このページではミラノにある建築を紹介しています。建築は観光を楽しむ上で欠かせない要素ですよね。それぞれの時代精神を反映した建築様式やデザインを前にすれば、思わず心を奪われてしまいます。稀有な建築様式や、地域の歴史を反映した建物には、ユネスコ世界遺産に登録されているものも多くあり、観光名所になっています。ドイツのケルン大聖堂はゴシック様式としては世界最大級の建築で、重厚な存在感と美しいステンドグラスが特徴です。クメール建築の傑作であるアンコール・ワットや、インド=イスラーム文化の代表的建築として名高いタージ・マハル、キリスト教と土着神話のそれぞれの特徴が融合されたノルウェーのスターヴ教会も有名です。表現主義建築と言われるアイスランドのハットルグリムス教会は、噴き上がる溶岩をイメージした建物で人気を集めています。
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ドゥオモ/ガッレリア周辺 - 寺院・教会,モダン建築
サンタマリアプレッソサンサティロ教会は、イタリアのミラノのドゥオーモ広場の向かい側に位置します。日曜日以外は開館しており、入場料は無料です。 この教会は、9世紀頃まで聖サティロ教会があるという歴史があります。1482年に「奇跡を起こした」と言われる聖母イコンを安置する為に聖母教会が建築されました。 こちらの教会の特徴でもあり最大の見所は、14世紀のルネッサンス屈指の建築家兼画家であったドナート・ブラマンテが建築した内部の祭壇です。トリックアートとなっており、実際入り口付近からみると祭壇は幅が1mほどしかないのに奥行きがあるように見えます。内部は撮影が禁止である為、足を運んで自分の目で確かめたいものです。
ドゥオモ/ガッレリア周辺 - 城・宮殿,モダン建築
16世紀に建てられたマリーノ宮殿(パラッツォマリノ)はミラノの中心、スカラ広場にあります。 レオナルドダヴィンチの記念碑の正面にスカラ座、その反対側に宮殿が建っています。ジェノヴァの商人兼銀行家のトンマーゾ・マリーノにちなんで名付けられ、彼の家族の邸宅として作られたものです。 1861年からミラノの市庁舎として使われており、市民のためのイベント会場になっています。宮殿の裏側にはサン・フェデーレ広場、横にはビットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがあるので、観光やショッピング、食事を楽しむのに最適の場所です。
モンテ・ナポレオーネ通り - 建築,観光名所
ポルタ ガリバルディ駅の近くにあるTorri Unicreditは、ミラノでも有数の超高層ビル。駅周辺の再開発で建てられたもので、ミラノの新たなランドマークといえるビルです。 高さは231mあり、イタリアでも最も高い建物でもあります。アルゼンチン出身のシーザー・ペリが設計を担当し、曲面を活かしたガラス張りの外観は、モダンでスタイリッシュ。ファッションの最先端を行くミラノの先進的なイメージにマッチしています。 ただ残念ながら、イタリアの大手銀行であるUnicreditの本社ビルのため、一般の観光スポットと異なり、自由に中に入ることはできません。
モンテ・ナポレオーネ通り - モダン建築
ミラノのポルタ・ヌオーヴァ地区のマンゾーニ通り沿いに建つ宮殿。元々は18世紀に建てられたものですが、1820年に新古典主義様式で再建されました。 建築家のジロラーモ・アルガニーニがその役目を担い、長いファサードをもつ外観が特徴的な、優美でモダンな雰囲気の宮殿へと生まれ変わりました。窓の上には、三角形と曲線のティンパナムと呼ばれる装飾が施されているのもポイント。 建物の内部には2つの美しい庭園もあり、訪れた人目を癒やしてくれます。過去にはここで、高級時計ブランドのタグ・ホイヤーが新製品の発表会を開催したこともあるなど、現在でも宮殿として存在感を示しています。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会周辺 - モニュメント・記念碑,史跡・遺跡
最後の晩餐は、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画。イエス・キリストが処刑前夜に12人の弟子ととった晩餐の場で「12弟子の中の一人が私を裏切る」と予言した時の情景が描かれています。 高さ420㎝、幅910㎝の巨大なこの絵画はミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画となっており、1495年から制作に取りかかって1498年に完成したもの。ほとんどの作品が未完とも言われるダ・ヴィンチの作品の中で数少ない完成したものの1つです。 大変有名な作品のためひと目見ようと多くの観光客が訪れ、予約が必須です。
中央駅周辺 - モダン建築
