ヤンキースタジアムの観光まとめ｜メジャーリーグの魅力を満喫！

名門球団ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアム

現在のヤンキースタジアムは、2009年にオープンした新しい球場です。ニューヨーク・ヤンキースは、1913年からニューヨーク・ジャイアンツとポロ・グラウンズを共用。1923年からは旧スタジオを本拠地としていました。旧スタジオが老朽化した後に現在の球場が建てられました。

ヤンキースタジアムの概要

ニューヨーク北部のブロンクス区にあるヤンキースタジアムは、マンハッタンのミッドタウンからは地下鉄で約25分でつきます。ニューヨーク・ヤンキースだけではなく、メジャーリーグサッカー（MLS）ニューヨーク・シティFCの本拠地でもあります。スタジオでは野球もサッカーも試合が行われます。

ヤンキースタジアムの収容人数は5万人以上。メジャーリーグのスタジアムの中では座席数が多い球場です。スタジオ内には、ヤンキースの歴史がわかるミュージアムや、活躍したレジェンドたちのレリーフが見られるモニュメントパーク、グッズが購入できる8つのストア、ハードロックカフェや飲食販売店などがあります。

新球場が建設されるまでの歴史

1913年から、ヤンキースはニューヨーク・ジャイアンツと共にポロ・グラウンズを使用していました。しかし移籍してきたベーブルースの活躍により観客数が大幅に増加し、ジャイアンツとの関係が悪化。ブロンクス区に新たな球場を建設し、1923年にオープンしました。その球場も老朽化したため、現在の新しい球場を建設し2009年4月に開場。野球だけではなくプロボクシングWBAやサッカーの試合も行われるようになりました。2015年からはニューヨーク・シティFCの本拠地にもなっています。

ヤンキースタジアムの入場料やチケットの買い方について

ヤンキースタジアムに入場するには、試合を観戦する方法とスタジアムツアーに参加する方法があります。野球やサッカーなど試合観戦のチケットは、公式サイトや観戦ツアー会社から購入できます。ヤンキースの試合は発売後早いタイミングでチケットが完売になることが多いので、公式サイトから購入したい場合は、発売時期に注意した方がいいでしょう。シートや試合によって金額は変わります。

オンラインで購入したチケットは、印刷して持参しても入場できません。スマホでチケットを見せてQRコードをスキャンする必要があります。また、手荷物検査が厳しく、パソコンなど持ち込めないものがたくさんあります。日本のように気軽にコインロッカーを見つけるのは難しいので、手荷物は必要なものだけにした方がいいでしょう。

スタジアムツアーは試合が無い日でも開催され、スタジオ内部の見学ができます。スタジアムツアーのチケットはオンラインで予約・購入できます。価格は大人も14歳以下の子どももシニアも20ドルです。チケット売り場で買う場合は、大人25ドル、14歳以下の子どもとシニアは23ドルです。3歳以下の子どもは無料です。試合観戦の早期アクセスがついたスタジアムツアーもオンラインで予約・購入可能です。

ヤンキースタジアムの見どころ

新しく建設されたヤンキースタジアムの見どころは、本場でしか実感できない臨場感、観客席とフィールドの距離が近くて見ごたえがあること、モニュメント・パークやミュージアムなど試合以外でも楽しめるエリアがあることです。それぞれの魅力をご紹介します。

本場だからこそ実感できる！メジャーリーグの魅力

メジャーリーグは4月から9月にかけて、各チームが地区優勝を争うレギュラーシーズンが行われ、10月には各地区の勝率1位のチームとワイルドカードゲームのチームでトーナメント戦が実施されます。また、7月には選ばれた選手で結成されたドリームチームのオールスターゲームも開催。旧ヤンキースタジアムでは、2008年にオールスターゲームが行われました。

ヤンキースタジアムでの観戦は、試合前にホットドッグを食べたり、試合開始後はヤンキースファンたちと一緒に応援したり、本場でしか実感できない臨場感があります。ヤンキースタジアムは観客席とフィールドの距離が近くて見ごたえのある球場です。ゲートオープンから45分後までは、自分以外の席から選手のバッティング練習を見ることもできます。

ヤンキースタジアム名物モニュメント・パーク

ヤンキースに所属していたレジェンドたちの永久欠番と選手のレリーフなどが見られるモニュメント・パーク。中央フィールドにあり、多くのファンが訪れます。ヤンキースの歴史を築いてきたレジェンドたちのレリーフは、ファンにとってはたまらない展示品です。モニュメント・パークは、試合が開始される45分前ぐらいには入場できなくなります。スタジアム内セクション210に隣接している人気のミュージアムには、ワールドシリーズのチャンピオントロフィーなどを展示。一見の価値があるので、モニュメント・パークと合わせて見学することをオススメします。入場無料です。

