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■ザルツブルクはこんな街
ザルツブルクの魅力はなんと言っても、歴史と音楽と自然をたっぷりと感じられることです。ここはモーツァルトが誕生した街としても有名ですが、他にも不朽の名作映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台としても知られています。この映画はアルプスの山々やザルツァッハ川など広大な自然と音楽に魅せられる映画で、まさにおとぎ話のような世界が広がっています。ちなみにザルツ(Salz)とは、ドイツ語で「塩」を意味し、紀元前より岩塩の貿易によって栄えたことからこう名付けられました。
■ホーエンザルツブルク城(Festung Hohensalzburg)の見どころ
「ザルツブルク市街の歴史地区」の目玉の一つとなっているのがこの「ホーエンザルツブルク城」です。メンヒスベルクの丘の上に佇み、ザルツブルクの街を見下ろしています。
大司教ゲープハルト・フォン・ヘルフェンシュタイン1世がドイツの大公に侵攻されたときの隠れ家として建設されたもので、15世紀ごろまでは武器庫を備える要塞として使用されていました。そのため外観は重々しい造りになっていますが、内部はその後の改装によって豪華で色彩豊かなものに変貌を遂げました。
「黄金の大広間」、「黄金の小部屋」など後期ゴシック様式の華々しい部屋は見ごたえ十分です。
■「聖ペーター僧院教会(St. Petersstiftskirche)の見どころ
男子修道院として696年に建設された「聖ペーター僧院教会」は、ドイツ語圏内で最も古い修道院と言われています。きらびやかな教会の天井には、聖ペーターの生涯を表すフレスコ画があり、いたる所に見られるロココ様式の装飾も華やかです。
「聖ペーター僧院教会」の敷地内には山肌をくりぬいて作られた納骨堂や岩窟礼拝堂、さらにはザルツブルクで活躍した作曲家ミヒャエル・ハイドンの記念碑なども見られます。
■ゲトライデ通り(Getreidegasse)の見どころ
ザルツブルクの旧市街のメインストリートにあたる「ゲトライデ通り」では、中世にタイスリップしたかのような雰囲気が味わえます。通りの幅は狭いですが、両脇には所せましと雑貨店や宝石店が並んでいて、見ているだけでも楽しめます。
そしてなんと言ってもここの見どころは、丁寧に作られたお店の看板です。ほとんどの観光客は上を向いて歩いているほどだとか。アイアンをベースにし、それぞれのお店が個性あふれる看板を掲示しています。
東西約320mで、通り沿いには「モーツァルトの生家」、そしてそれを抜けると「レジデンツ広場」に出るので、この3つは一気に見ておきたいスポットですね。
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■「モーツァルトの生家(Mozarts Geburtshaus)」の見どころ
ゲトライデ通りの9番地にある、一際目を引く黄色い建物が「モーツァルトの生家」です。ここはその名の通り作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1756年に誕生した家であり、今では記念館として一般の人に公開されています。モーツァルトは司教に仕える音楽家の父と母のもと、姉と共にこの家で英才教育を受けたと言われていますが、「モーツァルトの生家」にはそんな家族の自画像と、当時使用していたというピアノ、自筆の楽譜のなどが展示されています。
■「レジデンツ広場(Residenzplatz)」の見どころ
「レジデンツ広場」はザルツブルク大司教宮殿(レジデンツ)のある広場です。レジデンツには180もの部屋があり、中でもモーツァルトが演奏を行った「会議の広間」は有名です。
「レジデンツ広場」の中央に位置する「アトラス神の噴水(Fontana della Residenza)」はザルツブルグで最も大きい噴水で、映画『サウンド オブ ミュージック』にも登場しています。現在広場はおしゃれなカフェやベーカリが建ち並び、ちょっとした休憩ポイントとしてもおすすめです。12月になるとここでクリスマスマーケットが開かれます。
広場の東側にはモーツァルト広場(Mozartplatz)がありここではモーツァルトの像が、そして西側には「ザルツブルグ大聖堂(Salzburger Dom)」がそびえています。時間があれば合わせて観光してみてください。
■「ミラベル宮殿(Schloss Mirabell)」の見どころ
17世紀の初め、大司教ヴォルフ・デートリッヒ・フォン・ライテナウが愛人サロメ・アルトのために建てたと言われているのがこの「ミラベル宮殿」です。モーツァルトが演奏したこともあると言われている、宮殿の2階の「大理石の間」では今でも演奏会が開かれています。
「ミラベル宮殿」の最大の魅力は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』にも登場した立派な庭園です。色とりどりの花々と、それを取り囲むようにして作られたギリシャ神話をモチーフにした彫像や噴水はそこにいるだけで優雅な気分を味わえますよ。庭の奥の階段を少し上がると、ザルツァッハ川を挟んでホーエンザルツブルク城とザルツブルグ大聖堂が眺められ、絶景の撮影スポットになっています。
■「三位一体教会(Dreifaltigkeitskirche)」の見どころ
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「三位一体教会」は、ドームの左右に2つの時計塔を構えるバロック様式の教会です。バロック建築の巨匠ヨハン・フィッシャー・エルラッハの最初の建築物と言われており、1694年に建設が開始され1702年に完成しました。聖堂内の天井にはヨハン・ミヒャエル・ロトマイヤーがてがけたという美しいフレスコ画が見られ、訪れた多くの人々を感動させています。
■「ザルツブルク祝祭大劇場(Das Große Festspielhaus in Salzburg)」の見どころ
「ザルツブルク祝祭大劇場」は、最大横幅32m、高さ9mという世界最大級の大きさを誇るステージを有する劇場です。クレメンス・ホルツマイスターの設計により1960年に完成しました。メンヒスベルクの岩盤を55,000立方mほどくり抜いて建築されており、内観、外観ともに非常に豪勢な造りになっています。
座席総数は2179席と広いですが、前の人と重ならないように作られているので、どこの席からでも舞台をよく見られます。音響も素晴らしく、オペラとコンサートホールの両方に最適な会場です。ここは毎年夏に開かれる「ザルツブルク音楽祭(Salzburger Festspiele)」のメイン会場となっています。
■「ザルツブルク音楽祭(Salzburger Festspiele)」は一見の価値あり!
