このページではアンコール・ワット/アンコール・トム周辺にある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”空中階段と3つの回廊”の遺跡 パブーオンとは「隠し子」という意味で、アンコールトム内のバイヨンと象のテラスの間にあるピラミッド型の寺院遺跡で、200mくらいの空中参道を渡って行くことができる。3つの回廊があり、回廊を結ぶ階段はとても急で注意が必要だが、上から見る景色は絶景と言われ、裏側に巨大な寝釈迦像がある。
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東向きの”3つのレンガ造りの塔” プラサット・バッチュムは10世紀中頃にラージェンドラヴァルマンによって建造され、建築家のカヴィンダライマターナが手掛けた寺院であり、東向きに3つのレンガ造りの塔があり、それぞれに石に刻まれた碑文が残されている。残念ながらレリーフは部分的に風化が進んでおり、基壇も砂に埋もれている。
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たくさんの”象の像とレリーフ” 象のテラスはバイヨンの近くにある、かつて閲兵式や儀式や祭事が行われていた場所とされ、象の像がたくさんあり、象とガルーダのレリーフが並んでいて、象の鼻が柱になっている所もある、他の遺跡とは違った雰囲気が楽しめる場所である。テラスの前は草原になっていて、散策するのに良い場所である。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡
クメール帝国に”タイムスリップ” アンコールトムとは「大きな町」という意味で、800年前の国王の城で、城壁に囲まれており、中にはバイヨン寺院や象のテラス、バプーオンなどの遺跡があり、クメール帝国にタイムスリップしたような気分になり、当時の栄華を偲ぶことができる。象に乗ることもでき、回廊の彫刻は繊細に彫られている。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
見落としがちな”小さくて綺麗な遺跡” バクセイ・チャムクロンとは「翼下で護る鳥」という意味で、10世紀の初め頃に造られ、高さ27mの四層の基壇の上にレンガ製の祠堂が一基のっているピラミッド型の寺院である。中心の砂岩のリンテルはインドラが3つの頭の象の上に立っている細かな彫刻で装飾されており、碑文が扉口の両側にある。
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”上智大学が発掘調査中”の寺院遺跡 バンテアイ・クディとは「僧房の砦」という意味で、上智大学が発掘調査している寺院の遺跡で、ひっそりとした雰囲気で、中は小部屋のように仕切られたスペースが続き、回廊は右にも左にも前にも進め、迷路のようであると言われる。柱に踊り子のレリーフが掘られている踊り子のテラスが有名である。
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奥地に静かに佇む”穴場スポット” プリア・パリライはアンコールトムの北西に位置する、奥地にある遺跡で、木立に囲まれた祠堂がある、穴場的スポットであるため、訪れる人は少なく、祠堂の上部はほとんど崩れていて、中からは空が見える。静かに佇むように立つ遺跡に夕日が当たる光景はすばらしいとされ、雰囲気がいいと言われる。
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”未完成のピラミッド式寺院”の遺跡 タ・ケウは「紺碧の塔」という意味で、建造中に王が死去したために未完成のまま残っているピラミッド式寺院の遺跡で、装飾や壁画、女神などの像が一切なく、最上部に上ると見晴らしが良く、遺跡全体を見渡すことができる。訪れた人の多くは遺跡に上る時の階段が非常に急で、注意が必要であると言う。
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”たくさんのデヴァター”と有名な東門 タ・ソムはジャヤヴァルマン7世が建てた仏教寺院で、塔門には四面仏が彫られていて、中には他では見られないような仕草のデヴァターがたくさんあり、木が絡みついている東門が有名な、破壊が進んでおり、森の中の廃墟といった感じのスポットである。比較的小規模な寺院で、元は僧院だったと言われる。
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”綱渡りの踊り子の塔”のスポット プラサット・スゥル・プラットは「綱渡りの踊り子の塔」という意味で、アンコールトムの東側に位置する小さな遺跡群である。12のラテライト製の塔が並んでいて、その名の通り塔の間に綱を張って綱渡りが行われていた場所という説があるが、何に使われていたかは明確ではなく、諸説ある。
