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「杜の賑い」とはどんなイベント?
杜の賑いは、交通公社協定旅館連盟(現在のJTB協定旅館・ホテル連盟)が、25周年記念事業とJTB創業70周年記念商品として1981年(昭和56年)に企画・誕生したものです。郷土の祭りや芸能を一堂に集めて、旅のなかで楽しめるイベントで、全国各地で開催。沖縄でも30回以上行われており、琉球舞踊や島唄など多彩な舞台が展開されています。
杜の賑い沖縄の開催時期、場所は?
杜の賑い沖縄が初めて開催されたのは、1984年(昭和59年)2月4日で、場所は沖縄市民会館でした。その後は1月や2月に、那覇市民会館や沖縄コンベンションセンターや石垣市民会館などで開催。2009年(平成21年)~2019年(平成31年)の過去10年は、毎年1月下旬に宜野湾市にある沖縄コンベンションセンター展示棟で、2日間開催されています。
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「杜の賑い」の見どころは?
杜の賑いの見どころはといえば、沖縄の伝統芸能と現代ならではの光や音、沖縄出身の有名人といった、多彩なものや人とのコラボレーションです。2015年は「琉球・美らの彩り」、2019年は「響き渡る琉球の音色」などテーマが毎年変わり、音・光・色が会場を彩り、多彩な沖縄の伝統芸能の迫力のパフォーマンスが熱気を生み出し楽しめます。
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伝統芸能にダイナミックな演出「四ツ竹大群舞」
杜の賑い沖縄で必ずといっていいほど行われるのが、四ツ竹大群舞です。四つ竹(ゆちだき)は琉球古典舞踊の演目の1つで、1404年に中国と琉球王国が朝貢関係を結び、中国から派遣された冊封使を歓待する宴で踊られていたものが起源とされています。古典舞踊の女踊りの内の1つでもあり、艶やかな紅型衣装と荘厳で優美な舞が特徴です。
「エイサー演舞」の迫力ある太鼓と舞を体感
近年では全国的にも有名で、沖縄ではだれもが知る伝統芸能がエイサーです。エイサーは旧盆(旧暦7月15日)に行われ、先祖の霊をなぐさめるための踊り。大太鼓と締め太鼓を中心に、顔を白く塗った道化の京太郎(チョンダラー)や唄い手の地謡(じうて)などで構成され、沖縄の若者が「エイサー」などの掛け声とともに、ダイナミックに太鼓をたたき踊ります。
各地に伝わる伝統芸能が一同に会す舞台
杜の賑いは、郷土の祭りや芸能を一堂に集めて、旅のなかで楽しめるイベントです。杜の賑い沖縄で見ることができる出し物は、その年のテーマによっても変わりますが、四ツ竹やエイサーはもちろん、奄美群島の民謡で沖縄民謡の別名としてもいわれる島唄、沖縄ではマミドーマといわれる田植え踊り、沖縄に伝承されている古武道の空手舞などが見られます。