なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
■フランスの世界遺産について
フランスは外国人観光客の多い国のひとつです。その理由は伝統的な建築物をそのまま残しており、後世に残すべき史跡などが数多く存在するからです。それらの中には世界遺産となっているものも少なくありません。
フランスは世界遺産の登録件数が38件あり、世界第4番目の登録件数です。それらは世界遺産に興味のない方でも一度は見ておこうと思うほどの綺麗な景色や、荘厳な雰囲気を持っています。そんな数多くの世界遺産の中から人気の高いスポット上位を紹介します。
■モンサンミッシェルとその湾 (Mont-Saint-Michel)
最初におすすめするフランスの世界遺産は「モンサンミッシェルとその湾 (Mont-Saint-Michel)」。
北部のサン・マロ湾に浮かぶ孤島には島と同じ「モンサンミシェル」という名前の修道院があり、フランスの数ある修道院の中でも一番美しく荘厳であると言われています。
修道院は司教のオベールが大天使ミカエルが3度も夢に出てきたことから建築を決意した修道院です。完成した際に陸続きだった島が海に囲まれたことから「天使が舞い降りた土地」とも言われています。
修道院はゴシック様式で複雑な階段となっており、最上階に上がるのは簡単ではありません。それでもこの地を訪れる巡礼者は多く、キリスト教信者にとっては神聖な地とされています。
モンサンミッシェルとその湾 (Mont-Saint-Michel)
- Abbaye du Mont-Saint-Michel, 50170 Le Mont-Saint-Michel フランス
■パリのセーヌ河岸 (Paris, Banks of the Seine)
2番目におすすめするフランスの世界遺産は「パリのセーヌ河岸 (Paris, Banks of the Seine)」。
世界遺産の「パリのセーヌ河岸」とはセーヌ河岸にある凱旋門やルーブル美術館、オルセー美術館、エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、ノートルダム寺院などが含まれています。そのため、パリ観光をしているだけでも世界遺産を見ていることになるのです。
美しい街中を流れる様子は荘厳で、夜に観ると街明かりが反射して美しい夜景が見られます。そしてここは恋人たちがくつろぐ場所としても有名です。
セーヌ河岸観光を楽しみならクルーズがおすすめ。船上からはエッフェル塔やノートルダム寺院なども見られます。
パリのセーヌ河岸 (Paris, Banks of the Seine)
- Banks of the Seine Paris フランス
■ヴェルサイユの宮殿と庭園 (Palace and Park of Versailles)
3番目におすすめするフランスの世界遺産は「ヴェルサイユの宮殿と庭園 (Palace and Park of Versailles)」。
「ヴェルサイユ宮殿」といえばマリー・アントワネットが住んでいたことで有名な宮殿です。外観はバロック式建築で荘厳な雰囲気、入ってみると中はきらびやかで王女が住んでいたのも納得できる美しさです。
『ベルサイユのばら』という漫画作品が有名で、庭園にバラが咲き誇るイメージの人も多いですが、庭園にはバラはうえられておらず、隣接のバラ園に行かないと見られません。
ヴェルサイユの宮殿と庭園 (Palace and Park of Versailles)
- 1 Rue Robert de Cotte, 78000 Versailles フランス
世界で最も豪華な宮殿!ベルサイユ宮殿を見学
「ベルサイユ宮殿」はルイ13世が造った邸宅で、ルイ14世により増築され、現在の豪華絢爛な造りになりました。最高の職人に造らせた宮殿と庭園は王族の力の象徴であり、それがきっかけでフランス革命が起きた場所でもあります。そして「ベルサイユ宮殿」で暮らした王族といえばマリー・アントワネットです。贅を尽くした生活が市民に非難され、生涯をこの地で終えたのですが、宮殿内にはそんなマリー・アントワネットが過ごした部屋が実際に見られます。
そしてベルサイユ宮殿で外せないのが美しい庭園です。アンドレ・ル・ノートルによって造られた美しいフランス式庭園で、宮殿見学の際は合わせて見学することをおすすめします。宮殿内にはカフェもあり、優雅な雰囲気でおいしい軽食や紅茶を楽しめます。軽食メニューもありますが、おすすめは「ショコラ・ショー・アフリカン」というホットショコラです。歩き回って疲れた際におすすめです。
セーヌ川クルーズでパリの名所を一気に見よう!
セーヌ川はフランスの首都パリの真ん中を、北と南に分けるように流れています。シェリー橋からイエナ橋までのセーヌ川に沿ったおよそ8kmの河岸が、 1991年に世界文化遺産として登録されました。河岸一帯にはフランスの歴史や芸術がギュッと凝縮されており、新旧の建物が特に目を引く美しさです。花の都パリを観光するのなら、船に乗ってのクルージングがおすすめです。バス感覚で手軽に乗船できる乗り降り自由のバトビュスや、ランチ、ディナー付きのクルーズなど観光船が頻繁に運行しています。そんなセーヌ川クルーズでおすすめの現地オプショナルツアーを紹介します。
美しき水上の城!モンサンミッシェルを訪ねて
モンサンミッシェルはフランスにあるカトリックの巡礼地のひとつです。1979年に、“モンサンミッシェルとその湾”としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。パリからも日帰り可能な位置にあり、毎年多くの観光客が訪れ日本人にも大人気のスポットになっています。島の中央部に建つ修道院は、ゴシック様式やノルマン様式などはさまざまな中世の建築方式が混ざり合って構成されて、さらに彫刻も多く、多くの観光客を魅了しています。またカトリックの巡礼地としても有名であるため、多くの巡礼者も訪れています。また、小さい島ながらもオムレツがおいしい「プラールおばさん」などのレストランやホテルも数軒立ち並んでいます。
美食の街・パリで人気のレストランはココ!
