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■美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)
ウィーンの美術館の最初におすすめしたいのは「美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)」。ウィーンを帝都としたハプスブルク家がその富と権力をもって収集した数多くの美術品を展示する美術館。
ヨーロッパ絵画の流れが分かる膨大な数のコレクションの中には、ラファエロ、デューラー、ルーベンス、ティツィアーノ、クラナッハ、ヴェラスケス、フェルメールなど、名だたる巨匠の作品が収蔵されており、「バベルの塔」や「農民の結婚式」などで知られる世界最大の規模を誇るブリューゲルの作品群には一見の価値があります。また、館内には、古典古代・エジプト・オリエント部門のコレクションも充実しているので、じっくり見て回るには余裕を持ったスケジュールが必要です。
収蔵作品だけではなく、19世紀後半に皇帝の命を受けて建設された美しい美術館の建物自体にも注目してください。正面入り口から続く大階段の間は宮殿の様な威厳に満ち、クリムトをはじめとする当時の芸術家や職人がてがけた内装の見事は目を瞠るほど。中には、ウィーンの老舗カフェゲルストナーが出店しているカフェもあるので、芸術鑑賞の合間に休憩するのもおすすめです。
美術史美術館
オーストリア / ウィーン
- Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien, Austria
- +43 1 525240
- 10:00〜18:00(絵画部門のみ木〜21:00)
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■レオポルト美術館(Leopold Museum)
2番目におすすめするウィーンの美術館は「レオポルト美術館(Leopold Museum)」。美術史美術館と大通りを挟んで向かい合う、世界で8番目に大きな博物館地区「ミュージアム・クォーター・ウィーン」に属する美術館。
熱烈な美術愛好家ルドルフ・レオポルトが収集したコレクションの中で、「自画像」を含む世界最大のエゴン・シーレの作品群や、クリムトの「生と死」、ココシュカの代表作など、膨大な数の近代美術作品が見どころ満載です。
■オーストリア ギャラリー(Osterreichische Galerie Belvedere)
次に紹介するウィーンの美術館は「オーストリア ギャラリー(Osterreichische Galerie Belvedere)」。オイゲン公の夏の離宮で、美しいバロック庭園を挟んで上宮と下宮に分かれたベルベデーレ宮殿の上宮に入っている美術館です。
「オーストリア・ギャラリー」と呼ばれる館内には、19~20世紀にかけてのユーゲントシュティル(アール・ヌーボー)やオーストリア表現主義の作品が展示されており、目玉はなんと言っても世界最大のグスタフ・クリムトのコレクションです。クリムトの代表作である「接吻」「ユディット」をはじめ、エゴン・シーレの「死と乙女」もここで観ることができます。
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