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【富山】黒部峡谷を120%楽しめるトロッコ電車の観光ガイド

日本三大渓谷・日本の秘境100選のひとつ、黒部峡谷。夏でも涼しげな万年雪や黒部川のエメラルドグリーンなど自然を肌で感じられるスポットが満載の風光明媚な観光地です。この黒部渓谷では、かつての貨物運搬車であるトロッコ電車に揺られながら絶景を楽しむツアーが人気です。 「トロッコ」とは、トンネルやダムなどの工事現場から資材を運搬するために使用した貨車。現在では観光用に利用され、トロッコ電車という愛称で親しまれています。いくつもの橋を渡り、トンネルをくぐり抜ける電車は多くの人々を魅了し続けています。 今回は、そんな乗るだけでも楽しいトロッコ電車での黒部観光の見どころを紹介します。おすすめシーズン、アクセス、電車の楽しみ方など旅を楽しむためのポイントをまとめているので、初めて訪れる人も安心。トロッコ電車の魅力をたっぷりお伝えします。

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更新日: 2024年4月27日

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<目次>
■黒部峡谷の観光シーズン
■トロッコ電車の乗降駅
■始発駅「宇奈月駅」へのアクセス方法
■トロッコ電車のチケット予約・発券方法
■トロッコ電車の楽しみ方
■黒部峡谷のおみやげ情報

■黒部渓谷の観光シーズン

季節折々の景観が楽しめるトロッコ電車

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トロッコ電車の通る黒部渓谷は、豪雪地域であるため運行されているのは4/1~11/30までの8カ月間です。春には谷間の残雪や新緑を楽しめます。夏にはトンネル内の冷気が心地よく、清流の流れも涼し気で避暑にも最適です。また、秋の紅葉が楽しめる10月下旬〜11月中旬には「黒部の五段染め」と言われる赤や黄色に色づく木々や、サンナビキ山の初冠雪といった美しい景色を眺めることができます。
このように運行期間中はどのシーズンに訪れても、観光客を魅了する絶景に出会うことができますよ。

観光におすすめの服装&持ち物

トロッコ列車を降りると山あいの峡谷ですので、履物はスニーカーやトレッキングシューズなど動きやすく履き慣れたものが適しています。
春は寒暖差が激しいので、念のため防寒着を持参してください。夏は、強い日差しを受けるので日焼け止めや帽子などの紫外線対策をしましょう。秋が深まる頃には、急激に気温が下がるので、保温性に優れた服装がおすすめです。
いずれの時期も、山の天気は変わりやすいので、雨具や飲み物など事前に万全の準備をしていくと安心ですよ。

■トロッコ電車の乗降駅

トロッコ電車には、4つの乗降駅があります。各駅の特徴や見どころを紹介していきます。

宇奈月駅(うなづきえき)

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トロッコ電車は宇奈月駅が出発地点です。ここを起点に「秘境黒部峡谷」の旅が始まります。駅構内にはレストランや売店も充実し、駐車場も完備されています。周辺には富山県隋一の温泉郷・宇奈月温泉があります。足湯スポット、日帰り温泉などがあり気軽に温泉も楽しめます。宿泊施設も多く点在し、ゆっくり時間をとって美術館などへの観光もおすすめです。

黒薙駅(くろなぎえき)

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一番の見どころは、後曳橋。橋から見下ろせる深く険しい谷はとてもスリリングで見応えがあります。
駅から20分ほど歩くと、峡谷最古の露天風呂があります。吹き上げるほどの豊富な湯量は宇奈月温泉の源泉でもあります。ハイキング気分でぜひ歩いてみてはいかがですか。自然の中でお湯に浸かれば、疲れも癒されますよ。

鐘釣駅(かねつりえき)

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駅近くの展望台から正面に黒部万年雪を間近に見られます。15分ほど歩くと河原露天風呂があり、河原を掘るとお湯が沸き出ることで有名です。自分で掘った露天風呂に浸かるのも良い思い出になります。
この地点では、急斜面を上り下りするためのトロッコ電車のスイッチバッグも見所のひとつです。普通の電車では見ることができない、Z字に走る様を満喫してください。

欅平駅(けやきだいらえき)

