台中旅行のポイント
どんな街?
台中は、一年を通じて温暖な気候に恵まれた、台湾中部で最大の都市です。清朝時代には国の行政の中心地であった背景から、歴史の薫りも残しながら、碁盤目状の街並みの中に高層ビルが建ち並び、ショッピングスポットもたくさんあります。
見所は?
台中には、高さ30mの弥勒菩薩で有名な宝覚寺、日本統治時代に建てられた台北駅や台中市政府、スイーツショップの宮原眼科、台湾のウユニ湖と呼ばれる高美湿地風景区、逢甲夜市などの見所があります。
おすすめのグルメ
台中の特産品として有名なのが、パイ生地の中に麦芽糖の白い密が入った太陽餅です。とろみのある羹に似たスープの大麵羹、台湾で流行中の臭豆腐などもおすすめ。そして、絶対に外せないドリンクが台中発祥のパールミルクティーです。
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台中でおすすめの観光特集
台中は、一年を通じて温暖な気候に恵まれた、台湾中部で最大の都市です。清朝時代には国の行政の中心地であった背景から、歴史の薫りも残しながら、碁盤目状の街並みの中に高層ビルが建ち並び、ショッピングスポットもたくさんあります。
火鍋やタピオカミルクティーといった名物をはじめとするグルメも満喫でき、活気に満ちた夜市の雰囲気も訪れる人々を惹きつけます。さらに物価は台北より安いとあって、魅力は尽きることがありません。今回はそんな台中でおすすめの定番観光スポットをご紹介します。
台中でおすすめの現地ツアー
台湾中部に位置する台中は、一年を通して温暖な気候に恵まれた美しい都市で、台湾の人が住みたい町としても高い人気を誇ります。台北や高雄からも新幹線なら片道1時間ほどとアクセスが良く、ちょっと足を延ばして日帰り観光を楽しむことも十分可能です。今回は台中観光でおすすめの現地ツアーをご紹介します。実際にみんなが予約してる現地ツアーを形式で紹介しているので、台中観光の際の参考にしてみてください。
台中でおすすめのホテル特集
台中での滞在に便利な、おすすめのホテルを紹介します。その国独自の文化や雰囲気を楽しめる宿での滞在時間は、海外旅行の楽しみのひとつ。自分の旅行イメージに合わせて、どこに滞在しようか、どんな過ごし方をしようかと想像するだけでも、旅行前のうきうきした気分が膨らみますね。
台中の宿泊施設には種類がいろいろあり、選択肢も豊富。旅先で余計なことに心をわずらわせたくない人には、サービスの行き届いた高級ホテルや大手チェーンのホテルがおすすめです。また、できるだけ宿泊費を抑えたいのであればホステルやゲストハウスなどの簡易宿泊施設に泊まるのもひとつです。
理想の旅行スタイルが固まれば、おのずと泊まりたいホテルの種類も決まってくるはず。じっくり考えて、自分のイメージにぴったりのホテルを選びましょう。
日本と台中の時差
台湾の為替
※2024年4月27日の為替価格です
台中でおすすめの観光スポットを紹介
■路思義教堂(東海大學)
路思義教堂(東海大学)は、台鉄・台中駅から車で約30分、東海大学のキャンパス内にある、観光コースにも組みこまれることの多い有名な教会です。
1963年に、世界的に有名な中国系アメリカ人建築家の貝聿銘の設計で建てられた路思義教堂は、地震が多い国であるため、耐震構造として柱を1本も使用せず、4面の独立した壁面でバランスを取る、屋根と壁が一体化したデザインが特徴的。2014年には、アメリカのケネディ基金が選ぶ“20世紀を代表する10の現代建築”にも選ばれています。
教会は日曜日の礼拝時間以外は、大学の授業の一環として開放されるのみ。訪問者は、建物の美観を見学したり、絵を描いたり、思い思いにのんびり過ごしています。
■台中国家歌劇院
台中国家歌劇院は、日本人建築家の伊東豊雄氏が6年余りもの歳月を費やして2014年に開館、そのインパクトのある外観から“新しい世界9大ランドマーク”のひとつとして数えられています。
“美しい音の洞窟”をコンセプトに、カーブした壁や穴、チューブ状のデザインが採用されていてます。支柱となる柱のない構造で、直角の壁が一面もないという斬新な建築物です。劇場内には大劇場と中劇場、小劇場の3つの国際的レベルの劇場の他、講演やイベントに適した多機能スペースも備え、屋上の空中庭園と野外劇場の緑地は憩いの場として親しまれています。
カフェやレストラン、ビアバーも入っており、シーンに合わせて利用できます。
■逢甲(ホンジャー)夜市
逢甲(ホンジャー)夜市は、台中市西屯区の逢甲大学キャンパス近く、安くて美味しいグルメが勢ぞろいの夜市です。大学前の商店街の夜市として始まっただけあり、今でも学生や若者が多いですが、台湾一大きな夜市となり、家族連れや旅行者など多くの人で賑わっています。
