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沖縄の伝説の精霊「キジムナー」って?目撃情報も!

青い海とやんばるの大自然に囲まれた沖縄は、四季を通して癒しを求める人に人気が高い場所です。特に、沖縄本島北部は手付かずの亜熱帯の森が広がっており、長い年月をかけて成長したガジュマルの樹に出会えるパワースポットがたくさんあります。そのガジュマルの樹に宿ると言われる精霊「キジムナー」は、家のガジュマルに住み着くと裕福になれるという言い伝えもあり、沖縄の人に古くから愛されています。特に子供のころに目撃したことがあるという人も多いという、不思議な存在のキジムナーについて、様々な角度から魅力を紹介していきます。可愛い姿のキジムナーに、いつか出会えたらいいですね。

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更新日: 2023年11月21日

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「キジムナー」って?

キジムナーとは、沖縄で古くから伝えられている、ガジュマルの木に宿っている火の精霊のことです。沖縄県大宜味村(おおぎみそん)の喜如嘉(きじょか)が発祥の地と言われていて、喜如嘉では「ぶながやー」と呼ばれています。沖縄の人に古くから愛されている存在で、沖縄のテレビ局や観光施設のマスコットキャラクターとしても多数用いられています。

「キジムナー」の見た目は?

火の精霊なので赤い髪をしていて、背丈は人間の子供~少年程度の姿で現れる、または赤い顔の子供、体中が真っ赤な子供という目撃情報が多いです。しかし、見た目の年齢や身長など容姿を自由自在に変えられる妖怪と伝えられており、地域によって見た目の伝承が異なっています。一般的な妖怪と異なるのは、人間の生活に溶け込んで生活しているものが多いということです。

キジムナーが住んでいる樹「ガジュマル」

亜熱帯~熱帯気候に分布する常緑高木で、高さ約20mにもなります。幹が分岐して成長し、褐色の気根を地面に向けて垂らして、気根が土台や幹に絡み合って神秘的な姿を作り出しています。気根は非常に力強く、アスファルトを破って成長する力があります。家のガジュマルの木にキジムナーが住み着けば、その家が裕福になると言い伝えられるなど、幸せを呼び込む樹木とされています。

キジムナーには性別があって大人になると結婚して家庭を持つ!

キジムナーは性別があり、実際に結婚したり子どもを授かったりして、人間らしい生活スタイルを送っている者もいるそうです。中には、人間に嫁ぐ者もいると言われていて、男性の前には女のキジムナー、女性の前には男のキジムナーが現れることが多いそうです。とてもいたずら好きな一面があり、ちょっとしたいたずらを仕掛けることも多い、憎めない妖怪です。

キジムナーの大好物は魚

好物は魚介類で、中でも魚の目玉(左目)とグルクンの頭が好きで、漁港で目玉や頭がない魚はキジムナーの仕業と言われてきました。キジムナーを連れて漁に出ると大漁になると言われ、キジムナーと仲良くなるとその漁師の家は繁栄するとされています。好物の部分だけを食べてしまうので、キジムナーと漁に出て獲れた魚は、すべて左目がないと伝えられています。

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キジムナーの嫌いなものは?

理由は不明とされているものの、キジムナーが一番苦手なものはタコだそうです。ニワトリも苦手で、昔から鶏を飼っている家には近づこうとしないそうです。人間のおならも嫌いで、キジムナーの目の前でおならをすると、その人に不幸が訪れるというコワい伝説も伝えられています。キジムナーとかかわりたくない時は、この3つを自分の周りに置くと良いそうです。

キジムナーは福の神

キジムナーは、座敷童のように、家のガジュマルの樹に住み着くと裕福になると伝えられている福の神として、沖縄の人に古くから愛されています。反対に、キジムナーに嫌われてしまうと家が滅びるといわれてきました。キジムナーが漁を手伝ってくれると大漁になったり、農作業を手伝うと豊作になったともいわれており、漁師の家や農家ではガジュマルの樹を昔から大切に育ててきました。

キジムナーを怒らせると怖い!

