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【金沢】兼六園の見どころを徹底解説:庭園の美しさを堪能できる大名庭園

「兼六園」は、石川県金沢市にある、国の特別名勝にも指定されている、廻遊式の庭園です。広さは約11.7ヘクタールあり、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と並ぶ日本の三大庭園のひとつに数えられます。ミシュラン観光ガイドでも3つ星の最高評価を得た、うつくしい庭園です。庭園は心を休めたいとき、頭を整理したいときに訪れたりもしますが、そんな時、眺めを楽しむ「座観式」ではなく「廻遊式」で、体を動かしながら、うつくしい庭園巡りを楽しめる兼六園のつくりは、心身を健やかに保ってくれます。 今回はそんな日本のうつしい庭園「兼六園」にスポットを当てました。兼六園をより楽しめるための予備知識として「歴史的・作庭の成り立ち」や「兼六園巡りの見どころ」を、分かりやすく紹介します。また、周辺グルメやアクセス情報も合わせて紹介していきます。

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更新日: 2024年4月27日

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■「兼六園」の楽しみ方

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「兼六園」は11.7ヘクタールある広大な庭園です。庭園内には、さまざまな変化を楽しむために、起伏をつくったり、石段を設けたりしてあります。そして兼六園は、誰でも楽しんでもらえる工夫も、随所に施している庭園でもあります。そんな兼六園を存分に楽しめるよう、予備知識を用意しました。
まず「兼六園の成り立ち」について、そして庭園内を誰もが楽しめるよう庭園の見どころを「バリアフリーエリア」と「くまなく楽しめるエリア」に分けて紹介します。

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■「兼六園」の成り立ちについて

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「兼六園」は、石川県内・国内にとどまらず、世界からも「うつくしい庭園」として観光客が訪れる名所です。
兼六園は、元は加賀藩主の庭園として使われており、その庭園は加賀藩主に何代にもわたり受け継がれながら、壊され、造られしながら、現在の庭園に形成されていきました。加賀の藩主たちの作庭の歴史が兼六園を成り立たせていったのです。

続いて兼六園が造られていった成り立ちを「歴代藩主の作庭」の目線から、そして「廻遊式の庭園」の造りの目線から見ていきましょう。

「兼六園」の歴史について

金沢城石川門

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兼六園の歴史は、金沢のまちを加賀百万石の城下町として繁栄させてきた、加賀藩主前田利家を初藩主として、以後400年の歴史を知ることに始まります。
初代の前田利家が加賀藩主として入城したのが1583年。以後加賀藩は、明治の廃藩置県までの間、ずっと前田一族が十四代にわたり、藩主として金沢のまちを繁栄させてきました。その間には、三代藩主利常の妻に、二代将軍徳川秀忠の娘、珠姫を迎え入れ、さらに百万石の大藩への道を、確実なものにしていったいきさつもあります。

「兼六園」の作庭のはじまり

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兼六園は、加賀藩主前田家の五代藩主前田綱紀の時代に造られました。綱紀は金沢城に面した斜面に蓮池庭(れんちてい)を造り、その蓮池庭が、現在の兼六園につながっていきます。
その後、藩主の代が代わっていくなかで、徐々に広大な現在の庭園へと整備されていきました。現在の兼六園の形状に近い庭園がつくられたのは、十三代の幕末に近い時代の藩主前田斉泰のころになります。

「兼六園」の名の由来について

松平定信

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兼六園の名付けは。1822年(文政5年)当時の白河藩主松平定信によるものです。松平定信は、この庭園に宋代の詩人李格非の『洛陽名園記』と重ね合わせました。
詩人李格非は、その洛陽名園記のなかで、宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)を六勝とし、この六勝にふさわしい庭園が「湖園(こえん)」なのだと書き表しています。松平定信は、前田家の庭園もまた、この六勝を兼ね備えた庭園にふさわしいとして「兼六園」と名付けたのです。

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