“胡椒餅”(台湾小吃の定番)や“大腸包小腸”(ライスホットドッグにソーセージを挟んだもの)、“蛋餅”(台湾風クレープ)、“糖葫蘆”(果物を飴でコーティングしたスイーツ)などの人気店も入っていて、台湾夜市名物の食べ歩きを楽しめます。
アクセスは、高鉄・台中駅よりタクシーで25分ほどです。
話題の”映え”スポットがいっぱい!人気急上昇中の台中へ
台湾の中部・台中にはフォトジェニックなスポットがたくさんあり、近年多くの観光客が訪れています。中でも一番の映えスポットは彩虹眷村(さいこうけんそん)。そこはまるで、絵本の世界に迷い込んだかのように鮮やかに彩られた壁画の世界が広がっています。彩虹眷村の近くには、高美湿地や眼科だった建物を改装したスイーツ屋さん宮原眼科など、話題性のある人気スポットが集まっています。彩虹眷村や宮原眼科は現地オプショナルツアーも多数催行しているので、初めて台中に行く方におすすめです。
女子旅でも安心!夜の九份散策はツアーがおすすめ
九份は、台湾に数ある都市の中でも特に観光人気の高い街です。日本で公開されて大人気を誇った映画『千と千尋の神隠し』に登場するような風景が見られるということで人気に火が点き、日本人をはじめ世界中から多くの観光客が訪れる街となりました。
台北からほど近い距離にあり、街も比較的コンパクトにまとまっているため、台北から日帰りで観光することも可能です。九份は大きく分けて「基山街」と「豎崎路」の2つのエリアに分かれています。「基山街」には、道の両脇にお土産ショップや食堂、スイーツショップなどが建ち並び、食べ歩きできるようなB級グルメを購入し散策を楽しみながら食事を済ませるといった過ごし方もできます。
小籠包に牛肉麺♪台北の人気レストランは事前予約必須!
台湾といえば夜市や小吃店を思い浮かべる方も多いとは思いますが、伝統の台湾料理もこれまた美味。福建料理の流れを汲み、自然豊かな台湾で採れる新鮮な海の幸や、旬の野菜をふんだんに使った台湾料理は日本人の舌にも意外と合います。
台湾の人気レストランは、現地直前予約だと間に合わないことも多いので、できれば出発前に予約しておくのがベストです。
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台中観光に行くならここが楽しい!
■宮原眼科
宮原眼科は、日本統治時代の建築物が残る、台鉄・台中駅周辺にある、1927年に宮原武熊医師が開院した眼科医院。
終戦後、国民党政府が台北市衛生院として管理していましたが閉鎖後は、ずっと放置されていました。ここに目を付けたのが、パイナップルケーキで有名な店で、建物を改装し、今ではアイスクリームやチョコレート、チーズケーキなどのスイーツを売る人気店となっています。
赤レンガ造りの宮原眼科は、上部はガラス張りとなっていて、中に入ると、教会のように高い天井から光が差し込む独特の雰囲気。本がぎっしり詰まった高い戸棚が天井に向かってそびえ立ち、まるで図書館のよう。2階にはインテリアが素敵なカフェもあります。
■彩虹眷村
彩虹眷村は、台湾台中市にある、一人のおじいちゃんが描いた、鮮やかな絵で埋め尽くされた地区。
日本語では“虹の村”と呼ばれますが、もともとは、中国での国共内戦で敗戦した後、台湾に移住してきた軍人たちなどが住んでいた住宅地でした。その後、経年に伴い、家は老朽化、再開発地区として取り壊しの案が持ち上がっていた場所でした。
全ての絵を描いた黄永阜おじいちゃんは、国民党の兵士で、共産党との戦いの後、ここに住んでおり、2008年から趣味で村に絵を描き始めたそうです。人や動物をデフォルメしたかのような画風が特徴的で、どれも見ていて元気になれると評判。売店ではオリジナルグッズが売られており、“彩虹冰”という棒アイスも人気です。
■高美湿地風景区(高美溼地)
高美湿地風景区は、台中市清水区西部にある湿地で、鏡張り体験ができる絶景スポット。野生動物保護区として保護されており、“台湾のウユニ塩湖”とも呼ばれています。
もともとバードウォッチングスポットとして有名でしたが、最近は、鏡張り体験ができるスポットとして注目されています。鏡張りの絶景は、太陽の光や雲の動きにより大きく表情を変えるため、同じ景色は二度と見れないと言われており、さらに、干潮と日没の時間、天候の3拍子揃ってはじめて、絶景に出会えるのです。
湖面に映る夕日は、背景の風車とあいまって、とてもロマンチック。アクセスは、台中駅から電車で約45分、清水駅で下車、バスで30分ほどです。
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台中でおすすめの観光スポットさらに紹介!