空港からスムーズな移動で快適な旅に!
広告
■シャルトル大聖堂 (Chartres Cathedral)
4番目におすすめするフランスの世界遺産は「シャルトル大聖堂 (Chartres Cathedral)」。
左右非対称の塔がそびえ立つバロック様式の大聖堂で、世界一美しいとされている176枚のステンドグラスがあります。
太陽の光を浴びて綺麗な色を映し出す様子は「シャルトル・ブルー」とも言われ、多くの観光客を魅了しています。ステンドグラスの美しさは日が差し込んだ時でなければ分かりづらいため、訪れるなら天候がいい時に行くことをおすすめします。
シャルトル大聖堂 (Chartres Cathedral)
- 18 Cloitre Notre Dame, 28000 Chartres フランス
■ポン デュ ガール (ローマの水道橋) (Pont du Gard (Roman Aqueduct) )
続いておすすめのフランスの世界遺産は「ポン デュ ガール (ローマの水道橋) (Pont du Gard (Roman Aqueduct) )」。
こちらは3層のアーチ状からなる巨大な水道橋です。今でも美しい姿をしていますが、これが作られたのはおよそ2000年前のローマ時代です。
当時、この水道橋がある南フランスはローマ人の支配下にあり、ローマ人の残した多種多様な建築の一つがこの水道橋です。50km離れたところから水を引くために作られた水道橋は高低差が僅か17mだったため、さまざまな工夫を凝らして作られました。
綺麗なアーチ状は当時の建築とは思えないほど精巧さがあり、古代の建築の偉大さを感じる世界遺産です。
ポン デュ ガール (ローマの水道橋) (Pont du Gard (Roman Aqueduct) )
- 400 Route du Pont du Gard, Vers-Pont-du-Gard,フランス
■アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋 (Historic Centre of Avignon: Papal Palace, Episcopal Ensemble and Avignon Bridge )
6番目におすすめするフランスの世界遺産は「アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋 (Historic Centre of Avignon: Papal Palace, Episcopal Ensemble and Avignon Bridge )」。
南フランスに位置する観光地で、かつてのローマ法王庁があった場所です。1294年に当時のローマ教皇とフランス王は権力をめぐり争いを起こしました。その結果、ローマ教皇は連行され、フランス人のローマ教皇が誕生することとなったのです。
その後、法王庁はローマに戻りましたが、この地には当時の教皇宮殿が残っているのです。外観は荘厳で、当時のフレスコ画が残っている礼拝堂があります。
アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋 (Historic Centre of Avignon: Papal Palace, Episcopal Ensemble and Avignon Bridge )
- Avignon,フランス
キャバレー「ムーランルージュ」で妖艶なパリの夜を
世界遺産・ロワールの古城まで足を伸ばして
広告
■フォンテーヌブローの宮殿と庭園 (Palace and Park of Fontainebleau)
次に紹介するフランスの世界遺産は「フォンテーヌブローの宮殿と庭園 (Palace and Park of Fontainebleau)」。
かつてのフランス王家が住んでいた宮殿です。フランスで最大規模の宮殿で、庭園でフランス王家が狩りを楽しんだと言われるほど。
当時のフランス王フランソワ1世が夢の宮殿の建築を依頼し、イタリアの芸術家によって建築されました。ルネサンス様式と優雅さを兼ね備えた宮殿は荘厳な雰囲気で、歴史を感じる観光スポットです。庭園は池や東屋、英国庭園があり、のんびり散策できます。
フォンテーヌブローの宮殿と庭園 (Palace and Park of Fontainebleau)
- 3 Place du General de Gaulle, 77300 Fontainebleau フランス
■ランスのノートル-ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びト宮殿 (Cathedral of Notre-Dame, Former Abbey of Saint-Remi and Palace of Tau, Reims )
続いておすすめのフランスの世界遺産は「ランスのノートル-ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びト宮殿 (Cathedral of Notre-Dame, Former Abbey of Saint-Remi and Palace of Tau, Reims )」。
歴代のフランス王が戴冠式を行った大聖堂です。さらに大司教の公邸「トー宮殿」やフランス初代国王の洗礼を行った大司教が眠る「サン=レミ旧大修道」と合わせて世界遺産となっています。
フランスゴシック様式の傑作と言われる建築は洗練されていて、正面から見ると迫力があります。シャガールのステンドグラスがあり、独特の綺麗なブルーの色合いが美しく有名です。フランスで見る世界遺産として外せない場所です。
ランスのノートル-ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びト宮殿 (Cathedral of Notre-Dame, Former Abbey of Saint-Remi and Palace of Tau, Reims )
- Place du Cardinal Lucon, Reims,フランス
■歴史的城塞都市カルカッソンヌ (Historic Fortified City of Carcassonne)
次に紹介するフランスの世界遺産は「歴史的城塞都市カルカッソンヌ (Historic Fortified City of Carcassonne)」。
最南端に位置する観光地です。敵の侵入を防ぐための二重城壁に囲まれたコミューンがここならではの景観を作っています。
カルカッソンヌは地中海と大西洋を結ぶ交通の要で、この地の覇権を争う戦いが繰り返され、城壁が二重になっていったのです。城塞の中は中世ヨーロッパのままとなっていて、映画でよく見るような城塞を間近で見られます。
歴史的城塞都市カルカッソンヌ (Historic Fortified City of Carcassonne)
- Carcassonne,フランス