なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
リスボンのアクティビティランキング
広告
■セニョール・ヴィーニョ(Sr. Vinho)
リスボンのファド・レストランの最初におすすめしたいのは「セニョール・ヴィーニョ(Sr. Vinho)」。
ラパ地区にある1975年創業の老舗。少々値ははりますが、一流のアーティストしか出演しないことで評判のファド・レストランなので、最高のファドを体験したい人におすすめです。
店内はコンパクトな造りになっており、すすり泣くようなギターの音色に乗せて、聴く者を圧倒するパワーと表現力の歌声が響き渡る様は、鳥肌が立つほどの衝撃でき。情感豊かなファドのパフォーマンスを前に、きっとあなたはファドの魅力の虜になってしまうことでしょう。
■クルベ・デ・ファド(Clube De Fado)
広告
2番目におすすめするリスボンのファド・レストランは「クルベ・デ・ファド(Clube De Fado)」。リスボンの古い街並みが残るアルファマ地区に建つ連日満員のファド・ハウス。
世界的に有名なギタリスト、マリオ・パシェーコがてがけるファドの名門店で、国際的に活躍するアーティストを数多く輩出しています。ショーの最中には赤を基調としたムーディーな照明が灯され、ひとたびギターの音色と歌声が響けば、瞬く間に奥深いファドの世界に引き込まれてしまいます。
ファド・レストランの食事は割高傾向にあるので、手軽にファドを楽しみたい際には、ディナーではなくワンドリンクで鑑賞してもいいですが、「クルベ・デ・ファド」に行くならば、ぜひミシュラン認定もされている定評のある料理もオーダーすることをおすすめします。ポルトガル名物であるバカリャウ(鱈)のグリルは評判なので、ぜひ味わってみてください。
クルベ デ ファド
ポルトガル / リスボン
- Rua de Sao Joao da Praca 92 | Alfama, Lisbon, Portugal
- +351 218 852 704
- 20:00~翌2:00
- なし
■オ・ファイア(O Faia)
3番目におすすめするリスボンのファド・レストランは「オ・ファイア(O Faia)」。1947年創業のリスボン有名ファドレストランのひとつで、出演アーティストはベテランから若手までの実力派揃いです。
落ち着いた雰囲気の店内は、気取らない雰囲気ながらも格調が感じられ、リスボンのしっとりした夜を味わうのにぴったり。しかし、ひとたび演奏が始まると、ダイナミックなパフォーマンスを前にアーティストと観客とが一体になるかのような熱気が店内を包みます。
素晴らしいファドの演奏と、ファドそのものが持つ迫力あるエネルギーを体で感じたい人は、ぜひ訪れてみてください。
■セベーラ(A Severa)
次に紹介するリスボンのファド・レストランは「セベーラ(A Severa)」。ファドの生みの親マリア・セベーラの名を店名に掲げるバイロ・アルト地区の老舗。
ポルトガル名物の装飾タイル「アズレージョ」が飾られた店内にステージはなく、演奏はすべて客席に近いフロアで繰り広げられるので迫力満点です。
パフォーマンスは、情感的な音色の演奏のみならず、出演者全員によって行われる合唱風のファドなどもあり、幅広いファドの形を楽しめる点が旅行者にも大人気です。演奏の合間には、この地方伝統のフォルクローレが観られることもあり、気軽な気分でファドを体験してみたいという初心者さんにもおすすめです。
■ファド・マイオール(Fado Maior)
リスボンのファド・レストランの最後におすすめしたいのは「ファド・マイオール(Fado Maior)」。狭い路地が入り組んだアルファマ地区のレゲイラ通りに建つファドハウス。素朴で家庭的なインテリアでまとめられた店内は心地よい雰囲気で、普段着のまま気軽にファドを楽しむのにおすすめです。
また、こちらはファドの友ポルトガル協会会長夫妻が経営するファドハウスでもあり、ステージには度々、ファディスタを志す日本人アーティストが登場することでも知られています。
ファドの魅力と日本人アーティストの技、それからポルトガルの家庭鍋料理「カタプラーナ」が絶品と評判なので、興味のある方は一度店を訪ねてみてはいかがですか?
もの悲しい寂しい曲のイメージがあるファドですが、中には陽気で楽しい気分にさせてくれる雰囲気のものもあるファド。奥深いファドの世界を覗きに、ぜひリスボンを訪れたらファドハウスを巡ってみてはいかがですか?