東南アジアのインドシナ半島南部に位置するカンボジア(カンボジア王国)は、正式名称を「プレアリアチアナーチャッカンプチア」といい、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接する国です。首都はプノンペンで人口は1,513万人程度、国の面積は181,035k㎡。国民の8割がクメール人(カンボジア人)で、使われる言語はクメール語(カンボジア語)、憲法で定められる宗教は上座部仏教です。通貨はリエル(1リエル=0.026円、2019年9月現在、ただし米ドルが流通)。 国土の約3割が農地として利用されており、その8~9割は水田。主食は米で、少量のおかずでご飯をたくさん食べるのがカンボジア流。 世界遺産である有名な仏跡・アンコール・ワットは、9世紀初頭に成立したクメール王朝が12世紀〜13世紀にかけて最盛期を迎えた頃に建造されたものです。
シェムリアプは、カンボジア北西部に位置する観光都市です。アンコールワットの遺跡群への観光拠点として知られる場所。 シェムリアプへ行くには、日本から直行便が出ていないため、ハノイやホーチミン、バンコクなどを経由してアクセスするのが一般的です。 南部に位置するトンレサップ湖は、東南アジアで最大級の面積を持つ湖として知られ、多くの観光客が訪れます。また、レストランやカフェ、お土産ショップが並ぶメインストリートのシヴァタ通りやアプサラダンスショーが人気のパブストリート、ナイトマーケットではショッピングやローカルフードも楽しめます。リーズナブルな価格で泊まれるホテルやホステルが多いのもシェムリアプの魅力です。
カンボジア中南部に位置する首都のプノンペンは、人口約100万人の都市。フランス領だったころの面影が今も残る場所です。 ポルポト政権による大虐殺や内紛などさまざまな苦難を乗り越えて大きく発展してきたプノンペンには、歴史的建造物や博物館が多くあります。黄金色に輝くクメール様式の王宮やワット・プノン、国立博物館は多くの人が訪れる人気の観光スポット。 また、街にはマーケットが多く存在し、地元の食材からお土産にぴったりの民芸品やアクセサリー、雑貨類などが並びます。ローカルフードを味わうならナイトマーケットがおすすめ。バイチャーと呼ばれるチャーハンや焼きそばのようなミーチャー、牛肉と野菜の炒め物のロックラックなど日本人の口に合う料理が食べられます。
シアヌークビルは、カンボジアの南部に位置している湾岸都市で、「コンポン・ソム 」と言う名でも知られています。まるで手のひらのような形の砂浜に周囲を囲まれており、南と西の沖合は原始的な熱帯雨林が、西側の北から南にかけては数々のビーチが広がっており、海には美しい島々が浮かんでおり、ダイビングやシュノーケリング、釣りなどのスポットとしても人気になっています。また、ハネムーンなどにぴったりのリゾートホテルなども立ち並んでおり、カンボジアでも人気のリゾート地になっています。また、海に面しているカンボジアで唯一の国際湾岸都市でもあり、コンテナ取扱量が増加しています。
アンコール・ワット/アンコール・トム周辺は、9世紀から15世紀頃にクメール王国の中心として栄えた場所として知られ、世界遺産に登録されている遺跡が多く存在する人気観光地です。 アンコール・ワット観光へはシュムリアップを拠点にして移動する必要がありますが、現在日本からは直行便が出ていません。そのため、ベトナムやバンコクなどを経由してアクセスするのが一般的です。 アンコールワットの遺跡群には個人と観光ツアーで行けますが、初めての方はガイド付きのツアーに参加するのがおすすめです。朝日やサンセット時が人気で、オレンジ色に照らされた幻想的な遺跡群を楽しむことができます。カンボジアの伝統舞踊アプサラダンスを観賞したり、カンボジアならではのお土産をゲットできます。
人気スポット
