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ブランデンブルク門の入場料や営業時間
ブランデンブルク門は無料のため、入場料やチケットは不要です。事前予約の必要もありません。また、24時間見学可能で、旅行の日程に合わせて訪れることができます。オーディオガイドなどの取り扱いはありません。ブランデンブルク門の歴史などに興味がある場合は事前に情報を入手しておきましょう。
初心者の方は現地ツアーに参加するのもおすすめです。ブランデンブルク門や観光地をウォーキングで巡るといったツアーに参加すれば、ベルリンの街をより身近に感じられるでしょう。日本語ガイドつきのツアーもありますのでぜひチェックしてみてください。
ブランデンブルク門の見どころ
ブランデンブルク門にはドイツの歴史や文化などを体感できる魅力があります。ここでは、その中でも特に注目したい4つの見どころについて紹介します。
アクロポリス神殿の門をモチーフにしたデザイン
ブランデンブルク門はカール・ゴットハルト・ラングハンスにより設計され、アテネにあるアクロポリス神殿の門をモチーフにデザインされました。特に印象的なのは、古代ギリシャの建築様式のひとつであるドーリア式(ドリス式)で建設された円柱です。
ドーリア式は古代ギリシャ様式の中で最も男性的といわれており、シンプルながらもパワフルで重厚な存在感があるのが魅力。通り抜け道路の造形美にも注目です。ぜひ間近で鑑賞してみてください。
ナポレオンにゆかりのある「勝利の女神像」
ブランデンブルク門の上には、「4頭馬車に乗った勝利の女神像」の彫刻が施されています。女神像はナポレオンがプロイセンを破った際にフランスに持ち帰られ、その後プロイセンの勝利により奪還されたという歴史があります。また、女神像の杖に施された鉄十字の紋章は、ナチスをイメージさせるとしてオリーブの杖に変更されていた時期がありました。
様々な災禍を乗り越えてきた女神像は、ベルリンのパワースポットとしても人気があるようです。
SNS映えするショットも狙える「パリ広場」
パリ広場はブランデンブルクの向かいにある広場のこと。「ベルリンの応接間」とも呼ばれ、ポピュラーな観光スポットとして賑わっていますが、ベルリンの壁がある間は市民の立ち入りが禁止されていました。現在は地元の人の憩いの場にもなっています。
広場からは門の全体像を眺めることができ、絶好の撮影スポットとしても有名です。周辺には大使館や高級ホテル、銀行・レストランなどが建てられ、エレガントな風景を楽しむこともできます。
音のない空間で思いを馳せる「静寂の部屋」
静寂の部屋は、ブランデンブルク門のそばにある音が聞こえない部屋のこと。「あらゆる人が静寂なときを過ごせるように」という願いのもと市民運動によって作られました。屋外の音が遮断されているため、平和について思いを巡らせたり考え事をしたりするのにぴったりの場所といえるでしょう。心を落ち着かせたいときや疲れを癒したいとき、自分に向き合いたいときにもおすすめです。
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ブランデンブルク門の所要時間
ブランデンブルク門観光の所要時間は30分程度です。門のある広場は歩行者専用エリアになっているため、比較的ゆったりと見学することができます。カメラやビデオの持ち込みも可能ですが、地元やほかの観光客の方々に配慮して撮影しましょう。
ブランデンブルク門への行き方
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ブランデンブルク門の最寄り駅は、ベルリン中央駅(Berlin Hauptbahnhof)から地下鉄で2駅目のところにあるブランデンブルクトアー駅(Brandenburger Tor)です。ブランデンブルクトアー駅からは徒歩1分程度で到着します。なお、ブランデンブルクトアー駅の構内にはベルリンの壁に関連する展示がありますのでチェックしてみましょう。そのほか、ベルリンの有名観光スポット「ベルリン大聖堂」の最寄り駅であるルストガルテン(Lustgarten)駅からバスを使用する方法もあります。
ブランデンブルク門のおすすめイベント
ブランデンブルク門のおすすめイベントは、毎年10月にベルリンで開催される光の祭典「Festival of Lights」です。2005年から催されているライトアップイベントで、ベルリンの街や有名な建物がプロジェクションマッピングなどで彩られる光景を楽しむことができます。世界的にも有名なイベントとなっており、毎年の来場者は200万人以上に及びます。ブランデンブルグ門ではデジタルアーティストたちによるプロジェクションマッピングコンテストが開催され、来場者も投票が可能とのこと。ぜひ歴史ある街並みと光のアートの融合を体感してくださいね。
ブランデンブルク門と合わせて行きたいおすすめ観光スポット3選
ブランデンブルク門はベルリンの中心部に位置しており、周辺には様々な観光地が点在しています。ここでは特におすすめの観光スポットを3点ピックアップして紹介します。
平和を願うモニュメント「ホロコースト記念碑」
ホロコースト記念碑は、戦時中にホロコーストの犠牲となったユダヤ人の方々を追悼するモニュメントです。作家アイゼンマンによって設計され、紆余曲折を経て2005年に完成しました。約19,000平方メートルもの敷地に2,000本を超える石碑が立ち並び、無機質ながらも厳粛で悲しげな雰囲気が感じられる空間となっています。記念碑が位置しているのはブランデンブルク門近郊にあるエーベルト通り。ほかの観光地とは一味違う、厳かな観光スポットとしても有名です。
ホロコースト記念碑
ドイツ / ベルリン
- Near the Brandenburg Gate | Information Center: Cora-Berliner-Straße 1, 10117 Berlin, Germany