■台中文化創意産業園区
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台中文化創意産業園区は、台鉄台中駅から徒歩15分ほどの所にある、もともと日本統治時代の日本の酒造メーカー・大正製酒株式会社の工場があった跡地に造られた文化村です。
1957年には、台湾省菸酒公売局台中酒廠と改名され、台中文化創意産業園区となったのは2011年。100年以上も歴史ある建物を再利用したレトロな雰囲気と現代アートが融合したお洒落なスポットとなっています。
酒造工場の跡地だけあり、工場の面影が随所に見られ、お酒の展示館やアートスペース、カフェなどがあり、のんびりと過ごすことができます。
■谷関温泉郷
谷関温泉郷は、台中の東約60kmの山岳地帯、日本統治時代から温泉卿として開けていた観光地です。
1907年に現地民タイヤル族が発見した温泉で、明治時代に発見されたことより“明治温泉”とも呼ばれ、警察署の招待所として利用されていました。しかし、特別階級のみならず、台湾で4ヵ所しかなかった、一般人が利用できる温泉の一つとして愛されてきました。
泉質は、良質な弱アルカリ性炭酸泉で、飲むことも可能。明治天皇が浸かった際に男の子を授かったという話から、“生男湯”としても有名。
温泉街には温泉リゾートが建ち並び、自然遊歩道も整備されていて賑やか。無料で入れる足湯もあります。アクセスは、台中駅から、豊原客運153副バスに乗り2時間ほど。
■921地震教育園區
921地震教育園區は、1999年9月21日に台湾中部を襲った921大地震で被災した中学校の崩壊した建物を整備し、國立自然科学博物館が運営している施設です。
台中県霧峰郷坑口村にある光復中学は、校舎のほとんどが倒壊。政府は復興に取り組みましたが、その過程で倒壊した校舎、断層が動いた跡、隆起したグラウンドをそのまま保存し、地震記念館を建設することにしました。8年後の2007年にオープンしたのが「921地震教育園區」です。大地震の記憶を保存し、地球科学や地震への知識を広め、防災意識を高め、地震研究の成果を展示するという4つのテーマを掲げています。
アクセスは、台鉄・台中駅から50系統バスで約30分、921地震教育園区下車、徒歩10分ほど。
台中の基本情報はこちら
台湾の週間天気
台湾の気候は?朝晩の寒暖差にご注意!
南北に細長い地形を持つ台湾は、北部は亜熱帯気候、南部は熱帯地域と分かれます。暑い時期は日本よりも長く続き、その分冬は短め。具体的には3月から5月は春にあたり、朝晩はまだまだ冷え込む形。特に5月下旬あたりから梅雨入りすることが多いので、折り畳み傘などがあればいいでしょう。6月から8月は台風シーズンとなり、連日35度以上と本格的に暑くなってきます。9月から11月は徐々に温度は下がってきますが、思いがけず30度以上になる日も。冬になる12月から2月は小雨もぱらつき、肌寒くなるのでセーターなどが必要です。どの季節も朝晩の寒暖差は少なくないので、ストールなどの羽織ものを一枚持参すると重宝するでしょう。
台湾旅行での移動手段は何があるの?
台湾では電車や地下鉄、バス、また台湾新幹線といったさまざまな移動手段があります。中でも台北や高雄では観光地をほとんど網羅している地下鉄の利用が便利。車体やホームもきれいで、快適に移動できます。また観光地を効率よく結ぶオープントップバスのような観光バスもおすすめ。のんびりと風景を眺めながら移動を楽しめます。また台北から高雄までと少し遠出をしたいなら、台湾新幹線が快適。これを使えば台中まで約1時間、高雄まで約2時間なので、日帰り旅行も十分可能です。また2018年12月には新北市にライトレールと呼ばれる路面電車が開通し、台南でも2024年にモノレールが開通予定と、より移動が便利になりつつあります。
本場の台湾グルメを食べましょう!
おいしいものが勢ぞろいしている台湾には、絶対食べるグルメが数多くあります。まず定番は「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の小籠包。もちろん台湾では屋台や食堂でも絶品小籠包は食べられますが、ここはまさに絶品。少し値段はお高め設定ですが、ぜひ試してもらいたい一品です。その他「CoCo都可」もおすすめ。ここの「タピオカ&ナタデココ パッションフルーツティー」は、タピオカやナタデココ、そしてパッションフルーツの種というそれぞれ違った食感の組み合わせが新鮮で、台湾でも大人気のドリンクです。もちろんSNS映えも抜群。この店は日本にも進出しているので、飲み比べてみるのも楽しいですね。