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由緒正しいマリインスキー劇場について紹介！
では、マリインスキー劇場の基本的な情報から歴史について紹介します。
マリインスキー劇場ってどんなところ？
オペラ・バレエ専用の劇場であるマリインスキー劇場は、モスクワ・ボリジョイにも並ぶ名門といわれています。マリインスキー劇場のバレエ団は、なんと世界五大バレエ団の一つであり、劇場の管弦楽団はロシアで長い歴史を誇る音楽団体でもあります。ちなみに、バレエの名作である「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」が初めて公演された場所です。これらは現在でも上演されており「スペードの女王」などの人気作も鑑賞できます。
このマリインスキー劇場がある場所は、ロシアのサンクトペテルブルクです。建物はマリインスキー劇場（マリインスキー1）・マリインスキー2・コンサートホールの3つがあります。世界遺産に登録されており、歴史に浸るために訪れるのにもおすすめです。日本から近いウラジオストクにも支部があり、そちらでもバレエの鑑賞ができます。
1700年代から続くマリインスキー劇場の歴史紹介
マリインスキー劇場は1783年から200年以上続いています。女帝エカチェリーナ2世の勅令により、オペラ・バレエの専用劇場として作られました。その当時の劇場の呼び名は建物が石造りだったので、「石の大劇場」でした。ではいつごろ、「マリインスキー劇場」と呼ばれるようになったのでしょうか？
それは1800年の後半のことでした。1859年になり現在のネオ・ビザンチン様式の建物が完成しました。その当時の皇帝であるアレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロヴナの名から「マリインスキー劇場」と呼ばれるようになったといわれています。このマリインスキー劇場は、ロシア帝国・ソビエト時代・現在のロシア、この3つの時代で親しまれ続けてきています。
マリインスキー劇場の気になるチケット料金・予約・ドレスコードなど
では、これから気になるチケット料金・予約・ドレスコードなどを紹介していこうと思います。
チケット料金はいくら？
チケット料金は、はっきりいってしまうと演目・座席によって料金が違うので一概にはいえません。650〜12,000ルーブルくらいまでの幅広いチケット料金になっています。人気の「白鳥の湖」はチケット料金が高い傾向にあると言えます。安くても見たいと考えている方には、バルコニー席がおすすめです。この席になると安価な料金で鑑賞ができる傾向にあります。
チケットを予約するには？
公式ホームページ・旅行サイト・オプショナルツアーのサイトなどからチケットの予約ができます。販売されるのは演目から1ヶ月〜半年前くらいが多いです。ちなみにオプショナルツアーからだとホテルからの送迎・ガイドがついているものもあるので、便利です。
マリインスキー劇場のドレスコードは？
「格式高い劇場だから、ドレスコードが気になる…」という方も少なくないと思います。しかし、この劇場ではドレスコードを強く気にする必要はありません。さまざまな服装の人がいるため、いわゆるスマートカジュアル・キレイめの格好で問題ありません。男性であればワイシャツとジャケット、女性はワンピースと羽織るモノのようなシンプルな格好で大丈夫です。
もちろん劇場にはドレスアップしてる人もいるので、ドレスアップして向かうこともできます。周囲に不快感を与えない格好を心がけて訪れるようにしましょう。
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マリインスキー劇場の見どころ
これからご紹介をするのはマリインスキー劇場の見どころです。おすすめの座席や新館についてなどを記載しています。
マリインスキー劇場（マリインスキー1）の1階の座席から鑑賞
マリインスキー劇場（マリインスキー 1の方）は1階から4階まであります。この中での座席おすすめはやはり舞台から近い1階の座席ですが、席を選ぶときには注意が必要です。なぜならロシア人の背は非常に高いため、自分の席の前にロシア人が座っている場合だと「せっかく近いのに舞台が見えない」なんてこともあります。
もし席を選ぶのであれば、1階の最前列か、バルコニー席の最前席を選ぶことをおすすめします。誰も前に座っていない状態でしたら、しっかりと舞台を見ることができるでしょう。
