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【オーストリア】ハルシュタットでおすすめの観光地:世界一美しい湖畔の街で世界遺産の雰囲気に浸ろう

オーストリア・ザルツカンマーグート地方にある「ハルシュタット(Hallstatt)」はハルシュタット湖の湖畔にある、中世の面影をたっぷりと残した美しい街です。人口900人ほどの小さな街ですが、土地は広くないため山の斜面と湖のギリギリのところに家が建ち並んでいて、その絵葉書のような光景はオーストリアのカレンダーなどにも使われることがあるほどです。 ハルシュタット湖畔とそれを取り囲むアルプス「ダッハシュタイン山塊(Dachstein)」は、「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、1997年に世界遺産に登録されています。また、ハルシュタットは昔から“塩の街”としても知られていて、ハルシュタットのハルは「ケルト語で塩」、ザルツカンマーグートのザルツは「ドイツ語で塩」を意味します。 今回はそんな世界で最も美しい湖畔とも称されるハルシュタットの見どころを紹介します。

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オーストリア全体

ハルシュタット格安ツアー

ハルシュタット格安Wi-Fi

日本とハルシュタットの時差

04月28日 1時27分55秒

オーストリア/ウィーンと日本/東京との時差は、7時間です。
日本の方が、7時間進んでいます。

ウィーンの時差を詳しく見る

オーストリアの為替

1ユーロは 169.37円

※2024年4月28日の為替価格です

ハルシュタットでおすすめの観光スポット・見どころを紹介!

■1分で解説! 「ハルシュタット」ってこんな街

ハルシュタットの歴史

Hallstatt from the lake III.

日本では、オーストリアと言えばウィーンやザルツブルクが有名ですが、ここハルシュタットもそれらと同じくらいの歴史を誇る街です。

ハルシュタットの歴史の始まりはなんと古代ローマ以前。この頃にはすでに岩塩の採掘が行われていて、塩の貿易で栄えたと言われています。この岩塩坑は現在も作業が行われている世界最古の塩坑ですが、中世になると岩塩は“白い黄金”と呼ばれるほどの価値を持ち、ハプスブルグ家によって手厚く保護をされました。今でも紀元前1200~500年にかけて塩坑のために使われていた鉄器や青銅器は大切に保管されていて、「ハルシュタット文化」として守られています。

ハルシュタット観光の見どころ

Hallstatt

ハルシュタットは、街の景観そのものが夢や真珠に例えられるような美しさを持っています。そのため、観光では湖畔と街並み、そしてそこに望むダッハシュタイン山塊の山々を一緒に堪能してください。湖畔にはそれをすべて見られるレストランも多いので、お腹が空いたらそういったお店をチョイスしてみると一石二鳥ですね。ぜひこの地の名物であるハルシュタット湖で採れたニジマスの塩焼きを楽しんでみてください。

ハルシュタットとその周辺地域は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地としても知られています。マリアとトラップ大佐が結婚式を挙げた教会など、どれも重要な場面で使われていたので、映画を観てから訪れるとより感動が増すかもしれませんね。

■「ハルシュタット塩抗(Salzbergwerk)」の見どころ

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ハルシュタットに来たら、ぜひ見ておきたいのが「ハルシュタット塩抗」です。塩抗は現在でも操業中ですが、当時の様子をそのまま残していて、暗闇の中に幻想的な世界を見ることができるでしょう。塩抗の中には昔ここに住みついて生活をしていた人の再現映像や実際の道具があり、まさに先史時代の当時にタイムスリップしたかのような感覚を覚えます。

「ハルシュタット塩抗」の最大の目玉は、塩抗で働いていた人たちが坑道を降りる際に使っていた約65mの木造の滑り台です。見学をするとこの滑り台を実際に滑ることができ、観光のいい思い出になるでしょう。かなりのスピードが出るので、不安な人は階段からも降りられます。

冬は閉鎖、個人では行けないので注意して

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「ハルシュタット塩抗」を見学する際に、まず注意しなければならないのは冬の期間は閉鎖してしまうことです。「ハルシュタット塩抗」は山の上にあるため、ハルシュタットの麓からケーブルカーに乗って岩塩坑の入り口まで行くのですが、冬は雪も積もることから、ケーブルカーがストップしてしまいます。行くなら春か夏がおすすめです。

さらに、個人で観光することはできず、必ずツアーへの申し込みが必要になります。ツアーはドイツ語と英語ですが、言葉が分からなくても楽しむことができ、また時間も2~3時間とたっぷりと設けられているので行く価値はアリです。ケーブルカーで山を登る際に見られるダッハシュタイン山塊も素晴らしいですよ。

■「ハルシュタット塩抗」ツアーの詳細はこちらから

Salzwelten(英語)

