雲南省旅行のポイント
どんな街?
雲南省は、ミャンマー、ラオス、ベトナムと国境を接する中国西南部の省です。イ族をはじめ多くの少数民族が暮らす地域で、標高が高く北部はヒマラヤ山脈に続きます。民族文化に触れられるほか、湖や深い渓谷などの美しい風景も望めます。
見所は?
雲南省の観光スポットと言えば少数民族の村が実物大で再現されている昆明市の雲南民族村。石畳の道に並ぶ建物が懐かしさを感じさせる麗江古城、バードウォッチングも楽しめるテン池、古い遺跡のある西山森林公園など見所がたくさんあります。
おすすめのグルメ
雲南省では過橋米線(米を使った汁麺)やキノコ鍋が名物。あっさりとした優しい味のスープが多く、汽鍋雞などもその1つです。タイ族の料理(餌絲の炒めものなど)も楽しめるほか、味噌や納豆など、日本食のルーツとも言える発酵食品もあります。
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雲南省でおすすめの観光スポットを紹介!
■雲南民族村
雲南民族村は昆明市内南にあるテン池の北岸に位置し、中国の少数民族の文化や生活などが再現されたテーマパークである。広大な敷地には、各民族の伝統的住居が再現され、生活する人々の姿を見学出来る。また、各民族の音楽やダンスのショーが開催され楽しい時間を過ごせる。
■洱海湖
洱海湖は中国の雲南省大理市に位置する湖です。耳の形に似ているため、洱海と名づけられたと言われています。湖面の海抜は1,972 mで南北の長さは約42.6kmあり、中国の淡水湖で7番目の大きさです。湖ではペー族が鵜飼による漁を行っており、湖の水は農業や飲料水などに利用されています。
洱海湖では観光船が運航され、船によっては三道茶がふるまわれたりペー族の舞踊ショーが見られるものもあります。洱海の団山にある洱海公園は、洱海の景色を眺めるおすすめスポットです。洱海をクルーズ船でまわるツアーもあり、湖ではレンタルサイクルで湖畔サイクリングも楽しめます。
■束河古鎮
麗江古城から約5kmの所に東河古鎮があり、麗江古城と共に世界遺産(文化遺産)である。所々にトンパ文字を見かけ、街の中心ではナシ族の民族音楽や民族舞踊が見られる。観光地化されており土産屋やカフェなど立ち並んでおり、古城内を馬に乗り散策することもできる。
壮大な歴史ロマン!三国志ゆかりの地を訪ねて
日本がまだ弥生時代だった頃、中国では魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の3つの国が熾烈な勢力争いを行っていました。劉備や曹操、関羽といった英雄たちの複雑に絡み合う人間ドラマと壮大なスケールの戦いは、小説、漫画、ゲームと形を変え現代にも語り継がれています。
三国志の舞台は中国全土にありますが、「赤壁の戦い」があった武漢の郊外や重慶の郊外にある「張飛廟」、西安郊外の「五丈原」は特に有名で、日本からの三国志ファンも多く訪れています。
まさにアバターの世界!武陵源を見に行こう
武陵源(ぶりょうげん)は、中国湖南省にある絶景奇観の広がる観光地で、1992年に世界自然遺産に登録されました。近年では、大ヒット映画『アバター』に出てくるハレルヤマウンテンのモデルになったことから、一躍有名になりました。高さ100mを超える柱のような岩が3000個以上も林立していて、その風景は見る者を圧倒します。武陵源への行き方は、乗り換えが多く複雑なので、上海などの主要都市から宿泊付きのツアーを利用するのがおすすめです。
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■黑龙潭公园
黑龙潭公园は、中国の雲南省にある麗江市に位置する中国庭園式の公園です。麗江古城から徒歩圏内にあり、玉龍雪山を池越しに見ることができます。池の水が澄んでいて、玉龍雪山と五鳳楼が湖面に映る様子はとても美しくおすすめの撮影スポットです。公園内では太極拳をしている人々や地元のナシ族の人々が踊る様子が見られ、市民の憩いの場所になっています。
湖の周りには遊歩道や広場があり、公園内には寺院もあり伝統的な中国庭園と共に風情のある雰囲気を楽しめます。ナシ族の文化について展示された博物館があり、公園内は散策するのにちょうどいい大きさです。
■丽江木府
丽江木府は、中国の雲南省にある麗江市に位置する官邸です。ナシ族の族長である木氏の邸宅で、1382年に創建されたましたが清末兵火で破壊されました。1996年に起きた麗江大地震後に修復され、唐宋時代の建築式とナシ族の建築式が融合した建築でユネスコ世界文化遺産に登録されています。
木氏が執務した部屋や裁きを下した部屋などがあり、一番高い建物からは建物の棟瓦が見渡せます。高台まで階段を上ると展望が素晴らしく、遠くに雪山を見ることができます。細かな装飾の美しさなど細部まで見ごたえがあり、麗江市に来た際にはぜひ訪れたいおすすめスポットです。
■翠湖
翠湖は中国の昆明市に位置し、市の中央部にありアクセスしやすい場所にあります。総面積は22ヘクタールあり、5つのエリアに分かれています。湖にはたくさんのカモメがいて、湖のほとりには観魚楼・湖心亭・海心亭などの楼閣が建てられています。湖にはスワンボートやアクティビティ用具で遊ぶことができ、広場ではカラフルな民族衣装を着て踊るグループや、楽器を演奏するグループがたくさんいて見ているだけでとても楽しめます。