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”4つの等身大のゾウの像”がある遺跡 東メボンはピラミッド型の遺跡で、かつては水上に浮かぶように建っていた寺院だったと言われているが、今は水は全くなく、四方に等身大のゾウの像があり、主祠堂の中には仏像が安置されている。メボンとは「神の恵み」という意味で、急な階段を上って上まで行き、そこから景色を楽しめる。
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”かつての王の沐浴場”であった池 スラ・スランは「聖なる池」という意味で、12世紀後半にジャヤヴァルマン7世によって造られた王の沐浴場だったと言われるバンテアイクディの近くの広くて美しい池である。獅子の像が2つあり、朝日と夕日の穴場スポットであり、世界一大きな浴場と言われ、晴れた日は湖面に映る空と雲が綺麗である。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡
アンコールトム遺跡に入る”最初の門” アンコールトム南大門はアンコールトム遺跡に入る最初の門で、高さは23mあり、門の塔には東西南北の4つの面に観世音菩薩の彫刻が施されており、その微笑は「クメールの微笑」と呼ばれている。手前には神々の像がたくさん並んでいて、堀にかけられた橋の欄干には乳海攪拌が模られている。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”すべてがレンガ造り”の寺院の遺跡 プラサット・クラヴァンは921年にハルマサルバン2世によって造られた寺院で、すべてがレンガ造りであることが特徴の比較的小規模な遺跡である。レンガ造りの5つの塔が並び、外面には装飾はないが、内部の彫刻が綺麗で、特に中央の塔のヴィシュヌ神のレリーフが一見の価値があると言われる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡
戦いに勝利した”戦士たちの凱旋門” アンコールトム勝利の門は王宮の真正面にある、かつて戦いに勝利した戦士たちが凱旋した時に通った門とされ、象が支える門の上には東西南北の四面に観世音菩薩の大きな顔の彫刻があり、前には南大門と同じく乳海攪拌する神々と阿修羅像があり、あまり人がいない静かな雰囲気である。
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ライ王の石像と”美しいレリーフ” ライ王のテラスは象のテラスのそばにある、三島由紀夫の小説の題材になっているテラスで、テラスの上にはレプリカのライ王の石像があり、テラスの側面の壁には一面に一見の価値があると言われる美しいレリーフがある。本物のライ王の石像はプノンペンの国立博物館にあると言われている。
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林の中に建つ”赤いレンガ造りの遺跡” ビミアナカスとは「天空の宮殿」という意味で、奥まった所にひっそりとある赤いレンガ造りのピラミッド型の遺跡で、周りは林で囲まれ、あまり人がいない、静かな場所である。3層の基壇の上に回廊があり、祠堂が1基のっていて、上から見る景色は綺麗で、近くには男池、女池と呼ばれる沐浴場がある。
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”赤色が残ったデヴァター像”がある遺跡 チャウ・サイ・テボーダは12世紀に創建された小さな遺跡で、中央祠堂と拝殿があり、塔門と楼門を結ぶ空中参道が有名で、リンガを祀ったヨニや、美しい彫刻が多数あり、特に他の寺院では見られない中央祠堂の壁面の赤い色が残ったデヴァターが必見であり、華やかなクメール文化を感じることができる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”美しいデヴァター像”がある遺跡 トマノンは12世紀にスーリヤヴァルマン2世によって創建されたヒンドゥー教の寺院で、繊細な彫刻が堂内外に大変良い状態で多く残っていて、「小さな宝石箱」とも呼ばれる寺院である。中でも中央祠堂の壁面の女神デヴァター像が美しく、表情豊かな姿が多数あり、この場所に来たら必見の彫刻である。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
”巨大な顔の四面塔”と回廊のレリーフ バイヨンは12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって創建された仏教寺院で、見所は巨大な顔の四面塔や当時の生活感があふれる回廊のレリーフであり、アンコールワットよりは小さいが、有名なスポットで、いつも観光客が多い。中は四面塔が林立しており、不思議で神秘的な気分になると言われる。
