトル温泉に14時に到着します。2時間ほど楽しみ、16時にバンドン市街地へ向けて出発すると、17時30分頃の到着です。そこから21時頃までショッピングや食事を楽しむと、朝から晩まで丸一日の時間を要することになります。

バンドンへの行き方をチェック

ジャカルタからバンドンへ行く場合、バスや車を利用して2～3時間で到着します。ジャカルタ空港からはシャトルバスが運行しているので、それを利用するのもおすすめ。ジャカルタから列車で行く場合は、バンドン駅までは3時間20分ほどです。なお、新幹線が完成すれば、ジャカルタからバンドンまで30分ほどで行ける予定です。

さまざまなアクティビティが楽しめる「ザ・ロッジ・マリバヤ」もおすすめ

バンドン市街地から車で2時間ほどかかりますが、さまざまなアクティビティが楽しめる「ザ・ロッジ・マリバヤ」もおすすめスポットです。遊具や散歩コース、フォトジェニックな撮影サービスなどがあり、自然を大いに満喫できます。園内を散歩したりバーベキューを楽しんだりと、思い思いにゆったりとした時間を過ごせますよ。木の上での写真撮影は、インスタ映えすること間違いなしです。キャンプができるほか、宿泊できるクランピングもあります。もっと自然を満喫したい方は、ぜひ行ってみましょう。

バンドンを楽しむならオプショナルツアーがおすすめ！

バンドンは自然やショッピング、アクティビティなど、観光スポットが満載のリゾート地です。自分でスケジュールを組むと、土地勘がないため時間をうまく使えないかもしれません。オプショナルツアーであれば、送迎や昼食が付いたり、日本語ガイドが付いたりします。スムーズに最大限バンドンを楽しめるので、ぜひオプショナルツアーに参加してみましょう。

観光のおすすめ記事