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ポルトガルのお金事情は?現金は1日にどのくらい必要?
ポルトガルの通貨はユーロです。1ユーロ≒113円~135円(2016年~)。ポルトガルの物価は、場所によって大きく異なりますが、リスボンや観光地は高く、日本と大差ない物価水準です。外食費は一人1,000円~1,500円前後、宿泊費も東京と同じくらいで、ゲストハウス(相部屋・共有バスルーム)なら1泊2,000円くらいからありますが、アパートメントなら8,000円~、一般的なホテルなら1泊10,000円~。交通費は、ゾーン内なら距離に関係なく、地下鉄は195円前後、バスは260円前後、トラムなら390円前後、タクシーは初乗りが420円くらいで10~20分乗って900円~1,500円程度です。リスボン市内の観光には、市内交通機関およびポルトガル鉄道の一部が無料乗り放題となるリスボアカード(1日2,400円前後)がおすすめ。観光地の入場料は、2.5ユーロ~10ユーロ(325円~1300円くらい)。1日に必要な現金は、目的に応じて異なりますが、ホテル宿泊料を除いて、最低でも6,000~7,000円は必要となるでしょう。
おすすめなポルトガル料理は?
ポルトガルは海に囲まれた立地から、新鮮な魚介類をたっぷり使った料理がたくさんあります。温暖な気候から、内陸部では野菜や果物もよく獲れ、牛や豚、鶏肉、ウサギ、鴨、イノシシ、七面鳥などの肉料理も食べられます。また、ヨーロッパでは珍しく、米を多く使う食文化があるのが特徴で、日本人にも親しみやすいでしょう。定番の鍋料理「カタプラーナ鍋」は、専用の鍋でエビや魚などの魚介類をトマトベースのスープで蒸し煮したシンプルな料理です。「バカリャウ」は、この国伝統の干しダラを使った料理のことで、1000通りものレシピがあると言われています。他にも「アロス・デ・マリスコス」(魚介の炊き込みご飯)や「サルディーニャス・アサーダス」(イワシの塩焼き)、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)など味わってみたい、おすすめのグルメがたくさんです。食事の際には、音を立てないことがマナーとして重要です。
意外とたくさん!? ポルトガル語が由来の日本語
大航海時代の16世紀、ヨーロッパから日本に初めて来たのはポルトガル人でした。鉄砲やキリスト教など、様々な新しいものがポルトガルから日本に伝えられました。当時の日本に存在しなかった物の名前は、そのままポルトガル語が採用され、現在でもそれが残っています。まず有名なのが、ポルトガル語で“tabaco”の「タバコ」です。洋服の「ボタン」も、もとはポルトガル語の“Botão”。 “ボタォ”と発音され、日本語とは少し異なりますが、英語の“button”もポルトガル語に由来します。日本食として有名な「天ぷら」も実は、語源はポルトガル語なんです。室町時代に日本に伝えられた天ぷらは、高級な油を大量に使って食材を揚げるという贅沢な調理法。当時の日本食にはなかった斬新な調理法だったことでしょう。ポルトガル語の“temperar”(テンプラール)には、味付けをするという意味がありますが、油で揚げるという意味はなく、どこかで取り違えられて伝わったとされています。
カワイイ街並みに感動!ポルトガルのオススメの都市をご紹介
ポルトガルは、誰もが虜となる可愛らしい街並みが特徴です。中でもおすすめなのは、やっぱり首都「リスボン」。テージョ川の河口に位置し、”7つの丘の街”と呼ばれるリスボンには、趣のある路地や坂を走る路面電車など、絵になる風景がいっぱいです。世界遺産や歴史的建造物も多く見どころ満載。観光の後は、リスボン名物のカフェで、伝統的なカフェ文化を楽しみましょう。次におすすめなのがポルトガル第二の都市「ポルト」です。ポルトの旧市街地は、歴史ある街並みが非常に美しく、ユネスコ世界遺産に登録されています。この美しい街並みを上から眺められるロープウェイが大人気のアクティビティです。3番目におすすめの都市は、街そのものが世界遺産となっている「シントラ」。ヨーロッパとアラブが混在する不思議な雰囲気のシントラ宮殿や、カラフルでユニークな形のペーナ宮殿、ポルトガル版の万里の長城・ムーアの城壁など、観光がとても楽しい場所です。
地獄の口周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■地獄の口
地獄の口は、カスカイス市街地中心から1km南西の海岸線にあり、ユーラシア大陸の最西端のイベリア半島の西端部の海岸に存在する洞窟です。