7月下旬から8月末にかけ、約40日間に渡って行われるのが「ザルツブルク音楽祭」で、世界で最も規模が大きく高級感あふれる音楽祭の一つに数えられています。「ザルツブルク音楽祭」はモーツァルトを記念した音楽の祭典として始められ、この時期には世界トップクラスの指揮者やオーケストラ、歌劇団やソリストが集まります。
「ザルツブルク音楽祭」は、先述した「ザルツブルク祝祭大劇場」で行われ、かの有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が集うことでも注目を集めていますよ。人気の公演はすぐにチケットが売り切れてしまうので、早めの購入をおすすめします。
どんな服装で行くべき?
コンサート当日は世界中からセレブリティたちが集まるため、 “ふさわしい服装で”などと書かれたパンフレットも見られます。しかし観光客も多く訪れるので、そこまで神経質になる必要はありません。ですが、短パンやTシャツ、サンダルなどは避けたほうが賢明です。止められるということはほとんどないようですが、敷居の高い劇場の雰囲気を壊さない心掛けは大切ですね。
■コンサートのスケジュールやチケットの購入はこちらから
Salzburg Festspiele(英語)
■サッカー好きなら「FCレッドブル・ザルツブルク(FC Red Bull Salzburg)」のスタジアムにも足を運んで
ザルツブルクにはここを本拠地とするサッカーチーム「FCレッドブル・ザルツブルク」があります。現在は日本代表の南野拓実選手が所属していて、日本人にとっても馴染みあるチームですね。
もし興味があれば、ホームスタジアムである「レッドブル・アレーナ(Red Bull Arena)」にも足を運んでみてください。ここはサッカー専用スタジアムで、ピッチ上の選手達とサポーターとの距離がとても近いことでも知られています。スタジアムに併設されているオフィシャルショップにはお土産になりそうな南野選手のグッズをはじめ、過去に所属した元日本代表宮本恒靖のパネルも飾られています。人気の試合でなければ当日でもチケットの購入が可能なので、ぜひチャレンジしてみてください。
■FCレッドブル・ザルツブルクの情報はこちらから
レッドブル・ザルツブルク公式サイト(英語)
■「レッドブル・アレーナ」の情報はこちらから
レッドブル・アレーナ(Red Bull Arena)
- Stadionstraße 2/3 A-5071,Austria
■「ザルツブルク市街の歴史地区」へのアクセス
難易度:★★☆☆☆(駅からバスで1本)
ウィーン中央駅(Wien Mitte)からオーストリア国鉄(ÖBB)で約2時間22分。ザルツブルク中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)で下車後、西側の広場にバスターミナルがあるので、そこから1番もしくは10番のバスに乗車。フェルディナント・ハーヌシュ広場(Ferdinand Hanusch Platz)で下車すると、「ザルツブルク市街の歴史地区」旧市街地の入り口になります。
バスのチケットは自動販売機で購入できます。日本語の表示もあるので安心です。
運賃:片道19ユーロ(ザルツブルク中央駅までの運賃)
バス:1時間2ユーロ、24時間パス4ユーロ
■参考サイト
オーストリア国鉄HP
ザルツブルク市交通局公式サイト
昼食付きの完全版 鉄道で行く!ザルツブルクとザルツカンマーグート1日観光<往復/ウィーン発>
- 毎日開催
- 日本語ガイド付き
■「ザルツブルク市街の歴史地区」の情報をGET
「ザルツブルク市街の歴史地区」のさらに詳しい情報は、下記のHPを参考にしてみてください。
■ザルツブルクとその周辺情報はこちらから
■各種コンサートチケットの情報はこちらから
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