金門島旅行のポイント
どんな街?
金門島は、台湾海峡の西、海の向こうに中国の厦門が見える素朴な雰囲気の島です。中国史の局面で重要な役割を担い、国共内戦の際には最前線となった歴史から、大砲などの戦地風景を残しますが、街中では閩南文化の伝統や美しさを感じられます。
見所は?
金門島は、国共内戦の最前線となり、島中にトンネルが掘られましたが、残存する最大のトンネルが、海に直結して掘られた「翟山坑道」です。「得月樓・僑鄉文化展示館」では、華僑文化の歴史に触れられます。集落の守護神「風獅爺」を見て回るのも楽しいです。
おすすめのグルメ
金門島では、小ぶりな牡蠣が有名で、牡蠣入り麺線が名物です。また、有名な高粱酒もこの島の名物で、料理にも高粱酒入りのものが多く、高粱酒入りミルクティや高粱酒入りソーセージ、高粱酒の酒粕で煮詰めた煮卵・酒醸蛋などがあります。
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金門島でおすすめの観光特集
金門島は、台湾海峡の西、海の向こうに中国の厦門が見える素朴な雰囲気の島です。中国史の局面で重要な役割を担い、国共内戦の際には最前線となった歴史から、大砲などの戦地風景を残しますが、街中では閩南文化の伝統や美しさを感じられます。そんな金門島でおすすめの観光情報をご紹介します。
金門島でおすすめの現地ツアー
金門島は、国共内戦の最前線となり、島中にトンネルが掘られましたが、残存する最大のトンネルが、海に直結して掘られた「翟山坑道」です。「得月樓・僑鄉文化展示館」では、華僑文化の歴史に触れられます。集落の守護神「風獅爺」を見て回るのも楽しいです。今回は金門島観光でおすすめの現地ツアーをご紹介します。実際にみんなが予約してる現地ツアーを形式で紹介しているので、金門島観光の際の参考にしてみてください。
金門島でおすすめのホテル特集
金門島での滞在に便利な、おすすめのホテルを紹介します。その国独自の文化や雰囲気を楽しめる宿での滞在時間は、海外旅行の楽しみのひとつ。自分の旅行イメージに合わせて、どこに滞在しようか、どんな過ごし方をしようかと想像するだけでも、旅行前のうきうきした気分が膨らみますね。
金門島の宿泊施設には種類がいろいろあり、選択肢も豊富。旅先で余計なことに心をわずらわせたくない人には、サービスの行き届いた高級ホテルや大手チェーンのホテルがおすすめです。また、できるだけ宿泊費を抑えたいのであればホステルやゲストハウスなどの簡易宿泊施設に泊まるのもひとつです。
理想の旅行スタイルが固まれば、おのずと泊まりたいホテルの種類も決まってくるはず。じっくり考えて、自分のイメージにぴったりのホテルを選びましょう。
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※2024年4月27日の為替価格です
金門島でおすすめの観光スポットを紹介
■翟山坑道
翟山坑道は、金門島の南西部にある全長357mの地下坑道です。戦時に小型上陸艇を停泊させる基地として1961年から5年の歳月をかけて作られたもので、外部の海と水道で繋がり、海から直接アクセスできるようになっていました。
坑内は大変広く、約42隻の小型船が収容できるそうで、坑道建設に多大な労力と時間を要した当時の苦労が想像できます。坑道の外には戦車や高射砲の展示もあり、ここが実際に軍事施設であったことを思い知らされるでしょう。
翟山坑道は1998年以降、観光スポットとして一般に公開され、内部は無料で見学することができます。また、音響の良さを活かしてコンサートなどのイベントの会場として使用されることもあります。
■清金門鎮総兵署
清金門鎮総兵署は金門島南西部の金城鎮にある史跡です。総兵署とは軍事本部のことで、清代には警察署や裁判所の機能を果たしていたそう。1915年に金門県(中華民国)となった以降も、総兵署の建物は行政機関として利用され続けました。
現在は博物館となっており、パネル展示や蝋人形を使って昔の様子が分かりやすく紹介されています。なんと地下には牢獄もあるんです。また、東南アジア最大と言わる木綿(きわた)の木が植えられた裏庭も見どころの1つです。
清金門鎮総兵署では毎日午後7時半から金城の街を巡る約2時間の無料ガイドツアーが開催されています。ツアーは中国語のみですが、興味がある人は参加してみて下さい。
■山后民俗文化村
山后民俗文化村(金門民俗文化村)は金門島北東部の山后村にある古民家の集落です。ここには、清代の1900年に金門出身の王氏が建てた18棟の伝統的な閩南(びんなん)式の建物が保存されており、観光スポットとして人気を集めています。
