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■神秘のブナ原生林が紅葉に包まれる白神山地

白神山地は青森県から秋田県にかけて約13ヘクタールもの原生林が広がっている山岳地帯です。手つかずの大自然が今も残っており、日本で初めての世界遺産にも登録されています。透明度が高く青く輝くように見える青池やブナ原生林、暗門滝など多くの見どころがあり、登山道も整備されているので人気の観光地となっています。

白神山地の紅葉シーズンは10月上旬から10月下旬にかけてで、白神山地を象徴するブナが色づき、頭上を覆い尽くす美しい景色が広がります。特におすすめしたいのは点在する大小さまざまな湖沼を総称して呼ぶ「十二湖」めぐりで、紅葉に染まった木々が水面に映り幻想的な風景を映し出します。
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■湿原特有の紅葉が楽しめる八甲田山

八甲田山は青森県の中央部に位置する山々の総称で、日本百名山のひとつにも数えられています。八甲田山の名前の由来は、八がたくさんあることを示し、甲が峰を、田が湿原を表しています。それゆえ、山上には豊かな水に溢れ、点在する湿原の湖沼がここならではの景観を生み出しています。湿地にはそれぞれ名前もついており、場所場所によって見られる景色がハイキングの楽しみになっています。

八甲田山は東北屈指の人気紅葉スポットとして名前が上がる山で、10月上旬から10月中旬ごろにかけて紅葉に彩られます。先ほどの湖沼群も紅葉の見どころですが、八甲田山ならではのおすすめの楽しみ方はロープウェイを使って空から眺める紅葉です。気軽に楽しめるので体力に自信がない方も安心です。また、周辺にある名湯「酸ヶ湯温泉」に立ち寄るのもおすすめです。
■紅葉のお花畑が幻想的な秋田駒ケ岳

秋田駒ヶ岳は、秋田県と岩手県にまたがり、十和田湖の東に位置する秋田県で最も高い山です。豊富な高山植物が見られる山として知られ、ムーミン谷と呼ばれる高山植物のお花畑が人気です。ほかにも各湿地帯でお花畑が見られ、荒々しい岩山に比べて女性的な優しさも感じさせます。また、山の上であることを忘れるほど、水場が多く整備された木道のそばで数々の池を見られます。

秋田駒ケ岳の紅葉の見頃は10月中旬から10月下旬にかけて。秋田駒ケ岳はなんと八合目まで車で行けるので、樹林帯を歩かず登山口からそのまま高山植物が生い茂るエリアに入ります。なだらかな丘陵のような秋田駒ケ岳では、紅葉に染まる植物が視界いっぱいに広がりを見せます。赤や黄色のまだら模様、色が薄くなっていき黄金色になる湿地帯の植物など、穏やかで美しい紅葉が楽しめます。
■多様な植物の紅葉が美しい早池連峰
早池峰山(はやちねさん)は岩手県中央部に位置し、東西に伸びるように広がる登山に人気の山です。日本百名山にも数えられているばかりか、花の百名山にも選定されたくさんの高山植物が自生しています。固有の植物も多く「早池峰山および薬師岳の高山帯・森林植物群落」として国の特別天然記念物に指定、「早池峰山のアカエゾマツ自生南限地」としても国の天然記念物なっている植物好きにとっての天国のような山です。

早池峰山の紅葉シーズンは、10月の上旬から10月中旬頃。麓から見上げる紅葉と、中腹で視界が開けた瞬間、そして山頂付近の尾根道の3箇所が大きな紅葉の見どころとなっています。登山道の樹林帯の中でも紅葉を感じられますが、角度が急な岩場が続くのであまりゆっくりと紅葉を楽しめる場所はあまりありません。そうした大変な道のりを超えて、樹林帯を抜けた時の眼下に広がる紅葉のじゅうたんに、大きな感動を与えてくれるでしょう。
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