【10月】大分ツアー・大分旅行

とり天

大分のソウルフードともいえる「とり天」は、下味をつけた鶏肉を天ぷらのように揚げた名物料理です。一般的な天ぷらと異なり、ポン酢や酢醤油などのタレをつけて食べるのが一般的。外はカリッと、中はふんわりした食感が老若男女を問わず愛されています。下味やタレは店によってさまざま。食べ比べても楽しい一品です。

だんご汁

大分県の各地で食べられている「だんご汁」は、旬の食材をみそ味で仕上げた汁料理です。小麦粉を捏ねてねかせ、薄くのばした「だんご」を入れるのが特徴。穀物を粉にして食べる粉食文化があった大分では、米の代わりとして食べられていました。だんごは米粉で作ったり、丸くしたりと地域によって製法が異なります。

やせうま

「やせうま」は練った小麦粉を平らにのばして茹で、砂糖やきな粉をまぶした大分の郷土菓子です。「うま」とは幼児言葉で食べ物をさし、平安時代に八瀬（やせ）という乳母が空腹の若君にこの菓子を食べさせていたことが名前の由来と言われています。素朴で優しい味わいで、これをアレンジした和菓子は土産物にも最適です。

豊後牛

大分が誇るブランド和牛「おおいた豊後牛」は、大分県内の豊かな自然ので最も長く肥育された黒毛和牛のことです。その肉は美しい霜降りで、豊かな風味ととろけるような食感が特徴。また2017年に宮城県で開催された「第11回全国和牛能力共進会」では種牛の部で日本一に輝くなど、種雄牛の血統としても高評価を得ています。

別府プリン

「別府プリン」は日本屈指の温泉地、別府市の名物スイーツです。別府には温泉の噴気で食材を蒸しあげる「地獄蒸し」という伝統的な調理法があり、同じく温泉の蒸気を利用して作る別府プリンを「地獄蒸しプリン」とも呼びます。店によって固さや味わいが異なるので、湯巡りと同時に食べ比べも楽しむことが可能です。

別府冷麺

別府市内で提供される冷麺を「別府冷麺」と呼びます。もともとは戦後満州から引きあげてきた料理人が、現地の冷麺を和風にアレンジし、別府で冷麺店を開いたのが始まりです。今では専門店だけでなく、ラーメン屋や焼肉店などでも提供されるご当地麺料理として親しまれており、店によって異なる多彩な冷麺を楽しめます。

関サバ・関アジ

大分が誇る高級ブランド魚として知られる「関サバ・関アジ」は、九州と四国の間に広がる豊後水道でとれたマサバやマアジのことです。激しい潮の流れにもまれて引き締まったプリプリの食感が特長。大分市や別府市には関サバ・関アジを提供している店が多く、観光客はもちろん地元の人々にも好評を得ています。

にら豚

「にら豚」は全国有数のニラの産地である大分市で、家庭の味として親しまれてきた郷土料理です。ニラと豚肉、キャベツを醤油ベースの甘辛ダレで炒めたシンプルな料理で、ニンニク・鷹の爪などの香味を加える場合もあります。ご飯にもお酒にも合うと世代を問わず愛されており、中華料理店などでも提供されています。

日田やきそば

「日田焼きそば」は、大分県日田市のご当地Ｂ級グルメです。普通の焼そばがしっとりしているのに比べ、日田焼きそばは焦げ目がつくまで麺をしっかり焼くのが特徴。パリッとした香ばしい麺とシャキシャキのモヤシの食感が絶妙です。店によって焼き方や秘伝のソースなどにこだわりが見られます。

中津からあげ

から揚げの聖地ともいわれる大分県中津市の「中津からあげ」は、大分を代表するＢ級グルメとして知られています。醤油をベースとした漬けダレをしっかり染み込ませ、薄い衣でカラッと揚げるのが特徴。揚げたてだけでなく、冷めてもおいしいと評判です。漬けダレや薬味は店によって異なり、さまざまな味わいを楽しめます。