■「ハルシュタット湖(Hallstatter See)」の見どころ

Hallstatt, Austria

最大水深は125mにもなる「ハルシュタット湖」は、ハルシュタット観光のメインとなります。もちろん徒歩で湖畔沿いを回ることもできますが、よりこの雰囲気を味わうためには遊覧船に搭乗することをおすすめします。クルーズの時間は15分ほどで、湖から見上げる家々やダッハシュタイン山塊、さらに湖面に映る景色の姿をたっぷりと楽しめますよ。

5月~8月にかけてのハイシーズンは込み合うようですが、1回に30人ほどが乗れて回転も速いので、多少の列ならば待つ価値はあるります。ハルシュタット駅に着くと、船着場はすぐに見つけることができるので、まずはここに向かうのがおすすめです。

■「ハルシュタット湖遊覧船」の詳細はこちらから

Hallstatt Schifffahrt (英語)

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■「マルクト広場(markt platz hallstatt)」、「ゼー通り(Seestrasse)」の見どころ

Hallstatt,Austria

おとぎ話の中にいるかのような雰囲気を味わえるのが、「マルクト広場」とそこに続くメインストリート「ゼー通り」です。「ゼー通り」は湖畔沿いを歩く道で、ここはまさにハルシュタットらしさを存分に感じられる撮影スポットとなっています。多くの人がカメラを構え最高の瞬間を待ちわびているので、ぜひそれに混じってあなたもシャッターを切ってみてください。

そしてそれを抜けると、カフェやお土産屋さんが立ち並ぶ「マルクト広場」に出ます。広場の建物は16世紀からのもので、カラフルな色合いは見ているだけでもワクワクしてしまいますね。お店に混じって民家もあるのですが、各家庭が家先に施すガーデニングも素晴らしいので、お散歩がてらに見てみてください。

Hallstatt , Austria

■「ハルシュタットルーテル教会(Hallstatt Lutheran Church)」の見どころ

Hallstatt

ハルシュタットで一番目立つ、街のシンボルのような存在が「ハルシュタットルーテル教会」です。韓流ドラマ『春のワルツ』のロケ地にも使われていて、教会のバックにそびえる広大な自然との調和が絵になります。細長い塔の屋根は街のどこからでも見ることができ、ガイドブックにも必ずこの写真は使われていますよ。内装はシンプルですが、石造り特有の重々しさに魅了されます。

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■「マンモス洞窟(Mammuthohle)」の見どころ

オーストリア最大と言われる地底洞窟、「マンモス洞窟」も時間があればぜひ足を運びたいスポットです。普段はあまり見ることのない地底の中は幻想的で、期待以上の壮大さがありますよ。いくつもの年月をかけて形づくられた岩々や鍾乳洞はまさに鳥肌ものです。

「マンモス洞窟」の見学はツアーへの申し込みが必須です。山頂までのケーブルカー、ダッハシュタインザイルバーン(DachsteinSeilbahn)の中間駅が受付の窓口になっているので、そこで申し込みをしてくださいね。ツアーはドイツ語と少々の英語で行われ、40分ほどです。

■「マンモス洞窟」ツアーの詳細はこちらから

DACKSTEIN SALZKAMMERGUT(英語)

■「世界遺産展望橋(Welterbeblick)」の見どころ

Hallstatt from the lake III.

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「マンモス洞窟」に行くときに使うダッハシュタインザイルバーンを最後まで行くと「世界遺産展望橋」に辿り着きます。この橋は、山の斜面から突き出されるようにして作られているので、宙に浮いているような不思議な感覚でハルシュタットの絶景を見渡すことができます。

さらにその橋の先端にある展望台は湖に向かって飛び出ているので、湖の中心で壮大な山々を見上げることができそうです。展望台は無料なので、ハルシュタットに来たらぜひ訪れたい見どころの一つですよ。

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■「ハルシュタット博物館(Museum Hallstatt)」の見どころ

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マルクト広場の隣にあるのがこの「ハルシュタット博物館」です。ここにはハルシュタットの深い歴史や出土した土器や鉄器、塩抗で働く人々の模型が展示されており、ハルシュタットをより深く知りたい人におすすめです。館内の展示品には丁寧な日本語の説明もついているので、安心してください。英語やドイツ語が分からなくても十分理解できますよ。

ハルシュタット博物館(Museum Hallstatt)

Seestrasse 56, 4830 Hallstatt, Austria
+43-6134-828015
営業時間は季節によって変わるので、HPより確認してください。
http://www.museum-hallstatt.at/index.html

■ハルシュタットにあるおすすめレストラン

ガスホフザウナー(Gasthof Zauner)

ハルシュタットにはいくつかのレストランがありますが、中でもおすすめは数多くの地元料理が並ぶ「ガスホフザウナー」です。ここはマルクト広場の店の並びにあり、新鮮なニジマスが食べられると地元の人からも人気があります。料理に使われている塩ももちろんこの地で採れたもので、街並みとともに名産を味わえます。

