モンテ・ナポレオーネ通り旅行のポイント
どんな街?
モンテナポレオーネ通りのあるミラノはイタリア・ロンバルディア州の州都。ファッションの世界的な流行発信地であると同時に、イタリアの景気を左右する金融都市でもあります。中世の時代にはミラノ公国の首都としても栄えました。古い歴史と文化を感じる町並みも魅力です。
見所は?
ミラノのランドマークと言えば、サンタ・マリア・ナシェンテ教会(ドゥオーモ)です。世界最大規模のゴシック様式の建物で、尖塔の上に輝くマリア像や青銅の門などが見どころ。またヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアもミラノ観光の定番です。
おすすめのグルメ
ミラノはアペリティーボというバール文化の発祥地です。アペリティーボとはディナー前に軽めに楽しむ食事とお酒のこと。特にナヴィリオ運河沿いには、ビュッフェスタイルでアペリティーボが楽しめるレストランが多数あります。
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モンテナポレオーネ通り周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■ギャレリア ディタリア
ギャレリア ディタリアは、ミラノの有名なスカラ座広場にできた美術館。オープンは2011年と比較的新しく、観光名所の多いミラノにできた新しい名所として話題のスポットとなっています。
美術館自体も、1800年代後半~1900年代初期にイタリア銀行として建てられた歴史的建造物で、その重厚な外観は鑑賞に値するものです。館内は当時の雰囲気を残していて、とてもエレガント。
収蔵品はマッキアイ・オーリ、ボッチョーに、デ・キリコなど近代の作品が中心で、ルネッサンス時代の作品を展示する美術館が多いミラノでは、独自の色を出しているコレクションとなっています。
ギャレリア ディタリア
イタリア / ミラノ / モンテ・ナポレオーネ通り
- Piazza della Scala 6, 20121 Milan, Italy
- +39 080 016 7619
- 火 - 水 9:30 - 18:30 木 9:30 - 21:30 金 - 日 9:30 - 18:30
■バガッティ ヴァルセッキ美術館
ミラノにあるバガッティ ヴァルセッキ美術館は、14世紀に建てられた由緒ある邸宅を利用しているのが大きな特徴。
美術館自体が見どころのひとつで、当初はバロック様式だったものを、ヴァルセッキ家のファウストとジュゼッペの2兄弟がルネッサンス様式に大改装。1974年までは実際に一家の邸宅として利用されていました。館内では当時のままの、ルネサッサンス様式のサロンや食堂、寝室などがが保存されており、中世の貴族の生活ぶりをうかがうことができます。
絵画や骨董品などのコレクションも展示されており、こちらも見逃せません。またミュージアムショップではお土産も購入可能です。アクセスはモンテナポレオーネ駅から徒歩5分。
バガッティ ヴァルセッキ美術館
イタリア / ミラノ / モンテ・ナポレオーネ通り
- Via Santa Spirito 10 Via Gesu' 5, 20121 Milan, Italy
- +39 02 7600 6132
- 火 - 日 13:00 - 17:45
■ポルディ ペッツォーリ美術館
品のいい貴族の館を利用している美術館、館内はタップリの空間と、ゆっくり鑑賞できるおしゃれなソファーが置かれています。見所はイタリアの絵画、ボッティチェッリの「書物の聖母」やポッライオーロの「若い貴婦人の肖像」を始めとして多くの名品が飾られています。イタリアの絵画に触れる時間を過ごしてみては?
