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古代ローマが起源！マインツの歴史
最初に紹介するマインツの観光情報は「歴史」。マインツの起源は、紀元前にまでさかのぼります。初めは小さな集落が点在していただけですが、ゲルマン人の侵攻に備え、都市化していきました。そのため現在でも、マインツにはローマ時代の遺跡があります。
マインツは5世紀の終わり頃にフランク王国の支配下となり、8世紀にはボニファティウスという宣教師がマインツの司教に就任しました。ボニファティウスはドイツ人使徒とも呼ばれる聖人で、彼の存在によってマインツは宗教的に大きな意味を持つ都市となります。
1244年には都市特権を認められるまでになり、周辺の都市とライン都市同盟を結成しました。
マインツの大司教、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルクが免罪符を通して利益を得たことが、宗教改革の引き金となります。その際マインツ出身のグーテンベルクが開発した活版印刷技術が利用され、ドイツ語の聖書を大量に出版されました。
その後、30年戦争や第一次、第二次世界大戦で徹底的に街が破壊され、荒廃します。ですが再建され、現在、ラインラント＝プファルツ州の州都となっています。
外せない！マインツの定番観光地
次に紹介するマインツの観光情報は「定番観光地」。マインツに訪れたら必ず足を運びたいのが、マインツ大聖堂です。ケルンやトリーヤにある大聖堂と並ぶ、有名なロマネスク様式の大聖堂です。街の中心部にあるので、遠くからでもその存在が確認できます。教会のすぐ側では、定期的にマルクトという市場が開かれています。
マルクとが開かれる広場の一角には、マインツ出身で、ルネサンス期の三大発明の一つとして数えられる活版印刷を発明した、ヨハネスグーテンベルクの博物館があります。展示内容が充実しているので、歴史や活版印刷に興味が無い方でも楽しめます。
ほかにも、中心部から歩ける距離に聖ステファン教会という教会があります。マルク・シャガールという有名な画家が手がけたステンドグラスが有名で、青の教会とも呼ばれています。このステファン教会を訪れるためだけにマインツに来る観光客もいるほど。こちらにも、ぜひ足を伸ばしてみましょう。
マインツの穴場観光地も要チェック
3番目に紹介するマインツの観光情報は「穴場観光地」。マインツのおすすめ穴場観光地としては、隣街・ヴィースバーデンとの間にある、Theodor-Heuss-Bridgeという橋です。ヴィースバーデンからマインツへ行く際、マインツの街並みを一望できます。夕暮れ時は、特に美しい風景を楽しめます。
また、マインツは紀元前からある都市ということで、ローマの遺跡が残っています。ローマ時代の劇場や、大聖堂の隣にあるナーゲルゾイレなどのモニュメントも要チェックです。
さらにローマゲルマン博物館という博物館があるので、博物館好きの方にはおすすめです。
ワインの聖地！マインツで試したいご当地ワイン
4番目に紹介するマインツの観光情報は「ご当地ワイン」。マインツはドイツワイン協会連合の本部があり、マインツを含めたラインヘッセンという地域は、ドイツ最大のワイン栽培地域となっています。多くの優れた醸造業者がワインを生産しているので、マインズにはワインバーが点在しています。レストランでも多くのワインを取り揃えているので、ワインが好きな方はぜひ飲み比べしてみましょう。
ワインバーでは、日本ではなかなか手に入らない地元のワインを楽しめます。ワインに詳しくない方は、店員さんに相談してみましょう。自分の好みを伝えると、おすすめのワインを教えてくれます。
気に入ったワインが見つかった方は、持ち込み制限に注意して、日本に持って帰るといいでしょう。お土産としても喜ばれるはずです。
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マインツといったらサッカー
5番目に紹介するマインツの観光情報は「サッカー」。「マインツといったらサッカー」というイメージがある方も多いでしょう。FSVマインツ05というサッカーチームは、1905年に創立されたた歴史あるチームで、2017年現在、ブンデスリーガの一部で活動しています。
日本代表も務めた、日本を代表するサッカー選手・武藤嘉紀が、2015年からマインズのチームで活躍しています。既にチームを離れていますが、2013年から2015年まで、同じく日本代表を務めた岡崎慎司選手もマインツに在籍していました。
マインズにはFSVマインツ05のホームスタジアムがあるので、サッカー観戦がしたい方にもぴったりの街です。本場ドイツのサッカーを楽しみたい方は、サッカー観戦もおすすめです。
マインツに泊まるなら？ホテル情報
6番目に紹介するマインツの観光情報は「ホテル」。マインツの宿泊エリアとしては、中央駅付近、ライン川沿い、新市街エリア、旧市街エリアの四つがあります。