ウニクレディト パビリオンは、ポルタ・ガリバルディ駅前にあるスポットです。 イタリア人建築家のミケーレ・デ・ルッキの作品で、天然木材と前面ガラスで覆われた独特の外観が特徴です。大きな流線型はまるでクジラを思わせる存在感で、最後部の高さは22mと大規模なスケールになっています。内部には、700人が収容できる大型のスペースが作られており、展示会やコンサート、ビジネスショーといった文化や経済の催し場として利用されています。 この建物を望む裏手には広い公園もあり、ミラノのアートな町並みを眺めながら散策ができます。
ミラノ - 建築,歴史スポット
ティチネーゼ門はミラノの5月24日広場に建つ門です。かつては市街地を流れていたナヴィリオ運河の東側に位置し、中世の雰囲気をよく残しています。1814年大理石で築かれました。ローマ神殿のような趣があり、ナヴィリオ地区のスポットにあげられている門です。 実はこの地区には、もう一つ同じ名前の門があります。少し北側に位置する旧門は、12世紀に築かれた城壁の一部でミラノの南を守る役割をしていました。 聖人のレリーフが刻まれ、門のアーチ型部分を路面電車が通っています。新旧2つの門が見れる貴重な体験ができる場所としても人気です。
ミラノ・リナーテ空港周辺 - モダン建築,旧市街・古い町並み
ヴィットーリオエマヌエーレ2世のガッレリアは、ガラス張りのドームの巨大なショッピングアーケードで、ドゥオーモの横にあります。 東京ディズニーランドがモデルにしたショッピングアーケードで、高級ブランドショップ、カフェ、レストランなどのお店が並んでいます。たくさんの人が集まるショッピングアーケードで、天井が高く開放的で、ショップの建物の上部に描かれたフレスコ画を見られます。 ショッピングアーケード内にある十字路には牡牛の絵が描いてあって、絵の上を踵で3回くるりと回ることができると、幸せになれると言われています。
ドゥオモ/ガッレリア周辺 - 建築,観光名所 ,インスタ映え
イタリアのミラノの中心部、モローネ通りにあるのが、Casa Manzoniです。 Casa Manzoniは、ルネッサンス様式のリバイバル建築で18世紀に建築された、マンゾーニ家の邸宅。イタリアの有名な作家、アレッサンドロ・マンゾーニが暮らしていた家としても有名。 現在は博物館として公開されており、8室の部屋にはオリジナルの装飾品や家具が残され、アレッサンドロ・マンゾーニの当時の生活を垣間見ることができます。1階には国立マンゾーニ研究センターと、4万冊以上の蔵書を誇る専門図書館もあり、立ち寄ってみると良いでしょう。
モンテ・ナポレオーネ通り - モダン建築
スカラ座広場のすぐ近くにあるCasa degli Omenoni(オメノーニの家)。1565年、宮廷お抱えの彫刻家であったレオーネ・レオーニが自宅として建てた建物です。 オメノーニとは巨人を意味し、その名の通り建物の外壁には8体の巨人像が施されています。巨人たちが3mほどの高さから通行人を見下ろすようにしていて、その存在感に圧倒。夜になるとよりインパクトが増し、急に出くわすと思わず声を上げてしまいそうになる程の大迫力を味わえます。 中には入ることができず外観のみの見学となりますが、見たことのない建物に興奮すること間違いなし。
ミラノ - モダン建築
トッレ・ブランカは、ミラノのパルコセンピオーネにある鉄でできたパノラマタワーです。イタリアでは景観を守るため、高層建築物に対する規制が厳しくなっています。そのため108.6mの高さをもつこの塔は、かなりの高層と言えます。 今では街のシンボルとなってドゥオモの街も眺められ、天気の良い日には遠くアルプスまでも見えます。 眺めをさえぎられることなく、360度のパノラマでの景色は最高の1枚を収めることができます。
ドゥオモ/ガッレリア周辺 - 建築,観光名所 ,インスタ映え
イタリアのミラノの中心部、サンフェデーレ広場のそば、マリーノ宮殿の裏手にあるのが、サン・フェデーレ教会です。 コモのカトリック教区の守護聖人である、コモの聖フィデリスをたたえたイエズス会の小さな教会。内部は高い柱の身廊やモザイク画に彩られ、静謐な空気がただよいます。シモーネ・ペテルザーノ作の「ピエタ」、ジョヴァンニ=バッティスタ・クレスピ作の「聖イグナティウスの幻視」は必見です。 ミラノの有名な作家のアレッサンドロ・マンゾーニの像が前にあり、マンゾーニはサン・フェデーレ教会によく通っていたことでも知られています。
ミラノ - モダン建築
ピエモンテ広場の高層ビルは高さ38mのビルで、マリオボルガートにより設計されたアールデコスタイルです。ミラノのピエモンテ広場に行くと必ず見える、まるで双子のようなビルですが微妙な違いがあるのも特徴的。 この高さで高層?と思ってしまいますが、建設された1920年代には、高さ28m以上の建物は建ってなかったため、この高さをはるかに超えた38mは高層と言われてきたようです。 ちなみに、現在イギリス1の高さを誇るのは、ユニクレジットタワーで高さは231mあります。新旧2つのビルはそれぞれの時代の歴史をよく伝えています。
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