ポルディ ペッツォーリ美術館
イタリア / ミラノ / ドゥオモ/ガッレリア周辺
- Via Alessandro Manzoni, 12, 20121 Milano MI, Italy
- +39 390 279 4889
- 10:00〜18:00(バガッティ・ヴァルセッキ博物館:13:00〜17:45) ※土は10:00〜21:00
- 火
ダ・ヴィンチの傑作『最後の晩餐』を見に行こう
最盛期ルネサンスの三大巨匠の一人として知られるレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作、『最後の晩餐』。この絵は、イタリアミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会付属のドメニコ会修道院の食堂壁画として描かれたもの。
聖書に書かれたイエス・キリスト最後の日の晩餐の情景を描いており、壁に描く際にはフレスコというのが常識であった時代に、キャンバスが主流のテンペラで描かれ注目を浴びました。彼の数少ない完成作品の一つです。
ヴェネツィアでゴンドラ遊覧!事前予約なら安心
イタリア北東部のアドリア海に浮かぶ水の都、ヴェネチア。14世紀頃に地中海を支配し莫大な富を築いた海運王国です。今でも街中には当時のままの豪華な建物が残っているのが特徴的です。本島内の交通手段はなんと船のみ。かつて貴族の移動手段であったゴンドラは、今は観光用として人気を集めています。また、街の景観はゴンドラから見たときに一番美しくなるように設計されているといいます。夜には建物の明かりが漏れるおとぎの世界のようなあたたかい情景が広がりますよ。憧れのヴェネチアゴンドラに揺られて映画の世界にいるような気分を満喫しましょう。現地では当日、予約が取れなかったり、高めの料金になっていることもありますので、事前予約がおすすめです。
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■Chiesa di San Francesco di Paola
Chiesa di San Francesco di Paolaは、マンゾーニ通りにあるカトリックの教会。イタリアのパオラで生まれた聖フランシスコを祀っていることでも知られています。
1727年に建設が始まり、その後長い歲月をかけて数度にわたる改修を経ながら、1891年に完成しました。バロック様式で建てられた教会は、クラッシックな雰囲気に満ちており、歴史的建造物としても見る価値があります。
内部に足を踏み入れれば、思わず厳粛な気持ちになっていまうほど、荘厳な空気が流れています。作曲家のリストが、聖フランシスコに影響を受けて曲を作ったのは有名なエピソードです。
Chiesa di San Francesco di Paola
イタリア / ミラノ / モンテ・ナポレオーネ通り
- Via Alessandro Manzoni 30, 20121 Milan, Italy
- +39 02 7600 2634
■Palazzo Borromeo d'Adda
ミラノのポルタ・ヌオーヴァ地区のマンゾーニ通り沿いに建つ宮殿。元々は18世紀に建てられたものですが、1820年に新古典主義様式で再建されました。
建築家のジロラーモ・アルガニーニがその役目を担い、長いファサードをもつ外観が特徴的な、優美でモダンな雰囲気の宮殿へと生まれ変わりました。窓の上には、三角形と曲線のティンパナムと呼ばれる装飾が施されているのもポイント。
建物の内部には2つの美しい庭園もあり、訪れた人目を癒やしてくれます。過去にはここで、高級時計ブランドのタグ・ホイヤーが新製品の発表会を開催したこともあるなど、現在でも宮殿として存在感を示しています。
■アレッサンドロ マンゾーニ博物館
アレッサンドロ マンゾーニは、イタリアの偉大な詩人・作家のひとり。ミラノの伯爵家に生まれで、ロマン主義の詩を多く発表し、作家としては「いいなづけ」が有名です。通りの名前になったり、肖像画が紙幣に採用されたりするほど、イタリア文学界において業績を残した人物です。
そのマンゾーニが晩年を過ごした邸宅を利用したのが、アレッサンドロ マンゾーニ博物館。ミラノの中心部から近く、入場は無料となってます。
マンゾーニが書き残した手紙や使用していた品々が展示されており、マンゾーニが使用していた書斎もそのまま保存されています。文学に興味のある人は、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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■マンゾーニ通り
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世界のファッションの中心地であるミラノ。そのミラノのファッション地区には、世界的な高級ブランドショップが立ち並んでいます。
マンゾーニ通りは、モンテナポレオーネ通り、スピーガ通り、ベネツィア通りとともに、ファッション地区を構成する主要道路となっています。
イタリア文学界の巨匠として知られる、アレッサンドロ マンゾーニにちなんでつけられたマンゾーニ通りは、プッブリチ公園からスカラ座にかけて伸びている通りで、ファッション好きならぜひ行きたい、アルマーニメガストアも通り沿いにあります。また路面電車のトラムが走っているのも特徴のひとつです。
■Teatro Manzoni
イタリア文学史にその名を残すアレッサンドロ マンゾーニ。生まれ故郷のミラノには、通り、駅、ホテル、博物館など、マンゾーニの名前にちなんだスポットを至る所で目にします。それだけマンゾーニの業績が偉大だった証拠でもあります。
Teatro Manzoniもそのひとつ。赤いシートが並んでいる館内は、クラシックな雰囲気も漂わせる造りとなっており、気分良く上演を楽しむことができます。
ただ偉大な作家の名前を冠していますが、上演される演目はバラエティに富んでおり、エンタテインメントなショーなどもあるので、気軽に出かけてみてはいかがでしょうか?
