【2月】島根ツアー・島根旅行

出雲そば

日本三大そばの一つである「出雲そば」。殻がついたままの状態のそばの実を挽き込む方法でそばを作っているため、栄養価と香りが高い、風味豊かな食べ応えのあるそばに仕上がっています。冷たいそばは丸い重箱・割子に入っていることから「割子そば」と呼ばれており、温かいそばは「釜揚げそば」として親しまれています。

出雲ぜんざい

出雲はぜんざい発祥の地。ぜんざいとは甘く煮た小豆のなかに、餅や白玉団子を入れた料理です。「出雲ぜんざい」は大粒の小豆と汁気があるのが特徴で、甘みも塩気も感じられる味付け。出雲地方で旧暦の10月に行われる神在祭で振る舞われていた「神在餅」が、徐々に変化して「ぜんざい」という名になったとされています。

ばくだんおにぎり

地元の人に親しまれている、隠岐諸島の郷土料理「ばくだんおにぎり」。まるでばくだんのような黒々とした見た目のインパクトから名づけられました。作り方や材料はシンプルで、隠岐産の岩のりを軽く炙ったら、片面に醤油を塗り、おにぎりに巻いたら完成。シャキシャキとした食感と磯の香りが漂う絶品です。

松江おでん

松江にはたくさんのおでん屋さんがあり、その数は全国トップクラス。「松江おでん」は出汁も具材もお店によってさまざまですが、2つの特徴があります。1つめは豆腐やこんにゃく、大根などの具材が大きいこと。そして2つめは地野菜の「黒田セリ」や「春菊」などの葉物野菜が入っていることです。

トビウオの刺身

島根の人々には「あご」として親しまれているトビウオ。島根はトビウオの漁獲量が多いことから、さまざまなトビウオ料理があります。そのなかでも「トビウオの刺身」は島根の郷土料理とも呼べる人気の高い一品。筋肉質のトビウオの身は弾力のある食感で、淡白かつ上品な味わいです。

赤てん

島根県浜田市のソウルフード「赤てん」。魚のすり身と唐辛子で作った練り物に、パン粉をつけて揚げた一品です。見た目の赤さと、ピリッとした辛さ、そしてカリッとした食感が特徴。県内では赤てんを少し炙り、マヨネーズをつけて食べる方法が人気です。