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海洋文化館とは?
海洋文化館は、沖縄県国頭郡本部町の国営沖縄海洋博覧会記念公園(海洋博公園)にあります。海洋文化館は1階から3階までに、エントランスホール、航海ゾーン・オセアニアゾーン・交流ゾーンの3つのゾーンとプラネタリウムを有した、沖縄はもちろん太平洋地域の海洋民族の歴史や文化を、見たり学んだりすることができる施設です。
沖縄だけでなく、太平洋地域の海洋民族の歴史や文化を紹介
海洋文化館は沖縄だけでなく、1970年代の太平洋地域の海洋民族の歴史や文化を紹介している施設です。その国のなかには、フィリピン・台湾・インドネシア・パプアニューギニア・バヌアツ・サモア・フレンチポリネシア・ミクロネシア連邦などがあり、たくさんの国のさまざまな海洋民族の歴史や文化を、展示物や映像を通して見て学ぶことができます。
■人気観光スポット、美ら海水族館もある海洋博公園の中にある
海洋文化館は海洋博公園にあります。海洋博公園は、正式名称を国営沖縄記念公園といい、1975年7月~1976年1月に行われていた「沖縄国際海洋博覧会」の跡地に作られた公園です。71.6ヘクタールの敷地内には、海洋文化館はもちろん、人気観光スポットの沖縄美ら海水族館、エメラルドビーチ、おきなわ郷土村、おもろ植物園などがあります。
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伝統的な、サバニ(漁船)と呼ばれるカヌーなどが展示されています
海洋文化館の見どころの1つに、館内に複数展示された各国のカヌーがあります。沖縄のサバニ(漁船)、タヒチのダブルカヌー、ミクロネシア連邦のリエン・ポロワット号、パプアニューギニアのクラカヌー、パプアニューギニアのラカトイ、フィリピンのバジャウの家船、台湾のタオ族のタタラ船などがあり、その迫力に圧倒されること間違いなしです。
2013年にリニューアルされ、展示物も充実
海洋文化館に展示されているのは、1975年7月~1976年1月に行われていた「沖縄国際海洋博覧会」のときに作られたもので、1970年代の太平洋地域の海洋民族の歴史や文化を紹介しています。しかし2013年にリニューアルされ、館内に複数展示された大迫力の各国のカヌーをはじめとした、約750点の展示資料が見られ充実した内容となっています。
プラネタリウムもあり、沖縄の星空を満喫
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海洋文化館の目玉の1つに、プラネタリュームがあります。延床面積が874.72㎡、座席数が189席(固定席186席、車イス席スペース3台)、ドームスクリーンが直径18mのプラネタリュームでは、「沖縄ぬちゅら星」、「ワク・ドキ!探検☆大宇宙」、「ロイと仲間の大航海」などのプログラムが上演され、最大1億4千万個の星のきらめきは必見です。
■沖縄の伝統漁の様子が、映像で展示されている。
海洋文化館には、沖縄ゾーンと銘打たれた沖縄の漁労生活を見られるゾーンがあります。そこには沖縄の伝統漁具、「マチキフニ(マルキンニ)」という沖縄では60年ぶりに復元された船、「本ハギ」「南洋ハギ」といったサバニや製作工程の映像など、たくさんのものが展示。さらに沖縄の伝統的素潜り網漁(アギヤー)の映像も見られます。
キッズスペースもあるので、子供づれにもおすすめのスポット
海洋文化館にはキッズスペースもあるため、子供づれにもおすすめのスポットです。キッズスペースは、2階ホールのオセアニアゾーンを抜けた先、コミュニティホールに設置されています。そこには、海・星・宇宙といった約160冊の絵本が置かれており、自由に読むことができます。イスやテーブルなども設置されているため、途中の休憩にもおすすめです。
館内は意外に広く、展示物も充実している
1階から3階までに、エントランスホール、航海ゾーン・オセアニアゾーン・交流ゾーンの3つのゾーンとプラネタリウムを有し、館内は意外に広い海洋文化館。複数のカヌー、漁撈・装い・住・食・音楽・踊り・信仰などのテーマに沿ったさまざまな道具、バンドデシネ(続き漫画)、映像など展示物も充実しているため、しっかり見て回ると思った以上に時間がかかります。
おすすめは、ガイド付ツアー
航海ゾーン・オセアニアゾーン・交流ゾーンの3つのゾーンに、複数展示された各国のカヌー、さまざまな種類の道具、パネルや映像など、約750の展示物がある海洋文化館。案内解説員が展示ホールの見どころを紹介し、詳しい説明が聞けるガイド付ツアーがありおすすめです。航海ゾーン・沖縄ゾーン・交流ゾーンなどで毎日開催。所要時間は約20分です。