このページではドミニカ共和国にある城・宮殿を紹介しています。広大な敷地にそびえ立つ宮殿やお城は、王の権勢を今に伝える人気の歴史スポットです。贅を尽くした装飾や庭園、特徴的な建築様式などで世界各地からの観光客を魅了しています。フランスのヴェルサイユ宮殿は、豪華絢爛な装飾品が並ぶ鏡の回廊や大トリアノン宮殿、広大で美しい庭園が魅力です。同じく有名なお城として、おとぎ話のような美しい外観を持つドイツのノイシュヴァンシュタイン城や、八角系を象徴的に取り入れた設計で知られるイタリア南部の城カステル・デル・モンテなどがあります。また、イギリスのウエストミンスター宮殿は議事堂として、バッキンガム宮殿は女王の公邸や執務の場として現在も使われており、ロンドンを象徴する建物です。
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サント・ドミンゴ - 城・宮殿,史跡・遺跡
オサマ要塞は、スペイン人による入植が始まり、サントドミンゴが建設された時期に造られました。要塞ができたのは16世紀初めで、建設を推進したのは当時の総督であるニコラス・デ・オバント。 目的は海賊の襲撃からサントドミンゴを守るためで、防衛の拠点としての役割を果たしていました。またオサマ川を見下ろす高台には、敬礼の塔と呼ばれる見張り台も。これは、港に出入りするヨーロッパの船舶を見張るためで、防衛と同時に監視の任務も担っていました。 要塞の周辺には大砲などが現在も残されており、当時の空気を今に伝えています。
サント・ドミンゴ - 城・宮殿
パンテオンは、ドミニカのために尽くした英雄たちが眠る霊廟です。そのなかには、歴代の総督や大統領も含まれています。イエズス会の教会として1714年に建てられのがその起源で、ルネサス様式の見事な外観をもっていました。 その後、工場や劇場として利用された時期を経て、1956年に霊廟として改築されたのが現在のパンテオンです。館内には、英雄の炎と呼ばれる火が燃え続けており、永眠した人々を見守っています。 またパンテオン入り口には、身動きせず、直立不動の姿勢で霊廟の守護にあたる兵士が姿が。改めて、ここが特別な場所だと感じさせてくれる光景といえます。
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