フランクフルト空港からマインツ中央駅、旧市街の最寄駅であるRömisches Theaterという駅まで電車で一本で行けるので、フランクフルト空港から、そしてフランクフルト中央駅からのアクセスを重視するのであれば、中央駅エリアや旧市街エリアがいいでしょう。
ショッピングをしたい方、もしくは観光地に近く、比較的安く宿泊したい方は、新市街エリアが便利です。ドイツらしい景色を楽しみたい方はライン川沿い、マインツの観光をたっぷり楽しみたい方は、旧市街エリアがおすすめです。
マインツはフランクフルトのような大都市に比べ観光客が少ないので、あまりホテルは多くありません。そのため、マインツへ行く予定の方は早めに予約しておくといいでしょう。安い所だと、大人2人1泊2日で、朝食込みでも1万円以下のところもあります。少し良いランクになると、1万5000円、もしくはそれ以上を考えておくと良いでしょう。
おすすめ観光シーズンとマインツのイベント
7番目に紹介するマインツの観光情報は「観光シーズンとイベント」。マインツは比較的どの季節でも観光しやすい都市といえます。真夏は平均最高気温が25℃前後、最低気温は15℃前後です。冬は2月が特に寒さが厳しく、平均最低気温は氷点下を下回り、最高気温でも5℃前後になることが多いです。ですが、雪が降ることはそんなに多くありません。
真夏は日照時間が長いので、遅くまで外でのんびりとワインやビールを楽しめます。真夏を避けたいという方は、初夏のシーズンがおすすめです。10月ごろからはぐっと寒くなり、天気も曇りがちになるので、春～夏の期間が観光しやすいでしょう。
また、マインツでは8月末から9月末の一定期間、ワイン祭りが行われます。マインツはワインの生産地として有名で、このワイン祭りはドイツのワイン祭りの中でもとても人気のイベントです。ワインがお好きな方は、このタイミングを狙って行きましょう。その際は、スリに気をつけてくださいね。
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さらに、ドイツはクリスマスマーケットの国としても有名です。クリスマスマーケットは、11月末からクリスマスの終わりまで開催されています。冬にマインツに行こうと思っている方は、クリスマスマーケットがやっている時期に行くといいかもしれません。
お土産ならチョコとグミが人気！
8番目に紹介するマインツの観光情報は「お土産」。マインツらしいお土産といっても、マインツはあまり観光地化されていないので、これといったものが見つかりづらいかもしれません。そんな時は、グーテンベルク博物館でお土産を見てみると良いでしょう。印刷された聖書の1ページは、タペストリーとして飾るのにぴったりです。
また、大量買いをするのであれば、スーパーでお土産を買うことをおすすめします。大量買いにぴったりなのが、ドイツのチョコレート。人気のミルカ、もしくはリッタースポーツというチョコレートメーカーの板チョコは、両方とも1ユーロ程度で買うことができます。リッタースポーツは、様々な味を詰め合わせたギフトボックスもあるので、それを買って職場に持って行くのもいいでしょう。
ほかにも定番なのは、ハリボーというグミです。日本では比較的高いのですが、ドイツでは1ユーロから買うことができます。
さらに、ドイツには多くのビオスーパーがあります。オーガニックの入浴剤やスキンケアグッズ、シャンプーなどを、比較的安く手に入れることができます。女性へのお土産にはもってこいですね。
日本からマインツまでのアクセス
9番目に紹介するマインツの観光情報は「アクセス」。マインツへは、フランクフルト空港から電車で一本で行くことができます。所要時間は約25分程度で、8.35ユーロかかります。フランクフルト空港までは、日本から直行便が多く出ているので、日本からのアクセスは良好です。
フランクフルトの中央駅からマインツの中央駅までは約35分程度かかります。マインツの中央駅からは長距離特急列車が多く発着しているので、ドイツの他の都市に足を運びたいという方にも、マインツはアクセスが良い都市といえます。
気になる治安情報は？
最後に紹介するマインツの観光情報は「治安」。マインツは比較的治安がいいので、ひとり旅や女性同士の旅行にもおすすめです。観光地としてあまり有名ではないからか、フランクフルトやベルリンなどといった人気観光地よりは、スリなどが少ないのも安心要素の一つです。
ですが日本とは違いますので、貴重品に注意すること、人通りが少ないところを夜一人で歩かないなどの注意が必要です。
旧市街のレストランは夜でも賑わっているので、大通りを歩けばあまり心配はいらないでしょう。
ドイツの穴場観光地・マインツを楽しもう
日本ではあまり聞かない都市・マインツですが、マインツには大聖堂やグーテンベルク博物館などの観光地があり、おいしいワインや美しいライン川の風景を楽しめる穴場観光地なのです。フランクフルト空港からのアクセスも良いので、日本からのマインツ観光はとてもおすすめです。
フランクフルト空港を利用するのであれば、ぜひマインツにも足を伸ばしてみてください。
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