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#スイスはチョコが大好きな国!?
スイスといえばチョコレートで有名ですが、どうしてでしょう?その理由を知るために、少しだけチョコレートの歴史を覗いてみましょう。
チョコレートの原料は、カカオ、砂糖、そしてミルクです。カカオの元であるカカオ豆が原産地の中南米からヨーロッパに渡ったのは15世紀。この時、スペイン人がカカオ豆の飲み物に砂糖を入れることを発明します。19世紀には、オランダでココアバターとココアパウダーに分離する方法が開発されます。そして1867年、スイス人ダニエル・ペーター氏が、ココアパウダーにミルクを加えることを発見します。
そう、世界で最初にミルクチョコレートを作ったのはスイス人なのです。チョコレートの歴史に、スイスは深く関わっていたのですね。
ではいよいよ、スイスチョコレートを代表するブランド11店を巡りましょう!
■カイエ(Cailler)
最初におすすめするスイスチョコは「カイエ(Cailler)」。
スイス最古のチョコレートブランドですが、その存在は長くスイス国外には知らされませんでした。ミルクチョコレートを世界で最初に発売したのが同社です。
その伝統を受け継いだ現在も、カイエでは、工場から30キロ圏内に放牧されている牛たちのミルク、しかも練乳を使っています。独特なクリーミーさが特長ですが、現在日本での販売はありません。食べてみたいですよね!
■リンツ(Lindt)
2番目におすすめするスイスチョコは「リンツ(Lindt)」。
お土産にもらってはじめて食べた海外のチョコレート、その滑らかさに衝撃を受けた人は多いと思います。そのチョコレートがリンツ社のものであったことも多かったのでは?リンツ社も、スイスで歴史あるチョコレートブランドの一つです。
独自の製法によって生みだされた「滑らかさ」は、それまでのチョコレートの食感を大きく変えました。日本での人気・知名度も抜群ですよね。通信販売で購入できる他、東京・南青山には直営のカフェがあります。
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■レダラッハ(Laderach)
続いておすすめのスイスチョコは「レダラッハ(Laderach)」。
1962年の創業のチョコレート店ですが、そのおいしさは口コミで広がっています。量り売りのフレッシュチョコレートが看板商品で、ナッツ入りやベリー入りのもの、ミルクやダークなどフレーバーの種類も豊富です。
2017年3月に三越銀座に常設店が開店、100gが1,800円(税抜)というお値段ですが、あっという間になくなっちゃうとか!機会のある方は是非一度お試しあれ!
■スシャール(Suchard)
4番目におすすめするスイスチョコは「スシャール(Suchard)」。
スイスでも最古のチョコレートブランドの一つ。創業者のフィリップ・スシャール氏が発明したミキサーによって、それまで液体だったチョコレートを固形のお菓子に変えました。
また、スイス軍にはじめてチョコレートを納入したブランドでもあります。最高級の品質を誇り、クーベルチュールチョコレートととして世界中のチョコ職人・菓子職人に愛用されているブランドです。
■フレイ(Frey)
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続いておすすめのスイスチョコは「フレイ(Frey)」。
スイスで最も食べられているチョコレートブランドがこちら。フレイ社は創業はチョコレート専門店でしたが、現在は「ミグロ」というスイスのスーパーマーケットの傘下にあります。
量販店のプライベートブランドというわけですが、おいしさと品質は折り紙付き。販売するチョコの種類は100を超えるといいます。スイス旅行の際には、スーパーマーケットのチョコもチェックしましょう!
■トブラローネ(Toblerone)
次に紹介するスイスチョコは「トブラローネ(Toblerone)」。
黄色っぽいベージュの細長い三角錐のパッケージを開けると、ブロックのような形のチョコレートバーが現れます。手で折って口に放り込むと、クラッシュアーモンド入りのヌガーとミルクチョコレートが甘く優しくくだける食感も楽しいチョコレートです。
ところでこの個性的な形ですが、マッターホルンを象ったとか、スイス国境の戦車進入防止用構造物がモデルとか、諸説あるようです。
■シュプリュングリ(Spruengli)
7番目におすすめするスイスチョコは「シュプリュングリ(Spruengli)」。
スイス最大の都市チューリッヒでもっとも有名なチョコレート店がこちら。チューリッヒを中心にスイス国内に10店舗を経営しています。
中央駅近くにある本店は、1階はショップ、2階はカフェになっていて、地元の人達で大盛況。一番のおすすめはひとくちサイズのマカロン「ルクセンブルゲリ」。他にもコーヒー豆や秋限定のマロングラッセが絶品です。
■ステットラー(Chocolaterie-Stettler)
次に紹介するスイスチョコは「ステットラー(Chocolaterie-Stettler)」。
四角く区切られココアパウダーを纏った生チョコ。はじめて食べたときはその口溶けと舌に残ったココアの苦さに「大人のチョコレートだ」と感動しました。
そんな生チョコレートの中でも幻とされている「パヴェ・ド・ジュネーブ 」で有名なステットラーは、ジュネーブにお店を構えています。日本でも人気が高く、バレンタインの催事に毎年出店されています。
■バッハマン(Bachmann)
最後におすすめするスイスチョコは「バッハマン(Bachmann)」。
スイス中部の都市ルツェルンは、ルツェルン湖のほとりにある観光都市ですが、チョコレートの街としても有名です。そんなルツェルンの老舗洋菓子店がこのお店。
現在の経営者はご兄弟で、両親が経営していたベーカリー店も引き継いでいます。バリエーション豊かなチョコレートは、まろやかで上品な甘さが人気です。最近はチューリッヒなどにも店舗進出中です。