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■【その1 】天龍寺〜仁和寺〜龍安寺〜金閣寺〜京都水族館
天龍寺
京都駅で電車に乗り、トロッコ嵯峨駅から、歩いて10分で着きます。もとは平安初期に建てられた禅寺の檀林寺でしたが、4世紀後に御所として使われ、さらにその後に寺になりました。見どころは法堂の天井の雲龍図。1997年に日本画家の故加山又造氏によって描かれた龍が、迫力あふれる目つきで周囲に睨みを利かせています。もうひとつの見どころが、日本最初に史跡・特別名勝指定を受けた庭園「曹源池庭園（そうげんちていえん）」。紅葉の時期には、色とりどりに染まったモミジに、大勢の観光客が見入ります。
天龍寺→仁和寺（15分）
境内には、国宝や重要文化財の建造物が多くあります。見どころは紅葉と桜。春にはソメイヨシノやしだれ桜のほか、遅咲きの御室桜が咲き誇り、大勢の人たちが可憐な花びらを見つめています。秋が来ると、木々の葉が赤やオレンジに色づき、観光客を楽しませます。特に紅葉に彩られた五重塔は、全国の写真愛好家に愛される撮影スポットです。天龍寺から京福電鉄に乗り、御室仁和寺駅で下車すぐです。
仁和寺
- 京都府京都市右京区御室大内33
- 075-461-1155
- 3月～11月 9:00～17:00 12月～2月 9:00～16:30（ともに受付終了30分前）
- 御室仁和寺駅より徒歩約3分
仁和寺→龍安寺（2分）
1450年に建てられ、簡素な石庭「方丈庭園」で知られる禅寺です。庭園は、きれいに整えられた白砂の中に15個の石が配置され、一本の草木も使わず自然を表しています。。ベトナム反戦運動の高まりとともに広がった「ZEN（禅）」ブームでは、禅の聖地として世界中に知られました。1975年にはイギリスのエリザベス女王2世も拝観しています。重要文化財の太平記12冊も収蔵されています。市バス59系統三条京阪行きに乗り、竜安寺で下車です。
龍安寺→金閣寺（10分）
小中学校の修学旅行で誰もが行ったことのあるであろう寺で、正式名称は「鹿苑寺（ろくおんじ）」。鎌倉時代の公家・西園寺公経の別荘でしたが、室町幕府の将軍・足利義満が譲り受けて立てました。建物の内外壁に金箔が貼られた輝かしい寺で、足利家の栄華が見てとれます。1950年に放火で完全に焼失しましたが、5年後に再建されました。市バス59系統三条京阪行きに乗り金閣寺前で下車です。
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