【中国地方】一度は見たい絶景や訪れたい観光地が豊富！おすすめの観光スポット13選

中国地方には何県がある？

本州の西部に位置する中国地方には、鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県の五県が属します。日本海側の鳥取県へは鳥取砂丘コナン空港、島根県へは出雲空港が便利です。電車を利用の場合は、京都、大阪、岡山などから特急列車が利用できます。瀬戸内海側の岡山、広島、山口の3県はそれぞれ山陽新幹線の停車駅があるのでアクセスは非常に便利です。

夜のライトアップが幻想的！日本三大名園の一つ「後楽園」

水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに日本三名園に数えられるのが岡山の後楽園です。国の特別名勝に指定されています。江戸時代の始めに岡山の藩主・池田綱政が造営しました。回遊式の庭園で四季折々、たとえ雨の日でも美しい風景に出会えます。中でも沢の池越しに唯心山と岡山城を眺めるのがおすすめです。広いので歩きやすい靴で行きましょう。茶屋で休憩できます。

■倉敷美観地区

昔を思わせる瓦屋根に白壁の町並み、掘割と柳並木が続きます。蔵や町家を改装したショップやカフェに立ち寄り、大原美術館や倉敷民藝館、日本郷土玩具館を見学するには1日ではせわしいかもしれません。倉敷発のブランドとしての帆布やデニム、ガラス製品、マスキングテープを探すのも楽しいです。スイーツは岡山特産のフルーツを使ったものがおすすめです。

■備中松山城

高梁市の北の端にそびえる臥牛山の峰の一つ、標高約430mの小松山の山頂に築かれた天守閣が現存する山城で、日本で随一の高さです。遊歩道は整備されていますが、坂道や階段が多いので歩きやすい靴で行きましょう。秋から春にかけての早朝には雲海が広がることで有名です。雲海は臥牛山の大松山展望台から眺めます。備中高梁駅から相乗りのタクシーが運行しています。

平安時代にタイムスリップした気分になる「厳島神社」

宮城県の松島、京都府の天橋立と共に日本三景の一つに数えられる広島県の宮島に建つ神社です。平清盛によって現存する社殿が整備されたという歴史ある神社です。1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。社殿が洲浜にあり、鳥居は潮の満ち引きによって海の中にあったり、歩いて行けたりします。朱に塗られた本殿の美しさは圧巻で特に回廊は息を飲む光景です。

見渡す限りに美しい自然が広がりアクティビティも楽しめる「帝釈峡」

帝釈峡は広島県の北東部、中国山地の中央にある峡谷で全長は約18kmに達します。鍾乳洞や天然の橋である雄橋、四季折々人造湖とは思えない景観を誇る神龍湖などを有する景勝地であり、さまざまなアクティビティの体験スポットです。ゼグウェイ、カヤック、エアガンシューティング、釣りなど子どもから大人まで楽しめます。レストランも充実しています。

日本に数多く存在する橋の中で断トツの美しさを誇る「角島大橋」

2000年の11月3日に開通しました、通行料金が無料の離島架橋の中で日本第2番目の長さです。コバルトブルーの海と橋の途中の鳩島、対岸の角島の景観は、山口県の北長門海岸随一の景勝地の地位を得ました。橋を渡るドライブも爽快ですが、角島灯台に登って全景を見渡したり、本州側の橋のたもとの海女ヶ瀬公園の展望台から写真を撮ったりするのも忘れないでください。

北風によって海水が空に向かって吹き上がる光景は神秘的！「龍宮の潮吹」

山口県の津黄漁港西北端には海蝕地形が広がっており龍宮と呼ばれています。そこでは北寄りの風が吹く時、海水が吹き上がる神秘的な光景を目にする機会があります。打ち寄せる波が岩礁にあいた穴の中に流れ込むことによって圧縮された空気が外に出ようとする時に海水を吹き上げるのです。冬の季節風が海を荒らす時期には、30m以上も吹き上がることがあります。