【京都】東福寺は春より秋の紅葉がオススメ！見どころやアクセスなどを紹介

東福寺はどこにある？

東福寺（とうふくじ）は、京都市の東山区に位置しています。1236年（嘉禎2年）に建てられたと言われている歴史あるお寺です。東福寺には約30台の無料駐車場スペースがあり、観光バスや自家用車を利用して行くことができます。交通機関では、京都駅からJR奈良線 東福寺駅で下車をして徒歩で行くことができます。また、京都駅から京都市営バス又は四条河原町から京都市営バスを利用して行くことができるため多くの観光客が訪れているお寺です。

「春より秋を選んだお寺」と言われる所以は？

東福寺の見どころは、何といっても秋の紅葉です。中国から持ってきたと言われている唐楓又は通天もみじは、葉っぱの先が3つになっており是非観察しておきたいポイントです。秋には約2000本以上のカエデと通天もみじが色付きます。東福寺には桜の木が一本もなく、春より秋を選んだお寺とも言われています。紅葉の他にも、苔を利用したデザイン豊なお庭は、是非とも見ておきたい絶景です。

東福寺紅葉のおすすめスポット1：ゆっくりと枯山水と一緒に見られる「光明院」

ゆっくりと枯山水と一緒に見られる光明院は、東福寺紅葉のおすすめスポットです。光明院は1391年に創建された歴史のある塔頭です。別名、虹の苔寺とも言われています。光明院の縁側は一般開放されており、座りながら紅葉を拝見することができます。紅葉と枯山水庭園の波心庭を一緒に見られるので、紅葉シーズンには多くの人が訪れる大人気スポットです。

東福寺紅葉のおすすめスポット2：紅葉の木々の間を歩くなら「洗玉間」

洗玉間は、通天橋から見ることのできる渓谷で紅葉の木々の間を歩くことができるおすすめスポットです。木々を感じながらゆっくりと散策することができるため、子供からお年寄りまで立ち寄ることができます。11月下旬には、鮮明な赤やオレンジ、黄色に色付くため、インスタ映えすること間違いなしの人気写真エリアです。そのため通天橋から眺められる渓谷は、様々なポスターや広告写真、雑誌などにも採用されています。

東福寺紅葉のおすすめスポット3：視界いっぱいの紅葉を眺めるなら「通天橋」

東福寺で是非おさえておきたい紅葉スポットは、本堂と開山堂を結んでいる通天橋です。長い歴史の中で何度も修復されてきましたが、現在の通天橋は1961年に再建されました。ここから眺められる紅葉は、まさに圧巻で多くの人が集まるスポットです。通天橋からは、様々なポスターや雑誌の写真にもなっている洗玉澗の渓谷を眺めることができます。通り過ぎるだけではなく、一度立ち止まって橋からの紅葉を眺めてみて下さい。

東福寺紅葉のおすすめスポット4：通天橋の向かい・無料で紅葉を眺められる「臥雲橋」

通天橋の向いにある臥雲橋（がうんきょう）は、西側に位置する無料で歩くことができる橋です。通天教と臥雲橋、偃月橋（えんげつきょう）を合わせて東福寺三名橋と言われています。臥雲橋からは、通天橋や洗玉澗、川を望むことができ美しい紅葉一望できます。今もなお地元の人々が利用しており、ハイシーズン時には多くの人で賑わっています。

東福寺紅葉の見頃の時期は？

東福寺は、春より秋を選んだお寺とも言われています。600年以上前には、桜の木を全て切り倒し紅葉を楽しんだと言われています。そのため、秋には圧巻の紅葉を拝見することができます。特に鮮明な赤色や黄色、オレンジ色に輝くのは11月中旬～下旬。京都内でも観光客から最も人気のある紅葉鑑賞スポットとして有名です。日本国内からはもちろん外国人からも人気があるエリアです。

東福寺紅葉の時期の混雑状況とおすすめの時間帯は？

京都は一年中日本国内はもちろん外国人観光客が問訪れる人気観光エリアです。春の桜と秋の紅葉時期は特に多くの人が集まります。東福寺紅葉の時期は、11月中旬から下旬にかけてシーズンになります。一日を通して多くの人が集まっています。早朝は日中に比べて少ないのがポイントです。混雑時には、通天橋･臥雲橋での写真撮影が禁止となるため、朝一で行くことをおすすめします。