記念に残る初観戦の証明書

メジャーリーグでは、初めてスタジアムを訪れた記念に「初観戦の証明書」を発行してくれるサービスがあります。ヤンキースタジアムでは、セクション128付近にあるオフィスで、初観戦の証明書を発行。オフィスにて名前を記帳すると、証明書がプリントされて手渡されます。名前と訪問した年月日、対戦相手の名前が書かれていて旅の記念にもなります。

サッカー観戦も楽しめるスタジアム

ヤンキースタジアムではメジャーリーグサッカー（MLS）のニューヨーク・シティFCの試合も楽しめます。3月開幕で10月まで行われるメジャーリーグサッカー。野球観戦で見慣れてしまった方には、同じスタジオでサッカーの試合が行われるのは不思議な光景かもしれませんが、観光の思い出にサッカーの試合を観戦するのもオススメです。

お土産を買うならスタジアムのチームストア

ヤンキースタジアムのチームストアには、公式の記念品や本物のヤンキースジャージ、カスタムメイドのレプリカジャージなど、ヤンキースの商品が幅広く揃っています。ゲート6にはグレートホールストアが、ゲート4の近くにも大きなストアがあります。

帽子やTシャツなどは、お土産にも喜ばれそうなグッズ。時期によっては期間限定商品などもあるようなので、ストアに行ったら探してみることをオススメします。

観光に必要な所要時間

ヤンキースタジアムのゲートは、ヤンキースの試合が開始される2時間前にオープンします。ニューヨーク・シティFCの試合は90分前です。試合前にストアやモニュメント・パークなどに立ち寄りたい場合は、ゲートがオープンする時間には行っておいた方がいいでしょう。また、一般のスタジオツアーはツアー開始時刻の15分前に集合。ツアーは約1時間行われます。

ヤンキースタジアムがあるブロンクス区は、再開発などにより犯罪率は改善されつつありますが、ニューヨークのほかの地区よりも治安はよくないエリアです。スタジアムの外を歩くときは注意が必要です。また、ナイトゲームの後など夜間にスタジアムの外をあちこち歩き回ることは控えた方がいいでしょう。

ヤンキースタジアムまでの行き方

ジョン・F・ケネディ国際空港からヤンキースタジアムへは、渋滞がなければタクシーで35分ほどです。しかしスタジアムでは持ち込める荷物が限られていることから、滞在先に荷物を置いてから行かなければなりません。ジョン・F・ケネディ国際空港からマンハッタンへはタクシーで40分程度ですが、ニューヨークは渋滞が多いので時間に余裕をもって移動した方がいいでしょう。空港バスや電車でマンハッタンに行くこともできます。空港バスならグランド・セントラル駅、ポート・オーソリティー・バスターミナル、ペンシルバニア駅まで乗って行けます。マンハッタン（タイムズスクエア）からヤンキースタジアムへは、渋滞がなければタクシーで約35分、電車は25分程度かかります。

ヤンキースタジアムと合わせて行きたい！周辺の観光地

ヤンキースタジアムがあるブロンクス区には、ニューヨーク植物園やブロンクス動物園などの観光スポットがあります。特に観光客に人気のニューヨーク植物園と、ヤンキースタジアムから徒歩約10分で行ける無料のブロンクス美術館をご紹介します。

植物もイベントも楽しめるニューヨーク植物園

フラワーフェスティバルや展示会、クリスマスシーズンの楽しいイベントなど、年間を通じてたくさんイベントが開催されるニューヨーク植物園。ブロンクス区にある観光地で人気が高いスポットのひとつです。ブロンクス公園内にあります。敷地が広いため園内をシャトルが走っています。植物の研究にも熱心で、園内には図書館もあり希望すれば植物について学べるチャンスもあります。ヤンキースタジアムからはタクシーで約15分。メトロを利用して行くこともできます。

入場料無料！ヤンキースタジアムからも近いブロンクス美術館

ブロンクス美術館は、ヤンキースタジアムから徒歩約10分、地下鉄Dの167St.の駅から徒歩約3分の便利な立地にあります。観光客に有名な美術館ではありませんが、誰でも無料で入場でき、個性的な現代アートを鑑賞できます。また、年間を通じて様々なイベントも企画されています。ブロンクス関連のアイテムが売られているギフトショップも併設されており、記念にお土産も買えます。ヤンキースタジアムから近いので、スタジアムに早く到着してしまったときなどに観光するのにオススメです。

ヤンキースタジアムを観光するなら日本語対応ツアーがオススメ

ヤンキースタジアムを観光するなら、打撃練習場などのスタジアムの舞台裏や、モニュメント・パークなどを見学するスタジオツアーの解説を日本語対応で行なってくれる現地ツアーがオススメです。英語のスタジオツアーの前後に日本語の解説があります。

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