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ニューヨークのアクティビティランキング
これまでの動物園とはまったくちがう体験型動物園
「大人も子供も楽しめる動物園」がコンセプトのブロンクス動物園は、ラクダに乗ったり、ペンギンやセイウチにエサをやったり、園内ではあたりまえのようにクジャクと一緒に散歩したり、さらには「モノレールから間地かに野生動物を観察できる」などのスタイルが体験型動物園たる所以(ゆえん)の、日本にはない動物園なのです。
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檻のない動物園!?
この動物園の特徴である展示方法のポイントは「サバンナのような平原」、「ジャングルのような森」、「雪山のような崖」で、ここに棲む動物の生息地に似た環境をつくることなので、基本的には柵を設けない「パノラマ展示」という方法が採用されれいます。このことにより入場者は、動物の生息地にそのまま足を踏み入れたような感覚が体験できるのです。もちろん定期財適所には安全確保の対策がとられています。
動物たちはすぐ目の前
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広大な敷地にあるブロンクス動物園の展示方法は屋内と屋外に分かれており、屋外に例をとると、ライオンやヒョウが歩き回ったり、ゴリラの親子が寛(くつろ)いでいる「アフリカ平原」や「マダガスカル」などのゾーンに見られるように動物によっては安全上の観点から観客との間にガラスや柵があるもののその距離は近く、目の前で動き回る動物が観察できます。
生活空間におじゃまします!鳥たちの糞がかかる園内
一方屋内の展示場に目を向けてみると、「ワールド・オブ・バード」のゾーンでは幾種類もの鳥が放し飼いになっており、観客はその中を散歩しながら回ることができます。鳥たちの生活圏内には小高い木々があり天井からは陽の光が差し込む構造となっています。その中を歩き回る際には、上から鳥の糞に見舞われることもあるんです。
これは美しい!蝶たちも目の前に
屋内展示場の「バタフライ・ガーデン」では、世界中から集められた珍しい蝶(ちょう)が飛んでいる様子をガラス越しではなく、同じ空間の中で観察できます。特徴的なのは、ほかの昆虫も同じ環境で暮らすことにより、蝶が捕食されたりする食物連鎖の現場を間近で見ることができるような自然に近い環境の工夫が凝らされていることにあります。
動物の動きが見える工夫がされた檻も
ブロンクス動物園の園内に施されるデザインのひとつひとつには工夫と共にそれぞれの意味があります。例えばゴリラの飼育ゾーンでは見た目が草やツルに見える電気柵など、園を運営する野生生物保護協会(WCS)に携わる研究者はじめグラフィックデザイナーは、それぞれの動物が本来棲んでいる自然界に近い状況を再現することで、その結果動物自身が自然の動きをするようになるのです。