このページでは北キプロスにある寺院・教会を紹介しています。国の歴史や宗教観の違いを感じられる寺院や教会は、旅行先でぜひ訪れたい観光名所です。美しく荘厳な雰囲気は、信仰心が薄くとも圧倒される魅力があります。日本では清水寺や千本鳥居で知られる伏見稲荷大社などがあります。アジアには有名な寺院が数多く存在しており、台湾の龍山寺や香港の嗇色園黄大仙廟(ウォンタイシン)は、地元の人々の生活に根づいた信仰心が感じられる場所です。鮮やかな色使いや造形美に加え、近年ではパワースポットしても注目されています。他にはイギリス屈指の歴史スポットであるロンドンのウェストミンスター寺院や、巨大なドーム内部にモザイク画が描かれたドイツのベルリン大聖堂、モスクワ・赤の広場に立つ聖ワシリイ大聖堂などが有名です。
関連するテーマ 旧市街・古い町並み 広場・公園 市場・夜市 モダン建築 史跡・遺跡 寺院・教会 城・宮殿 モニュメント・記念碑 複合遺産 文化遺産 自然遺産 砂漠・荒野 洞穴・鍾乳洞 森林・ジャングル 滝・河川・湖 草原・平原 山・渓谷 海岸・海 ビーチ・砂浜
カテゴリ
エリア
広告
1〜1件を表示 / 全1件
北キプロス - ビーチ・砂浜,海岸・海,モニュメント・記念碑,寺院・教会,史跡・遺跡
北キプロスは、「北キプロストルコ共和国」と言う名称を持つ少し変わった場所になっています。 国旗はトルコの国旗の色をひっくり返した物で、9割以上がトルコ系の住民になっており、公用語もトルコ語で、トルコの一部のようでトルコではないという場所です。美しいビーチや自然豊かなスポット、「サラミス遺跡」などの歴史スポットに、ショッピングスポットなど見どころが満載!新鮮なシーフードグルメを楽しめるレストランや、プライベートビーチを持つラグジュアリーなリゾートホテルなどもたくさんそろっており、トルコのリゾート地よりリーズナブルなのが特徴です。 この記事では北キプロスでオススメの観光スポットをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1〜5件を表示 / 全6件
北キプロス - 寺院・教会
マカイラス修道院は、ニコシアにあるマカイラスの山林に位置する、聖母マリアを崇拝する修道院です。ラザニアの村に近い、海抜約870mの所に、12世紀に建てられました。 その歴史は、ビザンチウムでの偶像破壊運動の時代に、隠者がアジアから密かに持ち帰った使徒ルカにより描かれたと言われる70の像の内の一つから始まったと伝えられています。洞窟で見つかった聖母マリアの像は「マカイラス」と呼ばれ、それを見つけた僧は、コンスタンチノープルへ旅立ち、1722年にビザンチン皇帝マヌエル・コムネノスから金銭的援助を得ることに成功、キプロスに戻り、修道士ニーロスにより小さな教会を作りました。彼が初代の修道院長となり、のちに、タマソスの司教となりました。 石板の碑文によると、修道院は1530年に焼失、聖母マリアの像だけが残りました。1697年に改装された修道院のレイアウトは長方形で、タイル張の木材屋根で覆われています。修道院の主要通路には、西側に柱のある素晴らしいプロピレアがあり、修道院の中には、聖母マリアの像やフレスコ画、シャンデリアがあります。
北キプロス - 寺院・教会
セリミエモスクは、北キプロス・トルコ共和国の首都ニコシアにある、ニコシアを代表するモスクです。 もともと、フランス統治時代の1209年~1228年に聖ソフィア大聖堂として建てられましたがが、1570年にオスマン帝国がニコシアを占領すると、大聖堂はモスクに転換されて、建物西側に、イスラームの権威を象徴する棟ミナレットが2本追加されました。この時、教会内にあったキリスト教の彫像やフレスコ画、ステンドグラスは全て撤去されました。1954年、オスマン帝国第11代皇帝のセリム2世の名にちなみ、セリミエ・ジャーミィと改名されたのです。 お祈りの時間は中に入れませんが、靴を脱いで中に入ると、外観は教会なのに中はモスクで興味深いです。
北キプロス - 寺院・教会
聖母マリアファネロメニスの神殿は、ニコシアの旧市街中心部、レドラ通りの隣の広場にある、正統派キリスト教の神聖な寺院です。 19世紀後半に建てられた、ニコシアで最も重要な教会の一つ。美しい建物の教会には、手書きの素晴らしい像があり、金箔の神殿やシャンデリアには息を呑むことでしょう。キプロスには重要な教会が多くありますが、聖母マリアファネロメニスの神殿は、最も美しいものの一つに数えられます。正統派の教会に行ったことがない人は特に訪れる価値がある教会。 学校や銀行、博物館、ショップなどに囲まれていて、周りにはお洒落なレストランやカフェテリアがたくさんあります。
北キプロス - 寺院・教会
南キプロスに位置するトロードス山脈に残るギリシャ正教の9つの聖堂と1つの修道院は、トロードス地方の壁画教会群としてユネスコの世界遺産に登録されています。11~16世紀に建てられた教会群は、土台は石造りの木造建築で、ビザンティン絵画の傑作である様々なテーマの美しいフレスコ画が残っています。 パナギアアシノウ教会も、この世界遺産のひとつです。 聖堂には、12世紀以降に描かれたビザンティン様式の美しいフレスコ画で埋め尽くされていまが、そのモチーフは、イエスや生女神マリア、聖人、預言者など、新約聖書に書かれている場面も多く描かれています。
北キプロス - 寺院・教会
聖キプロス教会と聖ウスティノフ教会は、メイコの古い住宅の中心部にある、アギオス・キプリアノスとアギア・イシュティーニを祀る、数少ない正教会のひとつです。 教会の鐘の塔と大聖堂は印象的で、この街のシンボルとなっています。教会の北部のトランセプトは14世紀に建てられたもので、ビザンチン教会の要素が採用されていました。その後、19世紀の半ばに教会の南部のトランセプトが建てられました。 教会の内部は、1818年に遡る木製の聖障で飾られていて、アギオス・キプリアノスとアギア・イシュティーニの聖人伝があります。また、1613年にダビデというアーティストが描いたアギオス・キプリアノスの重要な像もあり、特にヨーロッパ諸国、主にロシアや旧ソ連諸国など、海外からの礼拝者を魅了しています。
広告