- +49 30 2639430
- 火 - 日 10:00 - 20:00
境界地から生まれ変わった「ポツダム広場」
ポツダム広場はショップやオフィス・映画館などが集まった広場のこと。近郊都市のポツダムが名前の由来になっています。1920年代から30年代はヨーロッパ屈指の繁華街でしたが、第二次世界大戦時に破壊され、戦後は東西ドイツの境界地となり、ベルリンの壁によって分断されました。
ドイツ統一後は開発が進み、現在は高層ビルや商業施設が集中する近代的なエリアとして栄えています。おすすめはソニーセンターやコルフホフビルなど。最寄り駅のポツダム広場駅正面に展示されているベルリンの壁の一部も必見です。
ベルリンの観光名所が勢ぞろい!「ウンター・デン・リンデン通り」
ウンター・デン・リンデン通りは、かつて宮殿として使用されていた旧ベルリン王宮からブランデンブルク門をつなぐ1km半程度の大通り。ベルリンの街の中でも特にポピュラーな通りで、森鴎外の「舞姫」にも登場しています。通りにはドイツ歴史博物館や傭兵所として利用されたノイエヴァッ、フンボルト大学やベルリン大聖堂・国立歌劇場などベルリンの歴史や文化を堪能できるスポットが集まっています。菩提樹の並木通りやフリードリヒ大王の騎馬像なども見どころで、歩くだけでも楽しい一押しのスポットです。
ブランデンブルク門を観光するならオプショナルツアーがおすすめ
ブランデンブルク門観光をより満喫したい場合は、有名観光地やショッピングなどが含まれたオプショナルツアーに参加するのがおすすめ。ベルリンの壁や旧東西ドイツの国境検問所といった歴史スポット見学、ベルリンのトレンドスポットのひとつハッケシャー・マルクト地区散策やショッピングなどを楽しめるツアーが開催されています。ツアーによっては世界遺産「博物館島」に足を運ぶことも可能。ウォーキングや公共交通機関を利用したツアーのほか、専用車でゆったり観光できるプライベートツアーもありますのでお好みのツアーを探してみましょう。
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ドイツの首都ベルリンからブランデンブルクへと向かう、ウンター・デン・リンデン通りの終端にあるのが、ブランデンブルク門です。 1788年~1791年に古典主義様式で建設され、高さ26m、幅65.5m、奥行き11m。門の上のクアドリガという4頭立ての馬車に乗った、勝利の女神であるビクトリアの像が印象的。さらに旧東西ベルリンの境界にあり、ベルリンの壁の事実上の一部であったことで分断時は通行不可になっており、ベルリンの壁崩壊後は解放されたことから、現在ブランデンブルク門は東西ドイツ統合のシンボルとなっています。 今回は、そんなブランデンブルク門周辺の見どころについて紹介します。
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ベルリンのミッテ区にあるのが、ベルリン大聖堂です。鉄道のAlexanderplatz駅より徒歩約10分。 1465年に建築されたベルリン大聖堂は、1905年にヴィルヘルム2世の命により建て替えられ、ネオバロック様式の現在の姿となっています。複数名の、プロイセン王国の王族が祀られていることでも有名。最大の見どころは、8点のモザイク画で彩られた高さ114mの天蓋で、270段の階段を上ると間近でモザイク画を見ることも、天蓋の外へ出ることもできます。天蓋の外からの、ベルリンの街の風景は絶景です。 今回は、そんなベルリン大聖堂周辺の見どころについて紹介します。
【ドイツ】ベルリン動物園周辺の観光スポットおすすめ18選!充実した旅行を!
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SバーンとUバーンのZoologischer Garten駅より徒歩約1分のところにあるのが、ベルリン動物園です。 1844年に開園したベルリン動物園は、ドイツで最古の動物園であり、世界最大級の規模を誇ります。約35ヘクタールの広大な敷地内には、ゾウ・キリン・ゴリラ・パンダなど約1300種、20000頭以上もの動物たちが、野生の姿に近い形でのびのびと暮らしています。人工飼育で世界的に人気となった、ホッキョクグマの「クヌート」が生まれた動物園としても有名。 今回は、そんなベルリン動物園周辺の見どころについて紹介します。
【ベルリン】赤の市庁舎周辺でおすすめの観光スポット12選!ドイツを満喫!
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ベルリンの中心部、フリードリヒ通りの南側にあるのが、チェックポイントチャーリーです。 チェックポイントチャーリーは、第二次世界大戦後のドイツが東西に分断されていた時代に、東ベルリンと西ベルリンを分断する境界線上に設置されていた国境検問所。現在のチェックポイントチャーリーには、復元された小屋と標識があります。小屋の外側には兵士の写真が掲げられ、写真はアメリカ兵は旧ソ連地区側、ソ連兵は旧アメリカ地区側を向いており、当時の様子がうかがえます。 今回は、そんなチェックポイントチャーリー周辺の見どころについて紹介します。
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ベルリンのシャルロッテンブルク地区、オリンピアパーク内にあるのが、ヴァルトビューネです。最寄駅は、Pichelsberg。 ドイツ語でヴァルトは森、ビューネは舞台という意味で、その名の通り森のなかにある野外コンサート会場です。ヴァルトビューネは古代ギリシャの円形劇場がモデルで、1936年に開催されたベルリンオリンピックの際に作られ器械体操などが行われました。その後はボクシングやコンサートが行われ、なかでもピクニック・コンサートともいわれる、ベルリンフィルハーモニーのコンサート会場として有名。 今回は、そんなヴァルトビューネ周辺の見どころについて紹介します。