ガスホフザウナー(Gasthof Zauner)

Marktplatz 51, Hallstatt 4830, Austria
+43-6134-8246
http://www.hallstatt.net/restaurants-en-us/neue-contentpage-en-us/

ブロイガストホフ (Brau Gasthof)

「ブロイガストホフ」も人気レストランの一つです。ホテル兼レストランで、地元料理が食べられ、一緒に飲む自家製ビールが特におすすめです。ビールの製造は1504年にまで遡り、今でも製法を受け継ぎながら当時の味を守っています。家族で経営をしているアットホームな雰囲気も魅力的です。

ブロイガストホフ (Brau Gasthof)

Seestrasse 120, A-4830 Hallstatt,Austria
+43-6134-20673
http://www.brauhaus-lobisser.com/index.php?m=24

■ハルシュタットへの行き方

難易度:★★☆☆☆(ハルシュタット駅につけばすぐに観光地です)

https://www.google.co.jp

ウィーンからハルシュタットへ

オーストリア連邦鉄道ÖBB IC+REX
所要時間:3時間30分~4時間
運賃:€43.00~

ウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)からアットナンク・プッハイム(Attnang-Puchheim)駅までのアクセスは、ICで約2時間です。アットナンク・プッハイムでREXかRに乗り換えてハルシュタット(Hallstatt)駅まで1時間30分前後で到着します。

ウィーン中央駅からアットナンク・プッハイム駅までの時刻表はこちらを参考に

ウィーン ←→ アットナンク・プッハイムの時刻表

ザルツブルクからハルシュタットへ

オーストリア連邦鉄道ÖBB IC+REX、R
所要時間:約2時間20分
運賃:€27.60

ザルツブルク中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)からアットナンク・プッハイム駅までのアクセスは、ICで45~50分です。アットナンク・プッハイムからは先ほどと同様で、REXかRに乗り換えてハルシュタット駅まで1時間30分前後で到着します。

ザルツブルク中央駅からアットナンク・プッハイム駅までの時刻表はこちらを参考に

ザルツブルク ←→ アットナンク・プッハイムの時刻表

オーストリアの基本情報はこちら

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オーストリアの言葉事情は?英語は通じる?

オーストリアを旅行するのであれば、やっぱり不安になるのがコミュニケーションではないでしょうか?基本的に日本語が通じることはあまり期待できないにせよ、英語が通じるかどうかは、大変大きいかと思います。オーストリアの公用語はドイツ語になっていますが、ウィーンなどの都市部では、英語が通じることが多く、ホテルやレストランなどで英語が通じずに困るということは、ほとんどありません。ただし、都市部から離れた地域の年配の人などでは、英語が通じないこともあるので、注意が必要です。「こんにちは」の「グリュス・ゴット」や「ありがとう」の「ダンケシェーン」などの基本的なドイツ語を覚えておくと、会話がスムーズに進みます。

オーストリアの代表的なグルメやスイーツを紹介!

オーストリアを訪れたら、やっぱりその土地ならではのグルメやスイーツを楽しみたいところ!オーストリアは、ハンガリーやイタリアをはじめ、ヨーロッパ各国の影響を受けた料理と、独自の料理の両方がそろっています。仔牛肉を野菜とスープで煮込んだ「ターフェルスピッツ」は、オーストリアを代表する肉料理で、ぜひ味わっておきたいところ。また、日本でも人気の「ザッハトルテ」もオーストリアで外すことができないスイーツです。また、世界最古のケーキと言われている「リンツァートルテ」もオーストリア発祥で、ナツメグやシナモンのスパイシーで素朴な味わいが癖になる1品です。

絶対行きたい!オーストリアのいくべき世界遺産は?

オーストリアに訪れたのなら、世界遺産は外せません!オーストリアには、ハプスブルク家の華麗なる文化や歴史を知ることができる「ウィーン歴史地区」、オーストリア第2の都市であり、ルネサンス文化を見ることができる「グラーツ」、中世の街並みや古城を楽しむことができる「ヴァッハウ渓谷」、最も美しい湖畔として知られる「ハルシュタット」、ハプスブルク家の宮殿「シェーンブル宮殿」、モーツァルトの生誕地としても知られ、数々の名曲を生んだ「ザルツブルク」などのたくさんの世界遺産があり、どこも大変見ごたえがあります。世界遺産巡りを楽しむのもおすすめになっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?芸術と文化の街であり、美しい自然や歴史的な街並み、おいしいグルメがそろう魅力的な国・オーストリア。日本からは、直行便も運航しており、ヨーロッパの中でも訪れやすい国の一つです。治安も比較的安定しており、英語も通じやすいのも魅力ですね。航空券やホテル、観光などがセットになったお得なツアーもたくさんあるので、上手に利用して、オーストリア旅行を楽しんでみて下さいね。

こちらも合わせて観光したい! 世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」

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