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【世界遺産】エジプトの古代都市テーベで、ツタンカーメンの謎に迫る

古代のロマンが漂うナイル川添い、ルクソールの近郊に太陽神アメン=ラーの古代都市テーベと、その墓地遺跡があります。1979年に世界遺産の文化遺産に登録されました。 1000年あまりの長い間、エジプトの首都として栄華を誇ったいにしえの都です。かの有名なルクソール神殿や、ツタンカーメン王の墓もここにあります。今もなお研究が続けられ、考古学的には高い注目を浴びている場所です。考古学者になった気分で、地図を広げながら、ファラオ(王)にまつわる数々の謎に迫ってみたいものです。

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更新日: 2023年11月22日

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■神と王が住む街へ

ナイル川に沿ってカイロから北へ車で約8時間、国際空港があるルクソールの町は、意外なことに近代的な印象の都市です。しかしルクソールの歴史は古く、王家のロマンを秘めた場所として世界中の人を魅了しています。

紀元前3000年ごろから紀元前4000年ごろにかけて、ここにはすでにセペトという都市国家が築かれ、その後、約1700年間にわたって王国の中心として繁栄しました。

また、もともとテーベ(現ルクソール)で信仰されていた大気の守護、豊穣神アメン神と、エジプト王国の太陽神ラー信仰が融合し、アメン・ラーとなりました。そして、カルナック神殿はその信仰の中心となりました。

©UNESCO/The World Heritage Collection/Geoff Steven

■広大な神殿を歩く

©UNESCO/Emmanuel Pivard

古代都市テーベとその墓地遺跡は、ナイル川東岸と西岸に分けられます。東岸は「生者の住む世界」で、人々の居住区であり、有名な神殿もここで見られます。そのひとつカルナック神殿は総面積100ha以上にもおよぶ広大な神殿です。アメン大神殿やムートの神殿などから構成されており、紀元前2000年ころから紀元前100年ころまでに幾度も改修を繰り返したと推測されています。

©UNESCO/Emmanuel Pivard

カルナック神殿とともに有名なのが、ルクソール神殿です。カルナック神殿の副神殿として造られました。ラムセス2世の巨大な石像もここにあります。

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■紀元前の死者の世界へ

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

太陽が沈む方角に当たる西岸は「死者の世界(ネクロポリス)」といわれ、墓地のある王家の谷、王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿などがあります。高さ2.3mの台座に15.6mの像があるメムノンの巨像がそれらを守るようにあり、その先には、ラムセス2世の葬祭殿ラムセウムなどがあります。

王家の谷には、岩肌に数多くのファラオの岩窟墓地がありますが、最も有名なのがツタンカーメンの墓です。ほかの王の墓は盗掘にあっていますが、ツタンカーメンの墓は盗掘をまぬがれ、2000点以上の副葬品などが発見されました。

■テーベへのアクセス

難易度:★☆☆☆☆(駅をおりれば世界遺産到着)

徒歩もしくは、タクシー
所要時間:すべての遺跡を回るには1~2日

ルクソール国際空港からルクソール駅まで車で15分です。ルクソール駅からルクソール神殿まで約1km、カルナック神殿まで1.5kmあります。

■ファラオの世界へ導くツアー

【プライベートツアー】1日でルクソールの見どころを制覇!ルクソール西岸・東岸 1日ツアー<専用車+英語ガイド/チップ込/ルクソール発>

ルクソールの厳選スポット(西岸の王家の谷、ハトシェプスト葬祭殿、メムノンの巨像、東岸のカルナック神殿とルクソール神殿)を制覇する充実のツアーです。

【プライベートツアー】1日でルクソールの見どころを制覇!ルクソール西岸・東岸 1日ツアー<専用車+英語ガイド/チップ込/ルクソール発>

催行日:毎日/料金:USD125~/問い合わせ:VELTRA/日本語:NG(英語)

古代都市テーベとその墓地遺跡/Ancient Thebes with its Necropolis

LuxorEgypt
※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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