【イギリス】エティハドスタジアム(シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム)のチケット購入方法や行き方を紹介！周辺のおすすめ観光スポットも

マンチェスター・シティFCのホーム、エティハドスタジアム(シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム)

イングランドのプロサッカーリーグにおいてトップディヴィジョンであるプレミアリーグのチーム、マンチェスター・シティ・フットボール・クラブFC)がホームスタジアムとするエティハドスタジアム(シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム)。フットボールの試合や各種スポーツ競技だけでなく、ライブ会場としても使用されています。収容人数は55,097人(ライブ時は60,000人)。2階席はほぼVIP用になっており、ヒーター付きで冬でも快適なつくりです。家族連れに安心の、ファミリースタンドもあります。

エティハドスタジアムの歴史

エティハド航空の名前がついたスタジアム。もともとはマンチェスター市が招致をしていた2000年夏季オリンピックのために建設計画がたてられたスタジアムです。マンチェスター市は夏季オリンピック会場に選ばれませんでしたが、その後建設を進めイギリスの総合競技大会であるコモンウェルスゲームズの会場として使われました。コモンウェルスゲームズ終了後、マンチェスター・シティFCのホームにするために改装、2003年8月にフットボールスタジアムとして生まれ変わることに。2010年まではシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムという名前でしたが、2011年よりアブダビのエティハド空港が命名権を得、名前をエティハドスタジアムに変更しました。

エティハドスタジアムの入場料やチケットの購入方法は？

エティハドスタジアムのチケットは、試合にもよりますが、40ポンド台から購入可能です。チケットの購入はインターネットの公式サイトからでき、座席単位で好きな場所を選べます。座席からの景観をシミュレーションできるのも、公式サイトの嬉しいポイント。また、ただ観戦するだけでなく、コース料理を楽しんだり、選手の様子を近くで見られるVIPシートのチケットもあります。値段は600ポンドからと高めですが、チームのファンにはたまらない内容でしょう。チケットは購入後、家でプリントすることが可能。プレミアリーグのチケットは大変人気のため、連番で隣り合った席を取るのは難しいかもしれません。自力でのチケット入手に自信がない人は、あらかじめチケットを入手してくれるツアーを申し込むのもおすすめです。

エティハドスタジアムの見どころをご紹介！

続いてこちらでは、試合観戦以外のエティハドスタジアムの見どころをご紹介していきます。

スタジアムツアー

試合のない時間に、スタジアムの裏側を見学できるスタジアムツアーが催行されます。こちらも、インターネットの公式ホームページから予約が可能です。大人1人25ポンドで所要時間はおよそ90分。ツアーで案内される場所は選手が利用する食堂や控室、VIPラウンジ、プレスルームなど盛りだくさんです。円形のロッカールームに映し出されるプロジェクションマッピングを利用した映像も圧巻。フットボールファンでなくても楽しめる内容になっています。

シティ・ストア

エティハドスタジアムにある、マンチェスター・シティFCのオフィシャルグッズストア、シティ・ストアは、入場券がなくても入店可能です。チームのユニフォームやチームカラーの青色をメインにしたグッズが数多くありますが、女性ファン向けのピンク色のグッズやハンドクリームなどのコスメも充実。チームのファンならついつい長時間見てまわってしまうとても広いグッズストアです。

選手の入り待ち・出待ち

チームのファンなら、選手の入り待ちや出待ちも楽しみのひとつ。試合開始の1時間半ほど前から入口付近で待機していると、選手を乗せたバスが着く様子が見られるかもしれません。また、試合開始後には試合を終えた選手の出待ちができることも。転売屋やパパラッチ、マナーの悪いファンのために警戒が厳しくなっているので、最低限のマナーを守る必要がありますが、運がよければ大好きな選手からサインがもらえることもあるかもしれません。くれぐれも選手や他のファンの迷惑にならないよう行動しましょう。