地獄の口は1896年のイギリスのサイレント映画作品『A Sea Cave Near Lisbon』 (リスボンの海の洞窟)に登場したことで知られています。大西洋の強い波が海岸を侵食してアーチのような形になった洞窟です。岩が大きく口を開けたところに波が強く打ち付ける光景は迫力があります。
アクセスはカスカイス駅前から、循環バスに乗って行くことができます。 お土産店と、併設されたレストランがあり大西洋の広大な海を見渡せます。
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■カスカイス マリーナ
カスカイス マリーナはリスボン近郊のリゾート地「カスカイス」にあるマリーナです。カスカイスは海に面した古くからの漁師町で人気の観光地ですが、海沿いにはレストランやショップなどが多く点在しており、マリーナもそんなカスカイスの賑やかなエリアに存在します。
白と青の可愛らしい灯台のもと、ヤシの木が穏やかにゆれる広場にあるマリーナのロケーションは美しくリゾート感に溢れており、最高のデートスポットと称されています。カスカイス駅からは徒歩で約15分、リスボン市内からカラカスカイスまでは鉄道で30分と近いので日帰りの観光スポットとしても便利です。
また、カスカイスから人気リゾート地のエストリルまでは海沿いの遊歩道をで徒歩30分ほどの距離なので、ビーチ沿いをマリーナを目指して散歩するのもおすすめです。
カスカイス マリーナ
ポルトガル / カスカイス
- Avenida Rei Humberto II de Italia | Casa de S. Bernardo, Cascais 2750-800, Portugal
- +351 21 482 4800
■マレシャル・カルモナ公園
マレシャル・カルモナ公園はリスボン近郊の人気リゾート地「カスカイス」にある公園です。カスカイスはリスボン中心部よりポルトガル国鉄の「カスカイス駅」行きに乗り、35分ほどで到着します。10~20分おきに電車が走っています。
カスカイスは古い漁師町で、駅に降り立つと目の前にはビーチが広がります。駅から10分ほど歩くとマレシャル・カルモナ公園があります。ビーチに面していながら緑の多い公園で、鶏や孔雀など様々な鶏が放し飼いにされています。とても大きな公園で、自然の中で大人も子供もリラックスして過ごすことができる場所です。
近隣にはカストロ・ギマラニス伯博物館があったり、灯台を臨むこともできます。
■サンタマルタ灯台
サンタマルタ灯台は、カスカイスにある灯台です。カスカイスはポルトガルで初めて電灯が通った街で、灯台モチーフのお土産がたくさん売られています。
実際のサンタマリア灯台は、美しい海に建つ白と青の可愛らしい雰囲気の灯台で、カスカイスのシンボルです。灯台の表面はタイルで装飾されておりポルトガルらしい建物となっています。カスカイス駅を降りると、目の前には美しいビーチが広がります。駅から10分ほど歩くと灯台が見えてきます。灯台には灯台についての博物館が併設されており、無料で利用することができます。
また、近隣にはマレシャル・カルモナ公園、カストロ・ギマラニス伯博物館があり、海だけでない景観も楽しめるポイントです。
サンタマルタ灯台
ポルトガル / カスカイス
- Rua do Farol, Cascais 2750-341, Portugal
- +351 21 481 5328
- 火~金 10:00-17:00 / 土・日 10:00-13:00 , 14:00-17:00
■カスカイス市街地
カスカイス市街地は、リスボンの北の海岸に位置しており、ポルトガルのなかでも特に国際色豊かな観光地です。
リゾート地として知られており、街の西にあるギンショビーチは青い海に開放感のある広い砂浜が広がります。ウインドサーフィンなどのアクティビティが楽しめるスポットとしても人気です。もとは漁業、リスボンへの航路の港町として栄え、魚介類が豊富です。
海沿いにはレストランが並び観光客でにぎわっています。観光スポットとしては、15世紀末に作られ、ルネッサンス様式のカスカイス城塞、19世紀末に建てられた宮殿が博物館となっているカストロ・ギマランイス伯宮殿があります。
■プライア・ダ・ライーニャ
プライア・ダ・ライーニャはリスボン近郊のリゾート地「カスカイス」にある、小さく美しいビーチです。カスカイス駅を降りるとすぐの市内中心部に位置しており、観光シーズンは観光客で大変混雑します。ビーチでは海水浴が可能で、ビーチを見渡せるレストランやカフェも点在します。
ビーチが人気の理由は、小さいながらその美しさ。岩に囲まれた入江になっており、大西洋を臨む穏やかな海と柔らかな砂は素晴らしい景観と称されています。
カスカイス駅から徒歩100mほどとアクセスも大変よく、またリスボン市内からカイカイスまでは電車で30分ほどなので、日帰りツアーも多く展開されており気軽に観光しやすいビーチとなっています。