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登録数は45!フランスで世界遺産を満喫しよう!
フランスというと「美食の国」、「ファッションの発信地」など様々に表現される人気観光地ですが、実は世界でもトップレベルの世界遺産大国でもあります。その登録数は世界文化遺産、世界自然遺産、世界複合遺産を含め計45箇所もあり、中でも最近人気が高いのがモンサンミッシェルです。有名なカトリック巡礼地で、島全体が世界遺産に登録されています。参道や修道院はもちろん、土産物屋もありカトリック教徒でなくとも楽しめます。また、パリのセーヌ河岸も世界遺産に登録されており、河岸にはエッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など観光スポットがあり、クルーズ船から楽しめます。そして美しい庭園を見るならヴェルサイユ宮殿がおすすめです。フランス式庭園の最高傑作と言われ、宮殿も豪華絢爛で美しいので見応えがあります。
フランス観光の移動手段は目的別で使い分けよう!
フランス国内には様々な移動手段がありますが、なるべく早く移動したいという時には鉄道が便利です。フランス国内には5つの鉄道があり、フランスの主要都市間を移動できる新幹線のTGV、地方都市間を走るアンテルシテ、普通列車のTER、パリ近郊路線のトランジリアン、夜行列車のアンテルシテ・ドゥ・ニュイがあります。全てチケットはインターネット予約ができるのでフランスに行く前に、あらかじめチケットを購入して印刷していくとスムーズに乗車できます。また、時間はかかっても安く移動したいという時にはバスがおすすめです。フランスにはウィーヴィスとユーロラインズの2種類のバスがあり、こちらもインターネット予約でチケットを購入できます。他にも自由に移動ができるレンタカーやカーシェアリングもあるので目的に応じて使ってください。
フランスのお金事情は?現金は1日にどのくらい必要?
フランスの物価は日本よりやや高めです。フランスの通貨はユーロで、1ユーロ130円程です。宿泊費はホテルのランクにより異なりますがスタンダードなホテルでも1泊8000円以上、スーペリアクラスでは1泊15000円以上はかかります。食費についてはランチは2000円から、ディナーは2600円以上かかりますが、ファストフード店やスーパーを利用すると日本より安く抑えられる可能性もあります。スーパーで食品を購入するとワインは1本780円程、パスタは1kg260円ほどです。また、フランス観光で気になるのが観光スポットへの入場料です。人気のルーブル美術館は約2210円、ノートルダム大聖堂は約1105円、エッフェル塔は2080円、モンサンミッシェルは約1300円です。そのためフランス観光でどれくらいかかるかはホテルのランクや、どの観光スポットに行くかにより変動します。
フランスのおすすめグルメは? 現地のマナーにも気をつけよう!
フランスのグルメといえばフランス料理ですが、特に「鴨のコンフィ」や「フォアグラ」、「牛のタルタル」はコースメニューの一品として有名です。本場でコースメニューを堪能するなら是非一度は味わってみてください。また、最近日本でも人気のガレットの本場でもあります。そば粉を使ったクレープのことで、一般的にはハムやチーズ、卵などを具材に使った食事系メニューです。カフェで気軽に食べられるメニューなのでブランチなどにおすすめです。また、海沿いのエリアを訪れるならおすすめのグルメはブイヤベースです。マルセイユ発祥のメニューで魚介本来のだしを堪能できます。そんなフレンチの数々ですが食べる時には最低限のマナーが必要です。きちんとしたコースを食べる際はフォークとスプーンは外側から使うようにして下さい。
オーステルリッツ駅周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■オーステルリッツ駅
オーステルリッツ駅は、フランス・パリの13区にある鉄道駅です。
パリにおけるフランス国鉄の主要駅の1つに数えられる駅であり、毎日多くの利用客があふれかえっています。開業は1840年。オルレアン郊外やトゥール、ボルドーなど主にフランス南西部方面への列車が発着します。
駅構内は広々としていて美しく、歴史を感じさせられます。特にガラス張りの待合室は、映画のセットのような美しさ。駅舎は1997年に歴史的建造物として文化財に指定されています。近代的な駅ビルも直結していて、ショッピングやグルメを大いに楽しむことができるのも魅力的です。
