このページではハンブルクにあるモダン建築を紹介しています。モダン建築(モダニズム建築)は、19世紀以前の伝統的な建築を批判し、市民革命と産業革命以降の社会に即した建築を作ろうとする運動によって生まれました。装飾を排し、合理性・機能性を追求した建築で、モダニズムを代表する建築家には近代建築の巨匠ル・コルビジュジェや、ドイツのミース・ファンデル・ローエとヴァルター・グロピウス、フランク・ロイド・ライトらがいます。20世紀の住宅の最高作品と称えられるパリのサヴォア邸、NYのシーグラム・ビルディング、バウハウス校舎などが有名です。また、フィンランドには北欧モダニズムの父、アルヴァ・アアルトが手がけたフィンランディアホールやヘルシンキ工科大学などあり、観光名所となっています。
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ハンブルク - モダン建築
ドイツの都市ハンブルクの中心部、コントーアハウス地区の商館街にあるのが、チリハウスです。世界遺産「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」の構成遺産の1つ。 チリハウスは、1922~1924年にフリッツ・ヘーガーの設計により建設され、代表作といわれている建築物。チリ硝石で財を築いた、ヘンリー・ブラレンス・スローマンが名前の由来。 ドイツの表現主義建築を良く表している、480万個以上の北ドイツの伝統的な建材のレンガを手作業で積み上げて作られています。建物の先端が船首のように尖り、全体は流線型で優美でありながらダイナミックなことも特徴。現役のオフィスビルで、内部の見学も可能です。
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