村内は「文物」「喜慶」「礼儀」「武館」など、計6つのテーマエリアに分けられ、様々な展示物を通して民俗文化が紹介されています。古い建物が整然と並ぶ路地を歩けば、昔へタイムスリップしたような気分が味わえるでしょう。
18棟の建物のうちの1つは王氏の祖廟で、その繊細で美しい装飾も必見の見どころとなっています。
遅くまでも交通のこと心配なし!夜の九份を楽しめるオプショナルツアーがおすすめです♪
九份は、台湾に数ある都市の中でも特に観光人気の高い街です。日本で公開されて大人気を誇った映画『千と千尋の神隠し』に登場するような風景が見られるということで人気に火が点き、日本人をはじめ世界中から多くの観光客が訪れる街となりました。
台北からほど近い距離にあり、街も比較的コンパクトにまとまっているため、台北から日帰りで観光することも可能です。九份は大きく分けて「基山街」と「豎崎路」の2つのエリアに分かれています。「基山街」には、道の両脇にお土産ショップや食堂、スイーツショップなどが建ち並び、食べ歩きできるようなB級グルメを購入し散策を楽しみながら食事を済ませるといった過ごし方もできます。
台湾東部の花蓮、大自然の絶景で気持ちリフレッシュ
台湾東部の中央に位置する花蓮は、台北より特急列車で約2時間の場所にあります。台湾屈指の観光地、太魯閣(タロコ)渓谷の玄関口として広く知られている花蓮ですが、そのほかにもたくさんの絶景スポットがあります。
花蓮県はその面積のほとんどが山岳地帯であり東側は海に面した環境。それゆえに太平洋の青く美しい海、海岸線からそそり立つ断崖絶壁、内陸側の山々の緑と、様々な風景を一度に味わえるのです。きっと都市的な魅力だけではない、台湾のもうひとつの側面を知ることができるでしょう。
台湾旅行のリピーターにおすすめ♪賑やかな街と自然豊かな台中へ出発しましょう
台中は台湾第3の都市として知られる島中西部にある街。台北や桃園国際空港から新幹線で約1時間でアクセス可能なので、観光におすすめのエリアです。
おじいさんがたった1人で村全体を色鮮やかなアートに仕上げた彩虹眷村(虹の村)や、眼科だった建物を改装したスイーツショップである宮原眼科など、日本のメディアでも取り上げられている人気観光スポットが多く点在しており、日本人も多く訪れています。ショッピングモールや夜市もあるので、観光に重要な見る・食べる・買うの全てが充実しています。
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金門島観光に行くならここが楽しい!
■得月樓
得月樓は、金門島南西部の水頭集落にある歴史的建築物です。地元出身で、インドネシアで富を成した華僑の富豪、黃輝煌が1931年に建設したもので、西洋と中国の建築を融合させたような独特のデザインが特徴。
当時、水頭集落には海賊が頻繁に襲来していたため、高さ約4mの塔には盗賊を防御する様々な工夫が施されています。入口は大変狭く、壁には銃眼なども見られるほか、地下には避難用の通路も作られていたそうです。
現在建物内は華僑に関するミュージアムになっており無料で見学が可能です。毎日9時~16時まで、定時に無料ガイドツアーも行われています。
■風獅爺文物坊
風獅爺文物坊は金門島南西部の水頭集落にある風獅爺の博物館/喫茶店。得月樓のすぐそばに建つピンク色の可愛らしい洋館が風獅爺文物坊の建物です。
風獅爺とは金門島内でよく見られる石像で、魔除け、守り神として信仰されているもの。一見すると沖縄のシーサーに似ています。
風獅爺文物坊の館内には、あちこちに大きさや色、表情の異なる様々な風獅爺が置かれていて、風獅爺好きにはたまらない場所。気に入った風獅爺グッズをお土産に購入することもできます。また、併設のカフェでは、毛沢東奶茶(金門島産の高粱酒を混ぜたミルクティー)などが味わえます。
■馬山観測站
馬山観測站(馬山観測所)は金門島最北端の海に突き出した岬にあるかつての軍事施設です。中国側の角嶼まで約2kmと金門島の中でも最も中国に近い地点にあるため、戦時は対岸を監視し、宣伝活動を行う軍事要塞となっていました。
入り口を入ると坑道が続いており、坑道の先の部屋に設置された望遠鏡からははっきりと対岸の様子を窺うことができます。観測站の外に掲げられた「還我河山(国を返せ)」のスローガンや、内部の薄暗い坑道、トーチカ等を目の当たりにすると、戦時の台中間の緊張感が伝わってくるようです。
馬山観測站の隣には、心理戦として中国大陸に向けたプロパガンダ放送が行われていた「馬山放送所」があります。
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金門島でおすすめの観光スポットさらに紹介!
