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名護博物館とは?
名護博物館は、沖縄県名護市東江1丁目8番11号にある、1984年に開館した博物館です。テーマは「名護・やんばるの生活と自然」で、それに基づいた5項目の基本方針と6項目の基本目標の下、常設展示室には名護・やんばるの文化や歴史がわかる民具などの生活史資料、剥製などの自然史資料が展示され、その他にさまざまなイベントも行われています。
動物たちのはく製がたくさん展示されている
名護博物館の常設展示室には、「名護・やんばるの生活と自然」というテーマに基づいた、たくさんの動物たちのはく製が見られることが魅力です。そのなかには、イノシシ・ブタ・ヤギ・アヒル・ニワトリ・馬などの農村の暮らしにかかわるたくさんの動物、ヤンバルクイナといった沖縄らしい生き物のはく製があります。はく製のユーモラスな様子も魅力です。
昔ながらの沖縄の人たちが使う、生活用品の展示
沖縄といえば、その独自の歴史や文化も魅力の1つです。名護博物館には昔ながらの沖縄の人たちが使う、生活用品がたくさん展示されています。そのなかには、旧盆や清明の際に親せきや家族が集まる様子を再現したコーナー、チニブヒンプンという魔よけの意味も持つ目隠し、名護独自のウニバチョールーという魔よけ人形などがあり、見どころが満載です。
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昔の写真もたくさん展示
常設展示室のはく製や生活用品とともに、名護に関連する写真家が撮影したモノクロの写真が、壁にたくさん展示されており、その当時の様子がありありと浮かぶことが魅力です。そのなかには、お年寄りから子どもまで、沖縄や名護で暮らしていた人たちの昔ながらのイキイキとした姿や、たくさんの笑顔あふれる写真が見られます。
イルカなど海洋生物の標本も豊富
沖縄といえば、コバルトブルーの海を想像する方も多いのではないでしょうか。名護博物館には、その美しい海に住む海洋生物の標本も豊富です。入り口付近ではオオシャコガイがお出迎え。「沖縄近海の鯨類」の展示エリアには、楽しそうに泳いでいるかのようなイルカの模型、さまざまな種類のクジラの模型や骨格標本、ジュゴンの骨格標本などが展示されています。
バードウォッチングなどのイベントもたくさん開催
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名護博物館では、たくさんのイベントが開催されています。例えば、年末には正月用のしめ縄づくり講座。5月10日から16日の愛鳥週間にはバードウォッチング。戦争関連の日や本土復帰日などには、それにかかわる出来事や人たちの写真展や企画展。沖縄文化の1つともいえる、泡盛のボトルと酒器が展示される泡盛展など、さまざまなイベントが開催されています。
子供も楽しめる工夫が
名護博物館では、子供たちも楽しめるようたくさんの工夫がされています。例えば、現在の炊飯器や洗濯機と、昔の炊飯器や洗濯機といった家電などの比較。竹馬やゴールー、アダンバー(葉)のおもちゃや作り方など、昔の子供の遊びの紹介。ンマヌハナムディヤーやペートゥヤーなど、珍しいものについてのクイズ。夏休みには子供向けの体験講座なども開催されています。
テーマは「名護・やんばるの生活と自然」
名護博物館のテーマは「名護・やんばるの生活と自然」で、それに基づいた5項目の基本方針と6項目の基本目標の下、昔の名護とやんばるの人たちが営んできた生活と自然を、標本・はく製・生活用具・写真といったものを展示し、紹介しています。沖縄と名護の、長い間育まれてきた文化や歴史を展示や体験を通して、楽しく学べることが魅力です。
ケースを使用しない、露室展示でやんばるの生活を身近に感じる。
名護博物館のテーマは「名護・やんばるの生活と自然」です。名護とやんばるの生活と自然を身近に感じるよう、展示方法にこだわりがあります。そのこだわりとは、展示物をなるべくケースなどで覆わない露室展示です。露室展示をすると展示物が傷みやすく、壊れてしまう可能性もあるため、職員の方々が丁寧に手入れをされていますので、敬意を持って見学しましょう。
充実した展示のために、新博物館の建設事業を進めています。
名護博物館は現在、充実した展示のために新博物館の建設事業を進めています。新博物館の敷地内には、展示・情報・交流棟エリア(本館)、くらしの実践・体験エリア、自然と人の共生エリア、ワークショップ棟エリアが設置。展示計画は、常設展示、企画展示・特別展示、市民が主催する展示、収蔵展示、移動博物館、バーチャルミュージアムとなっています。