【10月】愛知ツアー・愛知旅行

ひつまぶし

名古屋名物の代表格「ひつまぶし」は、短冊状に細かく切った鰻の蒲焼を、おひつに敷いたご飯にのせたものです。はじめはそのまま、次に薬味と一緒に、さらに出汁をかけてお茶漬け風にしてと、1食で3度楽しめるのが魅力。添えられる薬味や出汁は店によってさまざまなので、食べ比べても楽しい一品です。

きしめん

「きしめん」は愛知県民のソウルフードとして親しまれている名物料理です。小麦粉を練って平たくのばした平打ちうどんのことで、麺に厚みがなくコシも弱いのが特徴。ダシは醤油ベースで、かつお節、ネギ、油揚げなどをトッピングするのが一般的です。ツルツルした独特の口当たりが多くの人に愛されています。

みそかつ

東海地方で親しまれている「みそかつ」は、ポピュラーな名古屋めしのひとつです。トンカツに、八丁味噌・砂糖・かつお出汁などをベースとした独特のタレをかけるのが特徴。千切りキャベツをトンカツの下に敷いたり添えたりするのが一般的です。甘辛い味噌ダレは店によってさまざまなこだわりがあります。

手羽先

名古屋の名物グルメのひとつ「手羽先」は、鶏の羽の先端部分にあたる手羽先を唐揚げにし、甘辛いタレやスパイス、ゴマなどで味付けした料理です。濃い目の味にするが特徴で、カリカリ食感とジューシーなタレがクセになると評判。名古屋ではビールのお供に欠かせない一品として親しまれています。

味噌煮込みうどん

名古屋を代表する麺料理のひとつ「味噌煮込みうどん」は、古くから家庭料理として親しまれてきた一品です。小麦粉と水のみで作ったうどんの麺を、八丁味噌で仕立てたダシで煮込みます。具材には鶏肉やネギ、シイタケ、かまぼこ、月見卵などを使うのが一般的。ほとんどの場合、熱が均等に行き渡る土鍋で提供されます。

あんかけスパ

「あんかけスパ」は、スパゲティにスパイシーな餡（あん）をかけた、名古屋独自のグルメです。スパゲティには幅2.2㎜という極太の麺を使用。ミートソースを名古屋風にアレンジしたという餡はコショウの風味を効かせたパンチのある味わいで、ソーセージ、玉ねぎ、ピーマンなどをトッピングするのが一般的です。

名古屋コーチン

地鶏の王様とも呼ばれる「名古屋コーチン」は、明治時代に名古屋で作出された高級ブランド鶏です。一般的な肉用鶏の約3倍もの日数をかけ、しっかり運動させながら育てられるのが特徴。適度に締まった肉は旨味が強くコクがあると評判です。また卵の黄身は濃厚でなめらかな舌触りをしており、お菓子作りなどに用いられます。

味噌おでん

名古屋の郷土料理「味噌おでん」。味噌で具材を煮込んで作る本格的なものと、普通のダシで煮たおでんに味噌をつけて食べる手軽なものと、大きく2つのタイプに分けられます。八丁味噌に代表される豆味噌を使用するのが一般的で、素材の旨味を引き出す濃い目の味つけがご飯やお酒に合うと評判です。

どて煮

「どて煮」は名古屋めしの代表ともいえる名物グルメです。牛すじや豚のモツなどの具材を、味噌・砂糖で柔らかくなるまでじっくり煮込みます。野菜やゆで卵など、入れる具材は家庭や店によりさまざま。刻みネギや七味唐辛子といった薬味をかけて食べます。具材の旨味と赤みその風味をしっかり楽しめる一品です。

カレーうどん

愛知県豊橋市のうどん屋で提供されている名物「豊橋カレーうどん」。器の底からご飯、とろろ、カレーうどんの順で盛りつけるのが特徴で、トッピングにはウズラの卵が、うどんには自家製麺が使われています。トッピングは店によってさまざまな趣向が凝らされており、とろろご飯とカレーうどんを同時に楽しめると評判です。

エビフライ

「エビフリャ～」の名で知られる愛知名物のひとつ「エビフライ」。三河湾は全国有数のエビの漁場であり、県の魚にクルマエビが指定されるほど、エビは県民から親しまれています。名古屋でも多くの飲食店でエビフライを提供。ジャンボエビフライや天むす、エビフライサンドなどさまざまなアレンジメニューも見られます。

天むす

名古屋めしの定番ともいえる「天むす」は、小さなエビの天ぷらを包んだおにぎりです。ひと口大に作られた小さめのおにぎりで、冷めてもおいしいのが特徴。エビ天に染み込んだ甘辛ダレと、塩を使わないお米との相性も抜群です。テイクアウトグルメとしても人気が高く、駅などでも売られているため気軽に購入できます。

鉄板スパゲッティ

「鉄板スパゲッティ」は溶き卵を敷いた鉄板の上にナポリタンをのせた料理です。鉄板でナポリタンを提供するのは名古屋の喫茶店で始まった文化のひとつ。シンプルなナポリタンと卵の相性が良く、最後まで温かい状態で味わえる点も評判です。イタリアンの店では出されていないので、食べたい人は喫茶店を訪れましょう。