【オランダ】アムステルダム国立美術館の見どころや行き方を紹介！合わせて行きたいおすすめスポットも

アムステルダム国立美術館の入場料・チケット入手方法

アムステルダム国立美術館に入場する際は、事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。
入場の際にすでにチケットを持っている人と、当日購入する人とは別の列に並ぶことになるため、すでにチケットを持っている人は、待ち時間もほとんどなく入場することができるからです。
当日購入でも、並ぶ人は多くないので待ち時間も少ないのですが、無駄に時間をとる必要もないので、アムステルダム国立美術館を見学する予定のある人は、事前に購入をしておくほうが安心できます。

事前予約の方が安い

アムステルダム国立美術館のチケットを、事前に予約しておくのがおすすめなのは、入場の際の優遇だけではありません。
実は事前にチケットを予約購入しておくと、割引料金が適用され、通常20€のところが19€の割引料金で購入できます。ただ、事前購入は公式サイトから購入した場合のみになり、残念ながら日本語の公式サイトはないので、英語のサイトからの購入が必要です。
現在では、日本語サイトからの予約購入も行なえるようになりましたが、公式サイトではなくツアー会社が代行して行なうため、手数料と合わせて21€になってしまうので注意が必要です。

是非ともアプリをインストール

アムステルダム国立美術館を訪れるなら、是非とも事前に公式アプリをインストールすることをおすすめします。
公式アプリは無料でダウンロードすることができるのですが、このアプリにはなんと日本語で聞けるツアーや、作品の音声解説も入っているので、より詳しくアムステルダム美術館を楽しむことができます。

アムステルダム国立美術館のみどころ

オランダでも最大規模を誇るアムステルダム国立美術館ですが、8000もの展示品がある中でも是非とも見ておきたい、おすすめのみどころを紹介します。

フェルメール

17世紀のオランダが誇る風俗画家フェルメールの作品が展示されています。最高傑作ともいわれている「牛乳を注ぐ女」のほかにも、「手紙を読む青衣の女」「恋文」「デルフトの小路」などの有名作品が4点も展示されています。
絵自体はありきたりな日常生活の描写なのですが、見る人に与える圧倒的な存在感は、本物を見るとさらに迫力があります。
たった2枚しか存在していない、フェルメールの風景画「デルフトの小路」は、1654年に火薬庫の大爆発により半分近くが壊滅した町並みを現代に残す、とても貴重な作品でもあります。

オランダ出身の天才画家ゴッホの絵

世界的にも有名な、オランダ出身の天才画家ゴッホの絵も展示されています。苦悩する自己の表情が描かれている「自画像」や、「カラフェとフルーツの盛られた皿」や「下生え」といった作品も展示されており、日本人にもよく知られるゴッホの作品を間近で見学できます。

8000点もの展示物

全世界でも、わずか30作品ほどしかないオランダ出身の画家フェルメールの作品のうち、4点もの作品のほか、総数8000点を超える美術品が展示されています。
多くの美術品と、併設のカイパース図書室にある美術関連の書籍を眺めながら、一日を過ごすことができます。アムステルダム国立美術館内にはレストランやカフェもあるので、時間を気にせず芸術の世界に没頭することができる場所です。

ドールハウス

黄金時代の様子を垣間見ることができるドールハウスは、アムステルダム美術館の見どころもひとつでもあります。最古のものは1676年製と歴史もあり、精密なデザインのインテリアなどは細部にわたるまで昔の様子を表しており、是非見学したい作品ばかりです。
黄金時代の繁栄や生活の様子を繊細に表している作品が多く、つい時間が経つのを忘れてしまいそうです。

観光にどれくらいの時間がかかる？

アムステルダム国立美術館内にある、展示物を見学するだけでしたら3時間ぐらいで十分回ることもできます。
しかし、作品をじっくり見たいという人や、絵画だけでなくドールハウスや図書館で美術書も見てみたいという人にとっては、一日あっても時間が足りないほどです。館内にはレストランやカフェもありますし、たくさんの美術関係の本などもあるので、一日じっくり時間をかけて回ることもできます。

アムステルダム国立美術館へのアクセス

アムステルダム国立美術館は、オランダの首都アムステルダムの、ミュージアム広場と呼ばれる場所にあります。
トラムという、アムステルダム市内を走る交通機関を利用するのがもっとも便利な方法で、Rijksmuseumで下車すると目の前がアムステルダム国立美術館になります。または、Spiegelgrachtで下車をして数分歩けばアムステル国立美術館に到着します。チケットは、1時間使えるチケットや、1日乗り放題のチケットを使います。バスや地下鉄との共通チケットです。

合わせておすすめの観光スポット

アムステルダム美術館周辺には、そのほか有名な美術館を始め多くの観光スポットがあります。たくさんある場所の中から、ぜひとも合わせて行ってみたいおすすめ観光スポットを紹介します。

アイ・アムステルダム サイン

アムステルダム国立美術館のすぐ近くにあるオブジェで、多くの人が集まる人気フォトスポットです。美術館の建物も背景に入るので、アムステルダム国立美術館に行くならぜひとも立ち寄って記念写真を撮ってみたい場所です。

ゴッホ美術館

世界的に有名な画家、ゴッホの作品が展示されている美術館です。「じゃがいもを食べる人々」や「ひまわり」、「アーモンドの花咲く枝」更には「種まく人」などといったようなゴッホの傑作が展示されています。
アムステルダム国立美術館にもゴッホの作品はたくさん展示されていますが、ゴッホの有名な作品を堪能したい人は合わせて訪れたい場所です。ゴッホ美術館の入場券の購入は、オンラインでのみ可能になっています。入場できる日や人数に限りがあるので、希望をする人は早めにオンラインで予約購入をしておくことをおすすめします。

キューケンホフ公園

世界一有名で、最大規模のフラワーパークといわれているのが、キューケンホフ公園です。チューリップをはじめとした、球根植物が700万本以上も植えられており、特に春になると、色とりどりのチューリップをはじめとした、様々な種類の花々を楽しむことができるスポットです。

アムステルダム中央駅

オランダの首都、アムステルダムにあるアムステルダム中央駅は、モダンな煉瓦造りの建物で、なんと東京駅を作る際のモデルになったともいわれている建物です。
アムステルダム国立美術館と同じ、ピエール・カイペルスによって設計されました。中央に立つ時計には二つの窓があり、ひとつは時計ですがもうひとつはオランダらしい風見計がついたユニークなデザインです。

アムステルダム国立美術館を訪れるにはオプショナルツアーもおすすめ！

アムステルダム国立美術館を見学するには、個人で行くほかにもオプショナルツアーに参加する方法があります。
オプショナルツアーに参加する場合には、英語による事前予約の必要もないほか、見所を逃さず回ることができるといった利点があります。日本語のツアーは限られますが、美術鑑賞の場合にはアプリなどによる説明もあります。また、手配の便利なオプショナルツアーに参加すれば、面倒な手配をすることなく楽しめるのでおすすめです。

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