クラチエは、カンボジアの東部に位置しているクラチエ州の都市で、州都です。メコン川沿いに位置している都市で、メコン川に住み着いているイラワジイルカの群れが観光資源となっています。クラチエから北に数kmほどの村からは、観光船が運行しており、イルカウォッチングができる、多くのツアーが運行しています。また、リバーサイドには観光客向けのレストランや、宿泊施設が立ち並んでおり、ピッツァなどの洋食などを楽しめるお店から、カンボジアの郷土料理を楽しむことができるお店まで幅広くそろっています。宿泊施設もレストランもリーズナブルに利用することができるところばかりになっています。街の中心には市場もあり、地元の人から観光客まで多くの人で賑わいを見せています。
プノンペン - 観光名所
カンボジアの首都プノンペンの定番観光スポットを集めてみましたので、訪れる際にはぜひ参考にしてください。 カンボジアは政治的に不安定な時期もありあまり身近な観光地ではありませんでしたが、最近は政治の安定と経済の発展を背景に観光のために訪れる人も増えてきています。特に、悲しい歴史を残す場所は今でも大きなメッセージを我々に伝えてくれていますのでぜひ訪れて頂きたい場所です。 とても悲しい近代の遺産と古代クメールから続く穏やかで優しい人々の伝統の文化を両方観ていくと、ここはただの観光だけでなく人類の過去の過ちやこれからの未来のために深く考える有意義な旅が出来る場所だと感じられるはずです。
シェムリアップ - 高級ホテル
タイとベトナムの間にあるカンボジア。首都プノンペンを中心に、近年人気を集めています。なかでもシェムリアップにある世界遺産「アンコール遺跡群」は、広大な敷地にたくさんの遺跡があり、訪れる観光客を魅了しています。一日ではまわりきれない規模で、3日用・7日用の入場パスなどを利用するのが便利です。あるいは、ツアーに参加してガイドの案内を聞きながら巡るのもおすすめ。市内には、飲食店やマッサージ店、カフェもあり、フレンドリーな現地の人との触れ合いも楽しめます。そんなシェムリアップには年間通して観光客も多く、発展途上国でありながら高級ホテルが多く点在しています。その中でも特におすすめの、安心して滞在できる高級ホテルを紹介します。
シェムリアップ - カンボジア料理
タイ料理ほどの辛さはなく、ベトナム料理ともまた一味違うクメール料理は、インドや中国など周辺国の影響を感じさせる料理が多く、野菜や香草、スパイスをふんだんに使用したヘルシーで家庭的な味わいが日本人の口にも合うといわれています。 中心となるメニューはやはりスープ。そして淡水魚が豊富に獲れることから魚料理が代表的なメニューとなっています。たっぷりの野菜と魚を煮込んだスープをご飯にかけて食べるのが一般的。味に深みを持たせるプラホック(発酵した魚のペースト)やテゥックトレイ(魚醤)、ココナッツやヤシ砂糖で甘さ、レモングラスやタマリンドで酸味をそれぞれ引き立たせ、酸っぱくて甘く深い味わいが特徴です。ここではシェムリアップでオススメのレストランをご紹介します。
プノンペン - 美術館
トゥールスレン博物館はプノンペン市内にある、元はポルポト時代の刑務所であった博物館で、ポルポト政権下の殺伐とした恐怖政治の跡が残っており、カンボジアの負の遺産とも言われ、見学者にとってはおぞましい場所である。訪れた人の多くは人間の残酷さが身にしみ、辛く感じたという感想を持つ。
シェムリアップ - カンボジア料理,アジア・エスニック料理
日本には馴染のないクメール料理ですが、クメールキッチンは、美味しいと評判のお勧めのお店です。ココナッツミルク入りのアモックはまろやかで食べやすいカレーのお味。スパイスも効いてないので食べやすくなっています。クメール料理の雷魚スープも美味。最後にマンゴラッシーをどうぞ!
プノンペン - カンボジア料理
カンボジア料理の有名な老舗レストラン。庶民的な店構えだが、広い店内はお客さんでいつも賑わっている。野菜と魚中心のヘルシーなメニューで、特にラタナキリ産の香り高い黒胡椒が効いたチャー・クダーム・マリエッ(渡り蟹の胡椒炒め)やチャー・マッ・マリエッ(イカの黒胡椒炒め)は絶品。
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