エティハドスタジアムを楽しむためにかかる時間は？

エティハドスタジアムがあるマンチェスターまでは、ロンドンから電車でおよそ2時間のため、試合を見る場合でも日帰りが可能です。しかし、試合終了時間が夜遅くなるなどで不安な場合はマンチェスターに宿泊するのがおすすめ。マンチェスター市も見どころ満載のため、1泊2日以上で滞在するのが良いでしょう。スタジアムツアーは90分で、開始10分前には受付に到着している必要があります。

エティハドスタジアムへの行き方は？マンチェスターから徒歩も可能？

エティハドスタジアムへは、マンチェスター市の中心駅、マンチェスター・ピカデリー駅から徒歩もしくはメトロリンク(路面電車)で行くのがおすすめ。徒歩の場合、“City Link”という標示にしたがって東北東方面におよそ25分ほど歩きます。メトロリンクの場合、マンチェスター・ピカデリー駅のメトロリンクのプラットフォームBから乗車します。エティハドキャンパス駅か、アシュトンアンダーライン駅行きに乗り、エティハドキャンパス駅を下車してすぐです。

エティハドスタジアムと合わせて行きたいおすすめスポット！

こちらでは、エティハドスタジアム観光の際におすすめの、近隣のおすすめスポットをご紹介します。

国立フットボール博物館

エティハドスタジアムに訪れるほどのフットボールファンなら是非見ておきたいのが、マンチェスター市にある国立フットボール博物館です。入場料は無料。イングランドのフットボールの歴史や、さまざまなフットボールに関するコレクションが膨大な量、展示されています。グッズショップもあり、お土産探しにも最適です。また、有料でペナルティ・キック体験やコメンテーター体験ができるコーナーも充実しています。

オールドトラフォードスタジアム

マンチェスターが有するもう一つのプレミアリーグチームで、デビッド・ベッカム選手が所属していたことでも有名なマンチェスター・ユナイテッドFC。そのホームスタジアムであるオールドトラフォードスタジアムも、もちろんマンチェスターにあります。オールドトラフォードスタジアムはエティハドスタジアムよりも収容人数が多く、およそ75,811人。フットボールファンなら合わせて行きたいおすすめスポットです。

マンチェスター大聖堂

マンチェスター大聖堂は、中世に建てられた、マンチェスター市の中心部にある教会です。第二次世界大戦の際に大きな被害を受けましたが、20年の歳月をかけて現在の形に復興しました。荘厳な外観と、内部のステンドグラスは、マンチェスター市民の心の拠り所となっていることが伺える美しさです。

マンチェスター市庁舎

マンチェスター大聖堂と並び、マンチェスター観光には欠かせないマンチェスター市庁舎。19世紀に建てられたネオ・ゴシック形式の建物です。特徴は、87メートルもある鐘楼。時計台としての役割も果たしており、24個の鐘で時を告げます。内部も豪華絢爛で、見学も可能です。平日のみ見学できる「彫刻の間」には、マンチェスター出身の偉人の彫刻が数多く並んでいます。

ジョンライランズ図書館

世界で最も美しい図書館のひとつとされているジョンライランズ図書館も、マンチェスター観光の際には欠かせません。こちらも入場料は無料なのが嬉しいポイント。ゴシック様式の美しいリーディングルームは、図書館というよりも教会のような荘厳さです。荘厳でありながら、読書がしやすいように光をよりたくさん取り入れる設計なのもジョンライランズ図書館の面白さのひとつ。

エティハドスタジアムへが便利なツアーもおすすめ

エティハドスタジアムでフットボールを観戦するなら、便利なツアー利用もおすすめです。あらかじめ試合のチケットをおさえてもらえたり、オールドトラフォードスタジアムと合わせて見学できたりなど、準備に不安なく観光が楽しめます。個人でのチケットの手配に自信がない場合は是非ツアーを利用してみてください。

プレミアリーグファンの聖地・エティハドスタジアム

プレミアリーグファンなら一度は訪れたい国、イギリス。イギリスでもプレミアリーグのチームを2チームも有するマンチェスターはフットボールファンの観光に欠かせない都市です。是非今回の記事を参考に、充実したエティハドスタジアム観光を楽しんでください。

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