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イランの基本情報まとめ!
国名:Iran/イラン
正式国名:イラン・イスラム共和国
首都:テヘラン
国旗:上から緑・白・赤の3色の横帯から成り、緑と白の境目と白と赤の境目には聖句「アッラー・アクバル」(神は偉大なり)が繰り返し描かれている。中央にはイランの国章が描かれており、縦横4:7の比率の長方形。
国歌:イラン・イスラム共和国国歌
面積:164万8000km(世界第17番目)
人口:7910万人
民族:ペルシア人約51%、アゼリ人約25%。その他アゼリ系トルコ、クルド人、アラブ人等
宗教:イスラム教(90%がシーア派、9%がスンナ派)
言語:公用語はペルシア語、その他トルコ語,クルド語等(英語も通じる)
日本とテヘランの時差
:−5.5時間(日本時間から5.5時間引いた時間が現地時間)
※サマータイム中は-4.5時間
電圧:220V
※日本は100Vのため「100-240V」と表記のない電化製品を使う場合は変圧器が必要。
コンセントの形状:C型
※日本はA型のため、日本の電化製品を使う場合は変換プラグ(アダプター)が必要。
観光ビザ:必要(パスポートの残存有効期間が入国時に6ヶ月以上、未使用の査証欄が見開きで2頁以上必要)。
外務省 海外安全ホームページ
イラン旅行のベストシーズンは?
イランの首都テヘランは内陸の高地にあります。季節による寒暖の差が激しく、テヘランの夏は非常に暑く、乾燥しています。日によっては40度を超えることもあります。一方、冬は非常に寒く、気温は氷点下まで下がり、雪が降ることもあります。
テヘランへの旅行のベストシーズンは、真夏と真冬を避け、草花が美しい春(3月後半から5月)か、実りの秋(10月~11月)がおすすめです。一年の中でも最も過ごしやすい穏やかな気候で、快適に旅行を楽しむことができます。
そうはいっても地域による差もあります。例えば、ペルシャ湾沿岸部は冬でも温暖で比較的過ごしやすく、西部の高原地帯やカスピ海沿岸部は夏でも比較的涼しいといわれています。
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イランへは何泊で行くのがいい?
中東諸国の中でも世界遺産が多いことで知られているイラン。2019年7月現在ペルセポリスをはじめ、イラン国内で登録されている世界遺産の数は24件(文化遺産が22件、自然遺産が2件)!この他にも古代遺跡、威厳あるモスクや歴史ある街並み、バザールなど、観光名所が随所にあり、世界中から注目を集めています。
そんな見どころ満載の国、イランへの観光は、テヘランを中心に2泊5日、テヘランの他にも周辺のシラーズ、イスファハン、ペルセポリスにまで足を伸ばす場合は3泊6日から行くことが可能です。
旅行日数が長くなればなるほど周遊できる都市や観光スポットは増えますが、「とりあえずテヘランを抑えておこう」と考えている方は、2泊3日~3泊6日あれば、なんとかなります!
ツアーで行く?ホテル+航空券?予算を考えよう!
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イラン旅行が初めてだという方は、航空券とホテルがセットになっているパッケージツアーがおすすめです。もちろん自分で航空券とホテルを手配することは可能ですが、初めての国に行く場合、何かと不安がつきものですので、ここは旅行会社に任せた方が無難です。
ツアーだと、短い期間であっても観光スポットを効率よく回ることができますので、イランの魅力を十分に満喫することができますよ。
日本からイランへの最短のツアーは2泊5日からあり、ツアー料金は20万円~25万円です。5泊8日で約40万円です。日本の大型連休や年末年始と重なる日程だと更に高くなる傾向にあります。
あると便利な持ち物は?服装は?
国民のほとんどが敬虔なイスラム教徒(シーア派)のイランは、男女ともに肌の露出に対し、厳しい制限があります。
特に女性は顔と手以外に肌を露出することが禁じられています。体のラインを出すことも禁じられていますので、髪の毛はスカーフで覆い、全身を包み込む服装が基本です。
男性の場合も短パンやタンクトップなど過度に肌が露出する服装は控え、夏でも襟がついている長袖の服と長ズボンが理想です。西洋の文化を象徴するネクタイの着用に関しては、たとえフォーマルな場であっても不要です。
この他、持って行きたいものにスマホ等の通信機器がありますが、イランではインターネットに規制があります。そのため、イランでもインターネットを使用したいという方は、入国前にVPN(イラン国外からのアクセスを装う接続方法)を契約しておくことをおすすめします。
イラン国内の通貨は?物価は?カードは使える?
イランの通貨は「リアル(リヤル)」といいます。イランリアルは現地でしか入手できませんので、日本からドルを持ち込み、イランに到着したら、リアルに両替することになります。イラン国内では、アメリカからの経済制裁の影響でクレジットカードを含む海外のサービスが使えません(アメリカとの外交関係は悪くなってはいますが、通貨としてのドルは信頼されているということです)。VISAやMastercardを使用することができませんので、滞在中に必要なお金は現金で持っていくことになります。
テヘラン空港に到着したら、そこでドルをリアルに両替します。空港以外で両替をする場合は、街中で札束を持って立っている人に両替をお願いするしかありません。その場合、「リアル」ではなく、「トマン」といわれることがありますので、ご注意ください。トマンは、リアルの10分の1の単位をいいます。慣れるまで混乱するかもしれません。