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【世界遺産】大都市・カイロで、エジプトの歴史地区散策

エジプトの首都・カイロは、アフリカで最も人口の多い大都市であり、アラブ文化圏の中心です。ビルが林立し近代的な姿を見せる国際都市である一方、イスラム地区の旧市街と、カイロ発祥の地であるオールド・カイロは、昔ながらのエジプトの素顔を見せてくれます。 1979年にこれらの歴史地区は「イスラム都市カイロ」として世界遺産の文化遺産に登録され、2007年に「カイロ歴史地区」と名称を改めました。1000塔以上のミナレット(塔)があることから、千の塔の都として親しまれています。また、郊外にあるギザのピラミッドへも、カイロを拠点に巡るのが一般的です。

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更新日: 2023年11月21日

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■軍事と交易で大都市に

カイロの歴史は、7世紀にイスラム帝国が侵攻し、フスタートという都市を築いたことに始まります。フスタートはエジプト支配の拠点であり、重要な役割を果たしました。やがて10世紀に入るとファーティマ朝がフスタートを征服し、ミスル・アル=カーヒラ(勝利者の軍事都市)を建設します。カーヒラの英語読みがカイロです。

© UNESCO/Jean-Jacques Gelbart

このころに多くの宮殿やアズハル・モスクも建設されています。そして12世紀、アイユービ朝のサラーフ・アッディーンによりエジプトの政府機能がカイロに集積され、13世紀~16世紀のマルムーク朝時代に、十字軍などの侵入を避けるとともに、交易で繁栄を極めました。

■モスクを訪ね歩く

©UNESCO/Spier-Donati, Marianne

カイロは世界最大級のイスラム都市らしい、人々の喧騒の中に優美さとエキゾチックさをもった街です。見どころは多く、時間をかけてゆったりと巡りたいところです。

© UNESCO/Jean-Jacques Gelbart

まず訪れるならばイスラム地区のモカッタムの丘にある城塞、シタデルがおすすめです。1176年に建てられたシタデルには軍事博物館などがありますが、何より市内を見渡すビューポイントとして人気です。またシタデルにはムハンマド・アリー・モスクとスレイマン・パシャ・モスクがあります。

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

モスクへ実際に行くのであれば、イブン・トゥールーン・モスクがおすすめです。9世紀に建設されたカイロに現存するモスクとしては最も古く、広い敷地とらせん状のミナレットをもつことで知られています。また、スーク(市)でショッピングを楽しむのもおすすめです

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■バザールで買い物を

© UNESCO/Giovanni Boccardi

イスラム地区を離れ、今度はオールド・カイロ(コプト地区)でも歴史散策を楽しめます。ギリシャ正教の教会や、ユダヤ教のシナゴーグなどのほか、バザールのハーン・アル=ハリーリも見どころのひとつとなっています。このバサールは14世紀のスルタン、バルクークの時代に開かれた市場で、宝石類や装飾品、金属細工、民族衣装、工芸品などがところ狭しと並べられています。

■空港からカイロ市街へのアクセス

難易度:★☆☆☆☆(駅をおりれば世界遺産到着)

リムジンバス、レンタカー、タクシー
所要時間:25分

カイロ国際空港(Cairo International Airport)から10月6日橋(6th of October Bridge)経由で約25分です。市内はメトロ(地下鉄)がありオールド・カイロへの移動に便利です。料金は1ポンドです。

■カイロの歴史地区を満喫するツアー

【プライベートツアー】ギザの3大ピラミッドとエジプト考古学博物館<終日/専用車+日本語ガイド/昼食付/チップ込/カイロ発>

©UNESCO/Rubén Cabezas

一生に一度は見たいピラミッドを午前中に見学、午後は20万点以上の至宝が展示されているエジプト考古学博物館をじっくり見学。エジプト料理のランチやバザール巡りも含まれる、カイロ発ツアーの決定版です。

【プライベートツアー】ギザの3大ピラミッドとエジプト考古学博物館<終日/専用車+日本語ガイド/昼食付/チップ込/カイロ発>

催行日:金曜を除く/料金:USD104~/問い合わせ:VELTRA/日本語:OK

©UNESCO/Véronique Dauge

カイロ歴史地区/Historic Cairo

Cairo Egypt
9:00~17:00(ムハンマド・アリー・モスク)
無休
料金:施設により異なる/※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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