Teatro Manzoni
イタリア / ミラノ / モンテ・ナポレオーネ通り
- Via Alessandro Manzoni 42, 20121 Milan, Italy
- +39 02 763 6901
- 10:00 - 19:00
■Palazzo Morando
Palazzo Morandoは、モンテナポレオーネ通りからサンタアンドレア通りに入ったところにある美術館。Palazzoと冠しているだけあって、宮殿として使われていた歴史的に由緒ある建物を利用しています。
館内には円柱が立ち並ぶエリアがあったり、壁や天井にも凝った様式の装飾が施されており、美術館自体が見るに値するものとなっています。
常設展示されている絵画や彫刻も見どころですが、やはり企画展があればぜひチェックしたいところ。ミラノの美術館らしくファッション関連の展示も多く、有名なファッションウィークともなれば、こちらで関連の特別展が開催されることもあります。
ミラノの基本情報はこちら
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イタリアの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアや治安
残念ながら日本と比べるとイタリアは治安がいいとは言えません。マフィアの闘争は映画の中の話で、日本人が巻き込まれることが多いのは、スリや置き引き、詐欺などです。現地の人より無防備な観光客を狙うので、ローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど有名な観光地での被害が多いです。荷物は身体から離さないことです。空港では置き引きやスリ、無認可のタクシーに注意して下さい。駅や地下鉄の車内は混雑している時間帯が危ないです。ナポリのような南イタリアの夜間は特に危険度が高いです。比較的安全といわれるフィレンツェでも夜間の一人歩きはやめましょう。昼間でもいかにも観光客、と言った行動は避けるようにして下さい。
本場イタリアンを楽しむために気をつけたいこと
旅の楽しみの一つは食事です。心おきなく本場のイタリアンを味わうために、日本とは違う主なマナーを紹介します。まず、パスタはフォークだけで食べます。パスタを少量すくいフォークを立てて巻きつけます。巻き残りをすすりこむのはやめましょう。うまく一口分を巻き取れるように、普段から練習しておくといいですね。また、正式なイタリアンのコースの場合、パスタは前菜で、メインの魚料理か肉料理を合わせて頼みます。何人かで行くといろいろな料理を取ってシェアしたくなりますが、基本は1人1皿です。食後のコーヒーはエスプレッソです。イタリアでは食後の飲み物をゆっくり味わう習慣はないので、サクッと飲んで切り上げましょう。
イタリアの電車はなかなかこない? イタリアの交通機関について
個人旅行でのイタリア国内の移動には、バスや地下鉄、電車を利用します。イタリアでは電車が時刻通りに来ない場合もあるので、時間に余裕のないスケジュールを組むのも避けましょう。初心者でも比較的簡単に利用できるのは大きな都市間を移動するトレニタリア、イタロ、インターシティなどで切符はオンラインで購入できます。日本のような丁寧な車内放送はないので、降りる駅は周りの人に聞いたりして逃さないようにしましょう。一つの市内であれば、共通の一定時間乗れるチケットでバス、地下鉄、トラムが利用できます。タクシーは無認可の車に乗って料金をぼられないように、ホテルで呼んでもらうか、タクシー乗り場から乗りましょう。