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終着駅となるこの駅の2階には、ゆったり200席の広い食堂があります。屋上からも絶景を眺めることができます。まずはこちらで腹ごしらえをしてから周辺散策を楽しみましょう。
眺望が素晴らしい朱塗りの奥鐘橋はぜひ訪れたいおすすめのスポットです。ほかにも猿飛狭や人喰岩など名所の数々が揃っています。散策の後は足湯でリフレッシュもできますよ。

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■始発駅「宇奈月駅」へのアクセス方法

トロッコ電車の始発駅となっている宇奈月温泉へのアクセスは意外と便利です。玄関口となるのは黒部宇奈月温泉駅で、東京方面からは北陸新幹線で乗り換えなしで行けます。大阪・名古屋方面からは特急と新幹線を利用して到着。そこから徒歩で新黒部駅まで行き、富山地方鉄道に乗り替えて約25分で目的の宇奈月温泉駅へと到着します。
車の場合は、黒部ICから約13km、時間にして約20分とこちらも便利です。

■トロッコ電車のチケット予約・発券方法

トロッコ電車の料金と所要時間

トロッコ電車は時期や車両によって料金が異なります。事前にお得な切符などをチェックしておきましょう。団体・学生割引や紅葉時期の晩秋割引などもあります。目安として片道、宇奈月〜欅平(5/1~11/30)大人1710円、子供(小学生)860円。リラックス車両券530円、特別車両券370円(乗車券にプラス)。
全列車定員制なので、ゆっくり観光を楽しめます。途中下車無効なので、切符を購入する際は目的地までの乗車券を買いましょう。宇奈月〜欅平間で約1時間15分の旅を楽しんでください。

切符の予約・購入方法

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切符の購入方法は、ネット予約・現地購入が可能です。ネット予約はわかりやすく便利です。オンライン予約から希望の日時を選択、お客さま情報を入力し、予約内容を確認し完了。予約後の変更・解約手続きも簡単に行えます。当日、宇奈月駅1番窓口で乗車券と引き換えます。当日券は朝6:50より発売しています。帰りの時間指定は現地にて指定となります。GWやお盆、紅葉の時期は混雑するので早めに予約することをおすすめします。

<a href="http://www.torokko-yoyaku.com/">チケット予約はこちらから</a>

■トロッコ電車の楽しみ方

トロッコ電車の特徴

トロッコ電車には3つのタイプがあります。それぞれ旅のスタイルやお好みで選んでください。
普通客車はオープン型。窓がないため開放感があり、最も黒部峡谷らしい雰囲気を楽しめます。リラックス客車は窓付きで、季節・気候にとらわれず、リラックスして観光できます。特別客車は、優雅にゆったりと楽しみたい方におすすめ。リラックス客車と特別客車は別途料金がかかります。また、それぞれ発車時刻が異なるので予約の際にチェックが必要です。

トロッコ電車に乗って眺められる絶景

新山彦橋

トロッコ電車が出発して最初に渡る真紅の鉄橋です。電車の音が、やまびことなって響き渡ることから名付けられました。車窓からは四季折々の渓谷美を眺めることができ、旅の始まりにふさわしいスポットです。

黒部万年雪

百貫山に降った雪が雪崩によって谷に堆積して、次の冬まで溶けずに残っていることから万年雪と呼ばれます。新緑の季節は、緑と雪の白のコントラストがとても美しく、観光客を魅了します。鐘釣駅前の展望台からは間近に鑑賞できます。

後曳橋(あとびきばし)

黒部峡谷の支流黒薙川に架かる橋です。峡谷の中でもっとも険しい谷で高さ60mのスリリングな世界を楽しめます。あまりの高さに思わず後ずさりしてしまうことから名付けられました。ガイドブックでもおなじみの峡谷一番の見どころです。

■黒部峡谷のおみやげ

宇奈月、鐘釣、欅平の各駅に売店があります。黒部の名水で作った地酒やビール、峡谷オリジナルグッズなどが種類豊富に揃っています。鐘釣駅では黒部の氷筍水を100%使ったくず餅、万年雪にちなんだ金平糖「万年雪のかけら」といった、ここでしか手に入らない限定商品もあります。旅の思い出に残るお土産を探してみてはいかがでしょうか。

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