イスファハンは、イランの都市で、イスファハーン州の州都です。テヘランの南約340kmにあります。古くから政治・文化・交通の拠点であり、16世紀末にサファヴィー朝の首都に定められ発展しました。 町が美しいので、別名「イランの真珠」と言われています。人口は、約158万人で面積は279km2。古代ペルシア語の"Aspad-hana"(アスパダナ)が、町の名前の由来で、「大軍の集結地」が示す通り、町の周辺の平原は軍隊の駐屯地や捕虜の収容所として使われていました。 1979年に世界遺産に登録されたイマーム・モスク(王のモスク)などがある新市街のイマーム広場(王の広場)は、青を基調とした精密なアラベスク模様のタイルで覆われた荘厳なモスクや宮殿によって囲まれています。
イスファハン - 観光
イランで最も広い観光地であるイスファハーンには、15、16世紀ごろに造られた歴史的建造物が数多くあります。1597年にサファヴィー朝のアッバース1世が都としました。貿易で世界中の食品や日用品などが集まったため、街はみるみる発展し、イスファハーンは「世界の半分」と言われるまで繁栄を極めました。芸術文化も育ち、細やかな幾何学模様で覆われた宮殿や、鮮やかなライトブルーのモスクなど、見る人を圧倒するほどの美しい建築物が次々と建てられました。今では、それらを一目見ようと世界中から観光客がやってきます。教科書や雑誌を通してではなく、ぜひ自分の目で、イスラム美術の美しさを確かめてみませんか。イスファハーンに行く人は必見の観光スポットを紹介します。
周辺スポット
イスファハン - 城・宮殿,寺院・教会
イスファハンはイランにある都市の1つで、日本に例えると京都のような古都です。ペルシャ絨毯、ペルシャガラスなどペルシャ文化が残る都市となっています。空とのコントラストが美しいモスクや、美しいキリスト教の教会、アジア風の宮殿など魅力的な観光スポットがたくさんあります。歴史を感じることができるミステリアスな雰囲気の観光スポットもあるので異国の情緒を感じたい人にもおすすめの旅行先です。日本からは直行便が出ていないため、アジア諸国で乗り継ぎをし、首都テヘランから国内線に乗り換えてアクセスします。イスファハンはエキゾチックな雰囲気を堪能するのにピッタリです。今回はそんなイスファハンでおすすめの観光スポットを紹介します。
イスファハン - 旅行グッズ
普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。 今回は、イスファハンで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
イスファハン - 寺院・教会,文化遺産
イスファハンの金曜モスクは、イラン中部イスファハンにある最古のモスクです。8世紀に造られたジャーメ・モスクは、イスラム教徒が金曜日に集団礼拝を行う場になっており、金曜モスクと呼ばれ地元の人々に親しまれています。 建物は何度も増築され、現在の形になっています。中庭の周りに4つのイワンと2つの大きなドームを持つ姿はイスラム建築様式の原型ともいわれ、2012年には世界遺産にも登録されています。建物全体にタイルやアラベスク文字などさまざまな時代の装飾が見られ、イスファハンの中でも興味深い建造物のひとつです。 イスファハンの中心のイマーム広場には徒歩で簡単にアクセスできるので、周辺観光やショッピングなども楽しめます。
イスファハン - 城・宮殿
ハシュト ベヘシュト宮殿は、イラン中部イスファハンの中心、イマーム広場から徒歩15分の場所に建つ宮殿です。 ペルシア語で8つの楽園を意味する宮殿は、チャハルバーグ通りにある大きな庭園の中にあり、チェヘル・ソトゥン宮殿やイマーム・モスクなどの歴史的建造物やレストラン、ホテルなどが多く集まっています。 宮殿はシャー・アッバスによって1600年代・サファヴィー朝の時代の建てられたもの。形は八角形になっており、ユニークな4つの異なるファザードが特徴的で、内部のタイルには鳥、爬虫類、動物などが描かれています。2階建ての宮殿には、シャー・アッバスの8人の妻が暮らしていたといわれ、現在は博物館として一般に公開されています。
イスファハン - 散歩・街歩き ,観光名所
ジョルファー地区は、イラン中部イスファハンの南西部に位置するエリアです。 ヤンデ川の南側に広がるアルメニア人居住区で、サファヴィー朝のシャー・アッバス1世がアルメニア人をこのエリアに住ませたのが始まりと伝えられています。 シャー・アッバス1世が建てたアルメリア教会のひとつ・ヴァーンク大聖堂は、観光スポットして多くの人が訪れます。街には現在でも多くのアルメニア人が住んでおり、ヴァーンク教会とベツレヘム教会の間に広場は人々の憩いの場として人気があります。ジョルファー通りには、おしゃれなカフェが軒を連ねてており、スーパーマーケットやブティック、ホテルなどが集まった対岸のエリアとは異なる魅力的なスポットです。
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