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”外交官の宿泊施設”であった遺跡 クリアンは11世紀前半にジャヤバルマン5世とスーリャバルマン1世によって創設された寺院で、象のテラスの正面に位置する、アンコールトムの敷地内の最東にある小さい遺跡である。ラテライトと砂岩でできた、南北対称に造られている2つの寺院で、かつては外交官の宿泊施設であったと言われる。
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かつての”沐浴場であった5つの池” ニャック・ポアンはジャヤヴァルマン7世によって作られた沐浴場と言われている場所で、大きな正方形の池の中央には祠堂があり、更にその池の周りに4つの小さな正方形の池があり、それぞれの池には様々な動物の像がある。雨季には遺跡の中に入ることができず、外からしか見られない。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 文化遺産,史跡・遺跡
タ・ケウ(Ta Keo)は、アンコール遺跡群の内の1つです。10世紀末に、ジャヤヴァルマン5世によって建設が開始されましたが、王の死去のため未完成のまま放置されたピラミッド型ヒンドゥー寺院です。王の死去後の内乱ではなく、建設中に中央祠堂に落雷があり、神の怒りだと信じた人々が建設を中断したという説もあります。タ・ケウ(Ta Keo)とは「クリスタルの古老」の意味を持ちます。他の遺跡とは異なり、建設中断のための石が積まれたままの彫刻のない荒々しい外観が特徴です。また伽藍を取り巻く回廊には偽窓が作られ、内部に採光や通気のための真の窓を設けているため、この窓の構成が遺跡全体に閉鎖的では堅苦しい印象を与えています。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
穴場的スポットである”サムレ族の砦” バンテアイ・サムレは「サムレ族の砦」という意味で、比較的小規模な12世紀のヒンドゥー教の寺院であり、高い城壁の中に祠堂と回廊がある、アンコールワットと同じような重厚な造りの建物である。雨季には水に沈むと言われ、有名なスポットではないため、人が少なく、穴場的スポットと言われる。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡,文化遺産
建設時期がバラバラの”5つの寺院” プリア・ピトゥはアンコールトムの北側に位置する、5つの寺院からなる小寺院群であり、それぞれの寺院の建設時期はバラバラであると言われ、建設された順番も分かっていないと言われている。仏陀の彫刻や保存状態の良いナーガの像やリーガがあり、水平に保たれていて美しいテラスもある。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 史跡・遺跡
プリア カンは、12世紀にジャヤヴァルマン7世によって建てられた仏教寺院遺跡です。アンコール地域にある遺跡のなかでも有数の規模を誇る大きな遺跡です。「聖なる剣」の名を持つプリア カンですが、名の由来となった聖なる剣はプノンペンの国立博物館に収められています。 かつて寺院には千人以上の僧侶が住んでいました。ヒンドゥー教の神々や土地の聖霊らも境内に祀られていましたが、後にヒンドゥー教を信じるジャヤーヴァルマン8世によって仏像は破壊されしまい、今は仏教の僧侶らが、境内で祈祷を行っています。溶樹の繁殖や彫像の盗難によって遺跡の損壊が大きく、修復が行われています。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 文化遺産,史跡・遺跡
クロル コーとは、アンコールワット・ニャック・ポアン遺跡近くにある小遺跡です。観光客が少なくひっそりとした遺跡です。12世紀後半~13世紀初頭、ジャヤヴァルマン7世の時代に作られたとされるヒンドゥー教遺跡。クロル コーは、遺跡の傷みが激しいものの、インド神話の中で、クリシュナ神が雷神インドラから牛飼いと牛を守るために、ゴーヴァルダナ山を片手で持ちあげている破風のレリーフが残っています。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺 - 文化遺産
アンコールワットは、カンボジア北西部にある世界遺産「アンコール遺跡群」を代表する宗教寺院です。シェムリアップの街の中心部から7km程北側、車やトゥクトゥクで約30分くらいの場所にあります。 12世紀初頭に、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世が30年という歳月をかけて建造、クメール建築の傑作と言われています。ヒンドゥー教のヴィシュヌ神に捧げられ、王の没後は王を祀る霊廟となりました。 寺院全体の面積は、東京ドーム約15個分の約200ha。寺院内部は、ヒンドゥー教の宇宙観で構成されており、中央部に行くほど高くなり、中央5本の祠堂は須弥山(ヴィシュヌ神が君臨するとされる山)を表し、周りの壁はヒマラヤの霊峰を、環濠は無限の海を表しています。
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