その他にも様々なパフォーマンスする地元の人々がいて、太極拳をしたり犬の散歩をしたりそれぞれ思い思いに過ごしています。市民の憩いの場といった感じて、市民の普通の生活が垣間見れます。
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■麗江古城
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雲南省麗江市の旧市街にある麗江古城は中国の少数民族ナシ族によって独自の景観を造り上げたエリアで世界遺産(文化遺産)である。石畳の細い路地に青銀色した瓦屋根の家が立ち並ぶ古城内は観光地化されておりテーマパークのようで、土産物屋やレストラン・ホテルなど立ち並び古城を散策出来る。ライトアップされた夜は賑やかな感じである。
■石林
雲南省昆明市の石林風景区はカルト地形が多く石林などの奇怪な地形が名所となっている。展望台からは一面に石の林が広がり石林を見渡せ不思議な世界である。民族衣装を着た女性が案内やカートを運転しており、またイ族の民族衣装を着て写真を撮ることが出来る(有料)。
■崇圣寺三塔
崇圣寺三塔は、中国の雲南省大理市の郊外に位置する仏塔です。3つの巨大な塔が正三角形をなすように並べられ、塔はレンガ製でレンガの上から白泥で覆っています。主塔の千尋塔は南詔王の勧豊祐により、9世紀~10世紀の南詔・大理国時代に建てられたと言われています。千尋塔の高さは69.6mあり、中国史上最も高い仏塔の1つになっています。
他の2つの塔は12世紀頃に建てられたと言われ、高さは42.19mです。1978年に塔身の中から700点以上の仏教遺品が発見され、世間を驚かせました。塔は広大な公園内にあり、場内カートを利用することもできます。大理市のランドマーク的存在で、ぜひ訪れたいスポットです。
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日本と中国の時差
中国の為替
※2024年4月27日の為替価格です
中国の気候は?エリアに合わせて服装を選ぼう!
広大な国土の中国は、地方によって寒帯から熱帯まで存在し国内でも気候が異なります。東北地方は夏でも快適、南部の広州は夏の猛暑が有名、上海は東京と似た気候です。まずは訪れる地方の気候を事前にチェックしましょう。3月下旬でもまだ肌寒い都市が多いので、ダウンを持参するのがおすすめです。4月になれば黄砂も収まり暖かくなります。7月に入ると昼間は35度を超える都市も多く、雨量も増えるので雨具を用意していきましょう。夜には気温がぐんぐん下がるので、長袖の羽織りものがあると便利です。10月になると夜の冷え込みも強まります。冬の寒さの厳しさは都市によって大きく異なりますが、マイナス10℃になる都市もあります。
中国での移動手段は何があるの?
広大な黒土を有する中国国内での移動は、大都市間なら国内線の飛行機がベストです。限られた時間を有効に使うことができます。ゆったり旅をしたい人には鉄道や長距離バスもおすすめです。青海省・西寧とチベット・ラサを結ぶ青蔵鉄道は、標高4000m以上を走る区間が1000kmも続くコースを走り、車窓の眺めも抜群です。世界最高書である5072mを通過する箇所もあってスリル満点です。国際空港である上海浦東国際空港からは、日本ではまだ走っていないリニアモーターカーも運行しています。飛行機や鉄道でアクセスできないエリアにも長距離バスが走っているので安心。市内移動には地下鉄やタクシー、路線バスがリーズナブルでおすすめです。
中国の物価事情は?
アジア圏にある中国は、物価が安い国のイメージがあります。ところが近年中国は目覚ましい経済発展を遂げ、2010年の国民総生産(GDP)で日本を抜き世界第2番目に躍り出ました。それに伴い物価も上昇。特に物価が高いのは上海。次いで北京・深セン・広州の準で物価が高いと言われています。物価の高い都市は沿岸部に集中していて、内陸部へ向かうにしたがって物価は安くなります。上海など物価の高い都市では、庶民向けのレストランでも1食約800円、おしゃれなレストランになるとランチでも1600円と東京と同じくらいかかります。リーズナブルに済ませたい人には屋台がおすすめです。
中国旅行マニアに人気!西南エリアの魅力とは?
重慶市・四川省・貴州省・雲南省・チベット自治区からなる西南エリアは、東南アジア系・チベット系などの多くの少数民族が暮らしている地です。地方によって全く異なる生活様式で生活を営む民族の暮らしを垣間見ることができます。かつては四川省の一部だった重慶市は今や直轄地に昇格。高層ビル群の街並みをナイトクルーズで船上から眺めれば、目覚ましい発展を実感できます。重慶は火鍋の発祥地でもあり、本場の辛さに挑戦できます。貴州省の少数民族がそれぞれ開催する祭りはぜひ見に行きたいもの。標高3000mを超えるチベット自治区ではチベット仏教の聖地である「ポタラ宮」をぜひ拝観しましょう。しびれる辛さの四川料理も必食です。