【ロシア】シベリアに広がる大自然の世界遺産「アルタイの黄金山地」

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アルタイの黄金山地

アルタイの黄金山地は、1998年に登録されたロシアの世界遺産です。西シベリアからモンゴルにまたがるアルタイ山脈の中のロシア領内、アルタイ自然保護区、カトゥン自然保護区、テレツコイェ湖、ベルーハ山、ウコク高原を含む地域が登録対象となっています。
希少な野生生物の生息地としても知られており、自然環境に恵まれた地域となっています。

テレツコイェ湖

テレツコイェ湖はアルタイ山脈にある湖で、最大水深325m、世界で25番目に深い湖です。

600mから1300mの山々に囲まれたテレツコイェ湖は、幅が5ｋｍ程と面積が小さい割に水深がかなり深い湖となっています。

水の透明度は6mから14mとかなり高く、湖水はビーヤ川やオビ川を経て北極海に流れ出ています。

ベルーハ山

ベルーハ山は、アルタイ山脈のロシアとカザフスタン国境にある山で、標高4506mのアルタイ山脈最高峰の山です。

西峰と東峰の二つの峰がロシアとカザフスタンとの国境になっており、カトゥン山地に属しています。

代理店を通さずに単独で行く場合は特別な国境地帯許可証が必要です。

ウコク高原

ウコク高原は、ロシアのシベリア南西部のアルタイ山脈地方に広がる大草原です。

ウコク高原は多くの考古学的成果を挙げている場所としても有名で、バジリク古墳群、ミイラなども発掘されています。

また、ウコク高原にユキヒョウなどの絶滅危惧種が生息していることや、自然環境が良好に保たれていることも世界遺産へ登録される理由となりました。