新館であるマリインスキー2
次にご紹介をするのは、新館であるマリインスキー2です。こちらは2013年に建てられた新しい舞台ですよ。伝統的なマリインスキー1と比べると、現代的な内装と外観です。新館ではオペラ・バレエに合わせて映像投影がされることもあり、新しいスタイルの芸術鑑賞ができます。「型にはまった作品だけじゃなく前衛的な作品を見てみたい！」と考える人は、こちらで上映される作品を見に訪れてみてはいかがでしょうか？
チャイコフスキーの3大バレエ
チャイコフスキーの3大バレエ「くるみ割り人形」「眠れる森の 美女」「白鳥の湖」は、マリインスキー劇場（マリインスキー1）で初めて行われました。この初演が行われた場所で、この3作品を見るとこみ上げてくる思いがあるかもしれません。これまでに公開されてきた歴史などに思いを馳せながら、鑑賞することをおすすめします。
マリインスキー劇場の所要時間
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多くのバレエの上映時間は、2〜3時間ほどです。しかしそれよりも早めに訪れることをおすすめします。それは、手荷物を預けるためだけでなく、舞台の前でオーケストラの人達が集まり、演奏や準備をする時間帯があるからです。せっかくなので、ちょっと早めに訪れて、演奏を聴いてみましょう。また開演前でしたら劇場内での撮影ができるため、記念撮影をしたい人も早めに訪れることをおすすめします。
マリインスキー劇場へのアクセスは？
それでは次にマリインスキー劇場（マリインスキー1）・マリインスキー2・コンサートホールへのアクセスを紹介します。
マリインスキー1・2は川を跨いで隣接しています。最寄りのバス停は「Mariinskiy Teatr」であり、歩いて2分ほどで到着します。
マリインスキー劇場と合わせておすすめの観光スポット
これからご紹介をするのはマリインスキー劇場と合わせておすすめの観光スポットです。数多くある観光スポットの中から「エカテリーナ宮殿」「血の上の救世主教会」「聖イサク大聖堂」をピックアップしました。
エカテリーナ宮殿
まず最初にご紹介するのは世界遺産に登録されている「エカテリーナ宮殿」です。もともとは質素な建物でしたが、皇帝エリザベータにより豪華絢爛なロココ様式に立て直されました。見どころはなんといっても「琥珀の間」です。部屋全体が琥珀で形づけられています。一度見たら忘れられなくなるような光景です。マリインスキー劇場からは、電車とバスを乗り継いで1時間30分ほどの場所にあります。
血の上の救世主教会
次に紹介するのは「血の上の救世主教会」です。こちらも世界遺産に登録されています。インパクトのある名前が特徴的なこの教会。この名前の由来は1881年に皇帝アレクサンドル2世が爆殺された場所に、教会を建てたからです。弔いの意味がかけられている名前です。内部には聖書の宗教が描かれており、訪れた人たちを圧倒していきます。マリインスキー劇場からは、電車と徒歩で30分ほどの場所にあります。
ハリストス復活大聖堂 （血の上の教会）
ロシア / サンクトペテルブルク
- 191011 Naberezhnaya kanala Griboyedova, 2
- 5月1日〜9月15日10:00〜18:00、18:15〜23:00、9月16日〜4月30日11:00〜19:00
- 水
聖イサク大聖堂
最後にご紹介をするのは「聖イサク大聖堂」です。巨大な聖堂であり、世界で3番目の大きさを誇ります。何よりも特徴的なのは金色のドームです。そのドームの高さはなんと101.5mです。こちらの展望台からはサンクトペテルブルクの街を一望することができます。マリインスキー劇場からは、歩いて15分ほどの場所にあります。
マリインスキー劇場を訪れるのはオプショナルツアーがオススメ
「ロシア語がわからないから、せっかく訪れても歴史・文化などの深い情報に触れることができない」と思う人には、オプショナルツアーがおすすめです。日本語ガイド付きでマリインスキー劇場を案内するツアーもあります。深い知識を得ることができます。またホテルへの送迎を行うツアーもあるので、ドレスアップして訪れる場合も楽に済ませられます。より充実度の高い時間を過ごしたいのでしたら、オプショナルツアーに参加してみてはいかがでしょうか？
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