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小さいけれど厳かな聖地「白銀堂」とは?
沖縄・糸満を代表する拝所である白銀堂は、本土の神社のような存在となっており、旧正月になると地元の人々で賑わいをみせているほか、旧暦の5月4日の糸満ハーレーの優勝チームを先頭にし参拝、競技の報告をする習わしが続いています。境内にはサンゴの巨石がいるほか、自然の鍾乳石は豊漁と航海の安全を司る神様として祀られています。
白銀堂はどこにあるの?
白銀堂は、沖縄県糸満市に位置しており、沖縄本島の最南端となります。この地域は、沖縄線の終戦地でもあるので、平和記念資料館も設置されています。漁業が盛んな地域ですが、漁業以外にも農業や畜産業も盛んとなっています。そのほか、ガラス工芸などの伝統工芸や伝統的なイベントも盛んに行われており、沖縄の雰囲気をより濃く楽しむことができます。
境内にある隆起サンゴの巨石にも注目!
■白銀堂
海の町として知られている糸満市にある白銀堂の境内には隆起サンゴがあるのがこの神社の特徴でもあります。この隆起サンゴは、約200年前までこの場所が海だったことを証明しているサンゴでもあります。住宅地の中にありながら、独自の雰囲気がある場所で、隆起サンゴを通じて、不思議なパワーを感じることができ地元の人々にも人気となっています。
鳥居の奥にある小さな拝所に手を合わせよう
白銀堂の鳥居の奥に進むと小さな拝所(岩穴を祀るイビ)があり、今では入ることができないように囲いが設けられています。囲いがありますが、お賽銭を入れることが可能となっているほか、神職だけでなく一般人も拝むことが可能となっていますので、境内に入ったら鳥居の奥に進んでいくとより神秘的な空間を感じることができます。
参拝の際にお賽銭ができる!
前項でも述べていますが、鳥居の奥には拝所があり、そこには囲いが設けられていますが、お賽銭を入れることが可能となっているので、気軽に参拝することができます。沖縄の昔話にもなっている神社ですので、地元の方々も信仰も厚く、お正月や旧正月、元旦などには多くの人々が参拝に訪れ賑わいを見せているのが特徴的です。
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白銀堂のご利益とは?
白銀堂のご利益は、豊漁と航海の安全となっており、境内に位置する「シロガネの御イベ」と呼ばれている自然の鍾乳洞がそのご利益の神様として祀られています。海の安全や、海でのお仕事をする方々の参拝も多く、漁のシーズンや正月シーズンになると多くの人々がパワーを頂きに白銀堂に参拝している光景をみることができます。
伝統的なイベント「糸満ハーレー」の優勝者が報告に訪れるならわし
白銀堂では、旧暦行事の祭祀が行われているほか、伝統的なイベントが開催される場所としても知られており、大漁と航海の安全を祈願して行われる「糸満ハーレー」では、競技で優勝した者が先頭で参拝を行う習わしが続いています。糸満ハーレーは、全長8mの船体となっており、船首を龍の頭、船尾を龍の尾に見立てて飾りつけられており、海面を泳ぐ龍の戦いが楽しめます。
白銀堂にまつわる有名な格言とは?
白銀堂には有名な格言(黄金言葉)があります。「意地ぬ出じらぁ手引き 手ぬ出じらぁ意地引き(腹が立ったら手を出さないようにし、手が出そうになったら心を鎮めなさい)」という格言で、地元の人々も大切にしている格言とされています。この格言の由来は薩摩の侍と糸満の漁師の伝説、2つの説からきているとされています。
格言の由来となっている言い伝えとは?
前項でも少し述べた格言の由来となっている、薩摩の侍と糸満の漁師の伝説。漁師が漁の途中で遭難してしまい、漁具と船を失ってしまい、薩摩の武士からお金を借ります。ところが不漁が続いたため、支払いが滞ってしまいました。侍は腹が立ち、切り捨てようとしましたが、漁師が沖縄のことわざでもある前項の格言を言って許しを請うことができ、その後の武士にも良い影響があったという伝説が由来となっています。
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白銀堂の営業時間は?トイレや駐車場はあるの?