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■オステルリッツ橋
オステルリッツ橋は、フランス・パリのセーヌ川に架かる橋です。セーヌ右岸の12区・ルドリュ・ロラン通りと左岸のパリ植物園とを結んでいます。
オステルリッツ橋の完成は1807年。建設中であった1805年にナポレオンがオステルリッツ大戦に勝利を収めたことを記念して名付けられました。橋には、その戦いで命を落とした兵士の名前が刻まれています。
初代の橋はすぐに亀裂が入ってしまい、1854年と1885年に改修されて現在に至ります。5つのアーチが美しく観光名所としても人気の橋ですが、道路として使われる実用橋であり現在も多くの車が毎日この橋を渡っています。
■植物園
バラや、アイリスなどさまざまな植物が植えられている。バラ園やアルプス園ではぞれぞれの植物の数々の種類を見ることができる。日本から贈られた牡丹が植えられているのが牡丹園。それ以外に、温室などもあってバナナの木など珍しい植物がある。動物園もあってカンガルーなどを見ることができる。
■ノートルダム大聖堂
パリの観光名所として観光客が絶えない、初期ゴシック建築の最高傑作である、ノートルダム大聖堂は、ヴィクトル・ユーゴーの名作「ノートルダムのせむし男」、ナポレオンの戴冠式などでも有名です。昨年、完成から850年が経ちましたが、現在もローマ・カトリック教会の大聖堂として使用されています。セーヌ川の中州であるシテ島の中にあり、周辺の文化遺産と共に「パリのセーヌ河岸」としてユネスコ世界遺産にも登録されています。大聖堂の内部ではバラ窓をはじめとする美しいステンドグラスなどを見ることができる他、ミサも行なわれ、荘厳な雰囲気が味わえます。
ノートルダム大聖堂
フランス / パリ
- 6 Parvis Notre-Dame, Place Jean-Paul II 75004 Paris
- 月-金 8:00 - 18:45/土日 8:00 - 19:15、 <塔>(4 - 9月)10:00 - 18:30 (*うち6 - 8月の土日 10:00 - 23:00)(10 - 3月) 10:00 - 17:30 <地下聖堂>10:00 - 18:00
- (塔)1/1、5/1、12/25 (地下聖堂)月曜日・祝日 *2019年4月に起きた火災により、現在閉館中です。
■サント シャペル
ルイ9世の命令でキリストの聖遺物を安置するため1248年に建てられました。パリのセーヌ河岸の一部として世界遺産に登録されています。セーヌ川の中洲・シテ島にあり、小さいですがパリに行ったらぜひ見ておきたい教会の一つです。この教会はステンドグラスが美しいことで知られており、太陽の光に照らされることでその変化を楽しむことができます。1階だけでなく、階段を登って2階にある礼拝堂は王や側近、司教などだけが使うことを許された場所であり、聖書の世界を描いたステンドグラスが埋め尽くされています。サントシャペル教会では夜にクラシックコンサートが行われており、日没が遅い季節には、刻々と変わりゆくステンドグラスの表情を眺めながらコンサートを聴くことができます。
サント シャペル
フランス / パリ / ルーブル / オペラ座周辺
- 8 Boulevard du Palais, 75001 Paris, France
- +33 1 53 40 60 80
- 3~10月 09:30~18:00/11~2月 09:00~17:00 ※13:00~14:15は入場制限あり(7・8月を除く)、5/15~9/15 毎週水曜は21:30まで(入場は閉門30分前まで)
- 1/1 5/1 12/25
■国立自然史博物館
国立自然史博物館は、メトロ5号線オーステルリッツ駅からすぐの場所、セーヌ川の南側にあります。1793年に一般に公開されるようになりました。公園内には、博物館の他、植物園や動物園、温室があります。
歴史を感じさせる外観の建物だけでも見応えがありますが、比較解剖学と古生物学のギャラリーの中には動物達の骨や標本、人間をはじめとする類人猿の骨の他、迫力満点の恐竜の標本やマンモスが展示されていて、大人だけでなく子ども達も楽しめる内容となっています。
自然史博物館の中でも中心的な存在である進化の大ギャラリーは近代的な外観の別な建物内にあります。解放感のある吹き抜けの展示スペースになっており、絶滅の危機に瀕している動物コーナーや今にも本当に歩きだしそうな多くの動物達のはく製を見ることができます。こちらはエレベーターの他、休憩ができるスペースもあり、子ども向けの本やおもちゃも用意されています。