■八二三戦史館(ジンチョンミンファンコンダオ)
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金湖鎮の榕園の隣に位置する八二三戦史館は、1958年に起こった中国人民解放軍と中華民国国軍との戦闘「八二三砲戦(金門砲戦)」についての博物館で、八二三砲戦から30年を記念して1988年に建てられました。
八二三砲戦は第2次国共内戦最後の戦闘で、中国側から金門へ計47万発という多数の砲弾が撃ち込まれましたが、中華民国軍が反撃して島を死守しました。八二三戦史館の壁には殉死した587人の将兵の名が刻まれているほか、館内には当時の武器や写真、案内パネルなど様々な資料が、屋外にも戦闘機や戦車、カノン砲などが展示され、戦闘の様子が解説されています。戦地としての金門島の歴史や戦争の惨烈さを今に伝える場所としてぜひ見ておきたいスポットです。
■大胆島(大膽島)
大胆島(大膽島)は金門島の西約12㎞の海に浮かぶ離島です。
中国の厦門(アモイ)まで約5kmの場所にあるこの島は国共内戦時は最前線となった場所で、「前線中の前線」と称されました。長年一般人が立ち入ることのできない島でしたが、2019年の3月から解禁され、観光客がツアーを利用して訪れることができるようになりました。
島内の見どころは、『三民主義統一中国』の巨大な軍事スローガンが掲げられた「心理戦壁」や「大胆放送所」などのプロパガンダ用の施設、約500mの道沿いに沢山の獅子の像が並ぶ「生明路」など。島の面積は0.8㎢ほどで、島内はガイドとともに徒歩や電動車で巡ります。
■獅山砲陣地(獅山防塞)
金門島北東部にある獅山砲陣地(獅山防塞)は坑道式の榴弾砲陣地の跡です。
ここには「震東坑道」と呼ばれる全長509mの坑道があり、その内部には大砲や砲弾などの武器が展示され、八二三砲戦で威力を発揮した8インチ榴砲も見ることができます。
獅山砲陣地の観光のハイライトは何と言っても「大砲発射実演パフォーマンス」で、観光客を前に大砲に砲弾を詰めて発射する工程が実演されます。もちろん実弾が発射されるわけではありませんが、大きな音が出て迫力は満点。木曜日以外は毎日複数回この実演ショーが行われており、観光客に人気を集めています。
獅山砲陣地(獅山防塞)
台湾 / 金門島
- 台湾金門県金沙鎮獅山砲陣地
- +886-82-355697
- 09:00-17:30 大砲発射実演パフォーマンス ◾️木曜日は休演です。每日六回。週末と祝日は09:00の回が加わり計7回となります。 午前二回:10:00、11:00 午後四回:13:30、14:30、15:30、16:30。
金門島の基本情報はこちら
台湾の天気
台湾の気候は?朝晩の寒暖差にご注意!
南北に細長い地形を持つ台湾は、北部は亜熱帯気候、南部は熱帯地域と分かれます。暑い時期は日本よりも長く続き、その分冬は短め。具体的には3月から5月は春にあたり、朝晩はまだまだ冷え込む形。特に5月下旬あたりから梅雨入りすることが多いので、折り畳み傘などがあればいいでしょう。6月から8月は台風シーズンとなり、連日35度以上と本格的に暑くなってきます。9月から11月は徐々に温度は下がってきますが、思いがけず30度以上になる日も。冬になる12月から2月は小雨もぱらつき、肌寒くなるのでセーターなどが必要です。どの季節も朝晩の寒暖差は少なくないので、ストールなどの羽織ものを一枚持参すると重宝するでしょう。
台湾の物価事情?食事の相場はこのくらい!
台湾には日本同様、チップの習慣はありません。ある程度のホテルやレストランになるとあらかじめ10~15%のサービス料がプラスされるので、請求どおり支払えばそれでOK。ただし、無理を聞いてもらった時などには100台湾元程度チップを渡すとスマートです。また気になる物価事情ですが、現在台湾は上昇傾向にあります。たとえばコンビニではコーヒーSサイズやおにぎりが25台湾元(約100円)と、日本とそれほど変わらない印象。ですが屋台や地元の食堂ではタピオカドリンクが30台湾元(約120円)、小籠包が10個100元(約376円)と、かなりリーズナブルに楽しめます。
台湾好きの日本人が必ず訪れる観光スポットは?
台湾の台湾らしさを最も感じられるスポットとして人気なのが、台北市から2時間ほどの場所にある九份(ジォウフェン)。九份はかつての金鉱都市で、当時の華やかな面影を今に伝えています。提灯が輝くその景色はまさに「千と千尋の神隠し」の世界そのもの。そのため多くのジブリファンが訪れる聖地となっています。その他、台北から電車で40分ほどの場所にある淡水(ダンシュイ)もおすすめ。河に映る夕日も素晴らしいですが、周辺にはかつての英国領事館・紅毛城や税関事務所として使われた小白宮といった歴史的建造物が多くあり、異国情緒もたっぷりです。ただしこれらは点在しているので、レンタサイクルなどの移動が便利。