白銀堂の営業時間・定休日・利用料金というものはなく、何時でも時間帯を気にせず、イベント時や参拝したい時などは気軽に立ち入ることが可能となっています。無料の駐車場もあり、車でのアクセスも可能となっています。また、神社内の設備として公衆トイレがありますので、イベントなどが開催された時も安心して利用することができます。
白銀堂への行き方は?
白銀堂は、沖縄県糸満市に位置しており、那覇空港から車の場合、国道256号線を糸満方面へ進み約25分ほどとなっています。沖縄自動車道からは豊見城ICから約30分となっています。路線バスを利用の場合、白銀堂前バス停から徒歩で約1分の場所となっているほか、糸満ロータリーから近いのでアクセスしやすくなっています。
周辺のおすすめホテル1:古民家を再生したコンドミニアム「South Island」
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古民家をリノベーションした宿泊施設で、滞在中は1棟借りることができるスタイルとなっているので、ファミリーやグループでの利用にもおすすめとなっています。料金は5名まで1泊15,000円となっており、6名からは1人2,000円となっています。最大12人まで宿泊が可能となっています。リゾートと太陽をコンセプトとしており、居心地の良い空間が広がっているのが特徴的です。
South Island
- 沖縄県糸満市糸満1938
- 098-858-7176
- 白銀堂から徒歩12分
周辺のおすすめホテル2:リーズナブルで好立地な宿「南海ホテル糸満」
那覇空港から車で約20分、モノレール市役所前から徒歩5分の場所に位置する南海ホテル糸満は、アクセスに優れているほか、リーズナブルに宿泊できるホテルとなっています。客室はシンプルかつ機能的な設備が完備されており、快適に過ごすことができます。また駐車場は3台収容可能となっており、要予約となっています。
南海ホテル糸満
- 沖縄県糸満市糸満1981-1
- 098-992-3229
- 那覇空港より車で20分
周辺のおすすめ飲食店1:沖縄そばが人気の昔ながらのお店「たんぽぽ食堂」
白銀堂からすぐの場所に位置するたんぽぽ食堂は、沖縄そばと沖縄料理の専門店で、昔ながらの味わいが楽しめます。地元の人々にも人気のお店となっているほか、庶民的な雰囲気と食事を堪能したい方にもおすすめです。また、価格もリーズナブルな設定となっているので、バラエティー豊かな沖縄料理を堪能することが可能となっています。
たんぽぽ食堂
- 沖縄県糸満市字糸満2042-18
- 10:30~18:30
- 日曜日
- 白銀堂から徒歩1分
周辺のおすすめ飲食店2:洗練されたおしゃれな店内「cafe MONDOOR」
白銀堂から徒歩9分の場所に位置するカフェで、店内は居心地の良い空間が広がっています。オーナーは世界中のカフェを巡ってきており、こだわりの1杯を堪能することができます。こだわりの食器を使用してのブレンドコーヒーのほか、スイーツのメニューも充実しており、ゆっくりと流れる癒しのひと時を楽しむことができます。
cafe MONDOOR
- 沖縄県糸満市糸満967-11 太田アパート 2F
- 080-3187-2319
- 月曜日〜金曜日 12:00-19:00土・日曜日 12:00-20:00
- 不定休
- 白銀堂から徒歩9分
まとめ
より濃く沖縄の雰囲気が楽しめる糸満市。沖縄戦の最後の場所としても有名で、観光客の方々も多く足を運んでいるエリアとなっています。その糸満市には、伝統ある行事が多数開催されているほか、地元の人々に愛されている白銀堂や、その周辺のお店など、魅力がいっぱい。訪れた際にはゆっくりと足を運んでみてはいかがでしようか。
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