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【沖縄】首里城跡の御庭(うなー)とは?何のためあるのか歴史を紐解こう!

※首里城公園(有料施設を含む園内施設)は2019年10月の正殿火災の影響により、立ち入りが制限されています。最新情報は、公式サイトにてご確認ください。 首里城公園:http://oki-park.jp/shurijo/ 世界遺産に登録されている沖縄本島で有名な観光地である首里城跡について、特に正殿のすぐ近くにある「御庭(うなー)」に的を絞ってご紹介します。「御庭(うなー)」とは中庭広場のことで、昔から琉球王国において儀礼を行う場所として重要な位置を占めていました。広場はオレンジと白の縞模様でデザインされていて、見学者に当時の姿を時代を越えて示しています。そして首里城跡の周辺では、多くのお店で沖縄そばやアイスクリームなどが提供されています。首里城見学の合間に一息つくことができてとても便利です。沖縄に旅行に出かける時には、是非首里城公園を訪れてみてはいかがでしょうか?

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更新日: 2024年4月27日

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首里城跡にある御庭(うなー)ってどこにあるの?

首里城跡には、王の居住する「正殿(せいでん)」・行政施設である「北殿」・儀礼などに利用された「南殿」・入口となる「奉神門」で四方を囲まれた中庭広場があり、それは「御庭(うなー)」と呼ばれています。ここでは年間を通して琉球王国によって多種多様な儀式が行われていました。御庭(うなー)はオレンジと白の縞模様が特徴的です。

首里城御庭(うなー)の先には?首里城正殿

奉神門をまっすぐ東に進むと、御庭(うなー)の先に首里城正殿があります。首里城正殿は歴代の琉球王国の王様が居住していた邸宅で、二層三階建ての構造になっています。琉球王国最大の木造建造物である首里城正殿ですが、内部は国王の象徴として「龍」が多くデザインされています。首里城正殿は2000年に世界遺産に登録されています。

首里城御庭(うなー)は色違い?磚(せん)と浮道の役目とは?

首里城御庭(うなー)は、オレンジと白の縞模様でデザインされています。「磚(せん)」というタイル状の敷き瓦が使われています。儀式の時に、諸官が位別に並ぶ際の目印になっていました。そして御庭(うなー)の中央には「浮道(うきみち)」と呼ばれるオレンジの道があって、国王や中国皇帝からの使者など限られた人たちだけが通行を許可されていました。

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首里城御庭(うなー)を見学したい‼料金やアクセスは?

首里城公園には有料エリアと無料エリアがあって、守礼門などは無料で見学できますが、奉神門から中のエリアはすべて有料となっています。料金は大人820円・高校生620円・小中学生310円・6歳未満無料になっています。首里城公園は、ゆいレール「首里駅」から西に700mほどの場所にあります。公園内には駐車場も完備されています。

【沖縄】御庭(うなー)のある首里城ってどんな所?

首里城は、沖縄県那覇市首里にある琉球王国のグスク(御城)の城趾です。小高い丘に立地していて、海外貿易で栄えていた那覇港を見下ろす位置にありました。1945年の沖縄戦などで首里城はほとんど破壊されてしまいましたが、1992年には正殿などが復元されています。オリジナルのものは13世紀~14世紀頃に建てられていて、中国の城の影響を強く受けています。

【沖縄】首里城以外にもある御庭(うなー)どんな使われ方をしていたの?

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沖縄県うるま市にある「勝連城跡」にも御庭(うなー)があります。14世紀初頭に建てられたグスク(御城)である勝連城(かつれんじょう)ですが、この城は山を利用して造られています。勝連城において御庭(うなー)は「三の曲輪(くるわ)」に広がる広場で、前方の「二の曲輪(くるわ)」にある舎殿をあがめる空間配置になっています。首里城を始め多くのグスクがこのような配置で造られています。

首里城御庭(うなー)で琉球舞踊を観賞しよう

Ryukyuan-style dance performance

「御庭(うなー)」の南側に位置している「下之御庭(しちゃぬうなー)」の西側にある「系図座(けいずざ)」と「用物座(ようもつざ)」では、琉球舞踊を鑑賞することができます。毎週水曜日・金曜日・土曜日・日曜日・祝日に1日3回(11:00・14:00・16:00)行われています。荒天時などには中止になることがあります。ちなみに料金は無料です。

首里城御庭(うなー)の後に必ず見たい御差床(うさすか)

「御差床(うさすか)」は、国王が座る玉座のことです。首里城正殿の一階と二階にひとつずつあります。正殿一階は「下庫理(しちゃぐい)」と呼ばれていて、国王自らが政治を執り行っていました。正殿二階は「大庫理(うふぐい)」と呼ばれていて、国王の他に主に王妃や女官たちが利用していました。特に二階の御差床は絢爛豪華な造りになっていて、見逃せません。

首里城御庭(うなー)の北側の北殿(ほくでん)は見逃せません!

首里城御庭(うなー)の北側には「北殿(ほくでん)」があります。1506~1521年頃の創建とされていて、琉球王国の行政施設として機能していました。2000年に開催された沖縄サミットの晩餐会で使用された場所としても知られています。館内にはミュージアムショップやミュージアムカフェも併設されていて、琉球王国について詳しく知ることができます。

ほッと一息首里城鎖之間でさんぴん茶を味わおう

首里城南殿は、書院や鎖之間(さすのま)と渡り廊下でつながっています。「鎖之間」は王子などの控え所で、役人たちを招き入れる施設でもありました。現在「鎖之間」では、琉球王国時代の「花ぼうる」など4種類の伝統菓子を「さんぴん茶(ジャスミン茶)」と一緒に味わうことができます。利用時間は9:30~18:00(ラストオーダー17:30)で、料金は310円です。

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