ロンシャン(オート=ソーヌ)旅行のポイント
どんな街?
ロンシャンは、アルザス地方の南部、オート・ソーヌ県にある小さな村。ローマ帝国時代には軍隊の駐留地であり、キリスト教がローマ帝国の国教となると、教会が建てられて、巡礼の地となりました。ブーレモンの小高い丘の上に建つ真っ白な礼拝堂で有名です。
見所は?
ロンシャンを訪れる最大の目的はロンシャン礼拝堂です。近代建築の3大巨匠ル・コルビジェの最高傑作で世界遺産にも登録されています。蟹の甲羅がモチーフの屋根と白い壁が特徴的。ステンドグラスから入る光が神秘的な空間を作り出す内部も必見です。
おすすめのグルメ
ロンシャンで食べたい名物は、フランシュ・コンテ地方の郷土料理であるヴァン・ジョーヌ(黄色いワイン)を使った煮込み料理や、モルトー・ソーセージを使ったサラダやパイです。仏で断トツ1位の消費量を誇るコンテ・チーズも味わってみたいです。
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ロンシャンでおすすめの観光スポットを紹介!
■ロンシャン教会(礼拝堂)
ロンシャン教会(礼拝堂)は、フランスの東部スイスとの国境に近いロンシャン地方の丘の上に立っています。ロンシャンの中心部より北に約1㎞のところにあり駐車場があります。
もともとカトリック・ドミニコ会の巡礼地として建てられた礼拝堂です。外観は現代的で、飛行機の翼をイメージっしたシェル構造の屋根と白く輝く厚い壁が特徴です。建築を目指す学生なども多く訪れます。
礼拝堂の南側には巡礼者の宿泊所と司祭の家があり、西側にはジャン・プルーブェ設計の鐘があります。光の原理を熟考した造形と多様な表情で人々に語り掛ける建築です。
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■ロンシャン鉱山博物館
ロンシャン鉱山博物館は、フランス東部、ロンシャンにある博物館です。ロンシャン駅から800m、徒歩9分ほどのところにあります。
1976年に建てられた博物館で、肺疾患に関する医学を学んだマルセル・マウリニという医師によって収集されたコレクションなどが展示してあります。マウリニは鉱石粉塵による未成年労働者の職業病を治すために人工呼吸器を開発した人物で、館内には鉱山労働者の写真や道具などが展示されているのがポイント。
また、特別展としてさまざまな展覧会が開かれるほか、イベントや子供向けのアニメーションツアーも参加可能です。
モネの愛したジヴェルニーへ行くオプショナルツアー(4~10月限定)
ジヴェルニーは、フランスのノルマンディー地方にある小さな田舎町です。印象派の巨匠として知られるクロード・モネが晩年を過ごし、名作を残したことで有名で、モネの家と庭園は、外すことができない人気の観光スポットになっています。また、モネの作品がたくさん展示されている美術館もあり、モネファンでなくても魅力のあるスポットになっています。
街の中には、カフェやレストランも点在しており、焼き立てのクロワッサンや淹れたてのコーヒーなどを楽しめる田舎ならではのアットホームなお店が多くなっています。
ワインカーヴ見学や試飲が楽しめる!ブルゴーニュへのプショナルツアー
ブルゴーニュは、温暖な気候と、耕作に適した平坦な土地など、農耕に恵まれた条件を活かして、昔から農耕が盛んです。また、ブルゴーニュワインの産地として世界的に有名で、世界でも高価なワインとして知られているロマネ・コンティなどのワインが数多くあります。ワイン街道と呼ばれる道に沿って、ワイナリー巡りを楽しみましょう。
名物料理としてはシャローヌ牛を使った料理や、エスカルゴが有名です。ブドウ畑の間からは、ルネッサンス時代や中世のお城を臨む事ができます。ブルゴーニュ地方は、様々なお祭りが一年中開催されています。ワイナリー巡りやお祭り、歴史遺産など、ブルゴーニュの楽しみをたっぷり味わえるおすすめの現地ツアーを紹介します。
パリから行く!世界遺産 モンサンミッシェルの現地ツアーをチェック
モンサンミッシェルはフランスにあるカトリックの巡礼地のひとつです。1979年に、“モンサンミッシェルとその湾”としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。パリからも日帰り可能な位置にあり、毎年多くの観光客が訪れ日本人にも大人気のスポットになっています。島の中央にそびえ建つ修道院は、幾度にもわたる増改築の結果、何層にもおよび、ゴシックやノルマンなどの様々な中世の建築様式を見ることがで、建築物ファンにはとても魅力的です。
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日本とフランスの時差
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フランスの為替
※2024年4月27日の為替価格です
フランスまでの飛行時間は?
フランスの現在時刻はサマータイムか冬時間で異なります。2019年のサマータイムは3月31日から10月27日まで、2020年は3月29日から10月25日です。サマータイムの間、日本との時差は7時間で、日本の方が進んでいます。そのため日本が朝7時の頃、フランスは夜中の0時です。また、冬時間になると日本の方が8時間進むことになるので、日本が朝7時の頃、フランスでは前日の23時です。観光中、日本と連絡を取る際はこのような時差の違いに気をつけて電話などをしてください。また、日本からの飛行時間は、パリまでの直行便で12時間です。エールフランス、日本航空、ANAの3社が直行便を運航しており、わずか半日で到着するので気軽に観光に出かけてみてはいかがでしょうか。
フランスの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
フランスも日本同様に四季がありますが、日本より気温は低めで、夏でも1日の寒暖差が激しいことがあります。4月頃から春の日差しになり、初夏は日本と違い、梅雨がないためカラッとして過ごしやすい日が続きます。ただ、秋の訪れが早く、11月には一気に冬の気候になります。四季があるといっても日本とは温度や訪れる時期が若干異なるので旅行日程が決まったなら、その時期の気温を調べて服装を用意するといいでしょう。過ごしやすい夏でも朝晩は冷えるのでカーディガンやストールなど簡単に重ね着できる羽織物を持っていくことをおすすめします。また、フランス国内でも4つの気候があり、目的地によって気温も異なるのでそれぞれの天候をチェックしてから用意することをおすすめします。
フランスの言葉事情は?英語は通じる?
フランス観光が決まった時に気になるのが言葉です。英語は話せるけどフランス語はわからないという方が多くいます。フランスの公用語はフランス語ですが、主要観光地やホテル、駅の窓口、高級ブランドブティックなどでは英語は通じます。レストランでも英語表記のメニューが掲げられているお店はメニューも英語版を用意しているのでフランス語が話せなくても利用できます。ただ、地元のマルシェやベーカリー、パリ以外の街では英語が通じない場合もあります。そんな時は「ボンジュール」と挨拶をして「サ! ( ça!)これ」、「シルブプレ (お願いします)」と言うと簡単に購入できます。また、タクシーを利用する場合は英語が通じないことが多いので、そんな時は目的地をメモに書いて運転手に見せると便利です。
まとめ
フランスは芸術や世界遺産、グルメやファッションなど様々な面で楽しめる人気観光地です。パリには美術館やエッフェル塔、凱旋門など人気スポットが集中していますが、南フランスにもブイヤベースで有名なマルセイユや、高級リゾート地のニースやモナコなどがあったりと魅力が盛りだくさんです。国内の移動もTGVや国内線で楽々なので、パリだけでなく各地を満喫してみてはいかがでしょうか。
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