友達として大切に思って一緒に暮らせれば、家は裕福になると伝えられていますが、一方でキジムナーから嫌われるような行為や裏切ることをすると、その家は滅びると言われています。ガジュマルの樹を切ったり燃やしてしまうこと、キジムナーが苦手なものを投げつけることなどがその好例で、恨みで徹底的にたたってくるという恐ろしい一面を持っています。

キジムナーは2種類存在する?

キジムナーの存在は伝説が二分化していて、1種類はガジュマルの樹に住み着くいたずらっ子のキジムナー、もう1種類は山から海へと移動し、火を発生させるキジムナーです。よく知られているのはガジュマルの樹の方で、浩発生さswるキジムナーは河童系統の精霊と分類されていますが、沖縄でもそれほど知名度は高くなく、不明なママの部分も非常に多いです。

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キジムナーに会う方法は?

キジムナーに愛されることで、その姿を見られることがあるそうですが、夜中に口笛を吹いたり体調が悪い時などに、ひょっこり現れてくれることもあります。キジムナーを呼ぶ子供の遊びも有名です。静かで暗い場所に円を描いて、円の中に小麦粉など白い粉をまぶし、その中心に線香を立てて火を灯し、呪文を唱えてから隠れて20秒待つと、キジムナーの足跡がつくこともあるそうです。

キジムナーの目撃情報はたくさん!

キジムナーは、沖縄全土で目撃情報が多数上がっていて、かなり広い範囲にいると思われます。大人より子供の方が目撃したという報告が多く、子供のころに見たことがあるという大人が多いことから、精霊や妖怪は子供に見えるものなのかもしれません。タレントのりゅうちぇるさんも、以前キジムナーを目撃したという話を披露されていたことがあります。

キジムナーに会えるかもしれないスポット1:「大石林山」

沖縄本島北部に位置するやんばる国立公園にある大石林山は、ピナクルと呼ばれる石灰性のごつごつした奇岩が作り出す野性味あふれる景色が魅力で、パワースポットとして注目されています。3つのウォーキングコースの中でも、やんばる森林コースは自生のガジュマルがたくさん生い茂っており、ガジュマルロードして知られています。夕暮れの神秘的な風景に、キジムナーが現れるかも?

キジムナーに会えるかもしれないスポット2:「大宜味村」

キジムナー発祥の地と伝えられている大宜味村(おおぎみそん)は、沖縄本島北部の国頭半島西部に位置する国頭村にあります。地元の方にもキジムナー経ったというエピソードを持つ方が多く、未知の生物と共存して暮らしているのを感じられます。観光名所の「ター滝」は、自生している木が生い茂る森の中にあり、キジムナーがひょっこり現れそうなパワースポットです。

他にもある!キジムナーの住んでいるガジュマルの樹が生い茂る森

沖縄本島南部にある「ガンガラーの谷」は、数十万年前まで鍾乳洞だった場所が崩れてできたという谷間です。鍾乳洞にそびえ立つ、20mもの高さがある大主(ウフシュ)ガジュマルなど自然が作り出した絶景に出会えます。琉球王国の聖地である「斎場御嶽(せいふぁうたき)」はガジュマルをはじめ緑に囲まれた神秘的な空間で、沖縄きっての崇高な場所です。

沖縄へ行ったら、キジムナーグッズを手に入れよう!

キジムナーのストラップやTシャツなど、様々なキジムナー関連のグッズをお土産屋さんや観光スポットなどで手にすることができ、お子さんへの沖縄土産にピッタリです。沖縄県中部の恩納村にある琉球村では、キジムナーのイラストがかわいい絵本付琉健茶や、キジムナーの足跡がついた葉っぱの飾りなど、オリジナリティあふれるグッズを販売しています。

まとめ

いかがでしたか?ガジュマルの樹に住み着く精霊という不思議な存在のキジムナーは、沖縄の人に古くから大切にされてきたのが様々なエピソードから感じられますね。相手を大切にして、自然に向き合う心こそが、キジムナーと触れ合うことができ、家の繁栄に結びついているのかもしれません。キジムナーに会えるかもしれない、長い年月守られてきたガジュマルの樹が生い茂る森で、心も体もリフレッシュしてみませんか?

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