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中国の基本情報

中国旅行のベストシーズンは？

日本の約26倍という広大な国土を有する中国。気候が多様なため旅のベストシーズンも都市により異なりますが、一般的には春と秋が良い季節だと言われています。
例えば北京なら春は5月～6月頃、秋は気温的に過ごしやすい9～10月頃がおすすめ。4月は黄砂が舞い、空がどんよりと曇ることが多いです。旅行先が上海の場合も春、秋が好シーズン。特に10月頃からは上海ガニが旬を迎え、カニ料理を堪能できます。
風光明媚な景色が有名な桂林での川下りが目的なら、漓江の水が増える春～夏（4月以降）が最適です。雨季ですが水墨画のような幻想的な風景を楽しむには絶好の季節となります。

中国へは何泊で行くのがいい？

中国は国土が広く主要都市間の距離も離れているため、一度の旅行ではメインとなる1都市とその周辺の観光スポットを巡るのが一般的です。日本から目的都市へのアクセスの良さや旅行スタイルによっても必要な滞在日数が異なりますが、人気の北京や上海なら2日～4日の滞在が定番。
それに対して、複数の都市に滞在してじっくり観光する場合や広範囲なエリアを周遊するような場合は、1週間程度確保しておくのが良いでしょう。中には、何週間もかけて中国各地を巡るバックパッカースタイルの旅を楽しむ人もいます。

中国国内の通貨は？物価は？カードは使える？

中国の通貨は人民元（RMB）で、1元は日本円にすると約15.7円（2019年7月現在）です。補助単位には「角」と「分」があり、1元＝10角＝100分。紙幣は1角、5角、1元、5元、10元、20元、50元、100元の8種で、それ以外に6種の硬貨が流通しています。
中国の物価は年々上昇しているものの、日本と比較するとまだ割安感があります。もちろん高級店もありますが地元の人が利用するような商店や飲食店、タクシー料金などはかなりお得に感じるでしょう。
カードについては都市部では概ね使えますが、日本人が多く持っているJCBカードは使えない場所があり、VISAやMasterCardがおすすめです。また、日本の一部の銀行で発行可能な「銀聯カード」は中国内のほとんどの場所で買い物に使えるので、頻繁に中国に旅行する人は持っておくと便利です。

旅行中の生活は？治安や注意事項について

中国と聞くと治安を心配に思う人がいるかもしれませんが、他の外国と同様に基本的な防犯意識をもっていれば過度に心配する必要はありません。都市部では交通網が整い、繁華街でのショッピングやグルメ、散策を満喫できるでしょう。タクシーも安いので気軽に利用できます。観光地も比較的安全ですが、観光客を狙ったスリや置き引きには注意してください。
その他の注意点としては衛生面や交通事故があります。飲食店やトイレ等は日本ほど清潔に保たれていない場合も多いので、ウェットティッシュなどの衛生グッズを常に携帯するのがおすすめです。また、中国では信号や交通ルールを守らないドライバーもいるようです。道を渡る際などは必ず周りを確認して、事故に遭わないように気を付けてください。

中国で人気の観光スポットは？

アジアの中では世界遺産数ナンバー1を誇る中国は、史跡から雄大な自然、最先端の都市まで見どころが尽きません。例えば北京周辺の観光地としては、現存部分だけでも約6,000kmという世界最長の建造物「万里の長城」をはじめ、かつては紫禁城と呼ばれた旧王宮「故宮博物院」、世界最大の広場「天安門広場」などが有名。いずれも中国の長い歴史と壮大なスケールを感じられる場所です。
自然・景勝地では、四川省の「九寨溝」や「黄龍」、杭州の「西湖」、桂林の「漓江下り」などが人気です。他にも、上海の「外灘」や西安の「兵馬俑坑」、敦煌の「莫高窟」等、数えきれないほどの観光スポットがあり、世界中から沢山の観光客が中国に訪れています。

中国旅行を楽しむならやっぱりパンダは必見！

中国といえば白黒の体毛で見た目が愛くるしい動物「ジャイアントパンダ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？ジャイアントパンダは世界でも中国の一部地域にのみ生息する大型哺乳類で、絶滅危惧種に指定されている希少動物です。日本にも少数のパンダが飼育されている動物園がありますが、パンダの聖地と呼ばれる四川省ではより多くの、そして野生に近い状態のパンダを見られます。
四川省・成都の郊外にある「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」はパンダの研究・繁殖を行っている施設で、広い敷地内でのんびりと暮らすパンダや産まれて間もない赤ちゃんパンダを観察できる場所として有名です。

グルメも満喫！必ず食べたいのは？

世界三大料理に数えられる中国料理は、北京料理、上海料理、四川料理、広東料理などさらに細かく分類され、地域ごとに特色ある味を楽しむことができます。北京料理でおすすめの「北京ダック」は丸々と太ったアヒルを丸ごと焼いた食べ物。香ばしい皮の部分をカットしてネギや味噌と共に薄い小麦粉生地で巻いて味わうのが一般的です。
上海料理では秋が旬の「上海ガニ」や中からスープがあふれる「小籠包」などが有名なご当地グルメ。ぜひ本場で味わってみましょう。日本でもお馴染みの「麻婆豆腐」は四川料理の代表格です。独特の痺れ感が癖になりますよ。中国ではそれ以外にバラエティ豊富な屋台料理なども魅力ですが、あまり衛生的でなさそうなお店を利用するのは避けた方が無難です。

おすすめのおみやげは？バラマキ用からギフトまで

旅行に出かけたらお土産を選ぶのも楽しみの1つです。中国旅行のお土産として人気があるのは、お菓子や中国茶、紹興酒、工芸品、パンダグッズ、毛沢東グッズなど。
バラマキ用なら単価の安いお菓子がおすすめです。中国の伝統菓子はもちろん、レトロなパッケージの飴や日本のお菓子の中国版などもユニークで面白いでしょう。
また、ウーロン茶やジャスミン茶など、香りの良い中国茶も中国土産の定番です。高級茶とセンスの良い茶器とセットにすればギフトにもぴったりです。雑貨好きの女性へのお土産には、チャイナ生地の小物や綺麗な刺繍の入った布雑貨なども喜ばれるでしょう。

まとめ

中国でおすすめアクティビティのご紹介はいかがでしたか？広大な国土を有している中国は、近未来的な大都会や少数民族が暮らす村、水墨画のような景色の広がる景観区などエリアによって全く異なる表情を見せてくれます。世界遺産もイタリアと並ぶ世界位1位の多さを誇っています。そんな魅力的な中国へぜひ訪れてみてください。

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