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インドの通貨や物価事情は?
インドの通貨は「ルピー」。紙幣は2000ルピーから5ルピーまでの7種類あります。硬貨は5ルピーから1ルピーまでの2種。「1ルピー=100パイサ」の補助単位の硬貨もあり、50・25・20・10・5パイサの5種類です。インドの物価は日本に比べてかなり安いと言えます。1ルピーが日本円で1.5~1.6円。インドでは大学卒の初任給が約4万円であり、日本とは金銭感覚が大きく異なっています。屋台での食事は1食100円以下、ホテルでの宿泊も1泊300円ほどと何でもリーズナブル。ただしその質は日本同様にはいきません。貧富の差が大きいインドでは、高級レストランやホテルも存在するので、抵抗がある人はそちらを利用することも可能です。
インドで注意しておきたいマナーは??
ヒンドゥー教やイスラム教、キリスト教など6つの宗教が信仰されている国、インド。日本と異なる宗教上のマナーや戒律がありそうに思えますが、実際はそれほど堅苦しく考えなくてオーケーです。食事は右手のみを使って食べるのがインドのマナーですが、慣れない旅行客が左手を使っていたり、フォークやナイフを使っていたりしても眉を顰められることはありません。飲酒については禁止している宗教もありますが、バーなどお酒を提供する店で飲む分には何の問題もありません。チップは、ホテルで荷物を運んでもらった時やガイドや車を手配した時に渡しましょう。庶民的なレストランではお釣りの小銭を置いておく程度で大丈夫です。
インドの治安は?気をつけておいた方がいいことは?
2012年に起きたインド集団レイプ事件はショッキングな事件で、特に女性はインドの治安を心配するのも無理はありません。日中街中で突然襲われることはないものの、夜道の一人歩きは危険です。女性1人出歩いているとしつこく声を掛けられることもありますが、相手にするのも危ないです。また、日本と物価の大きく異なるインドでは、日本人は格好のスリ・置き引きのターゲットになります。空港やホテル、駅やレストランでも油断は禁物。目を離したら荷物は無くなる、人込みでは鞄のファスナーが外側に向いていたら開けられる、と覚悟しておきましょう。片言の日本語で近づいてくる人にも要注意。
カジュラホでおすすめの観光スポットを紹介!
■カジュラーホの建造物群
10世紀初頭から12世紀ごろにかけて作られたカジュラーホー一帯に建設された寺院群で、ジャイナ教派もヴィシュヌ教派の寺院、どちらも芸術的価値の高い無数の彫像で埋め尽くされています。テーマは“愛”ということで、性や愛に関する彫像が今でみてもリアリティがある状態で残っています。
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■ラクシュマナ寺院
ラクシュマナ寺院は、ガジュラーホー西群遺跡にあるヒンズー教の寺院です。この地域は1986年に「ガジュラーホの建造物群」と名付けられた世界遺産。
その1つにあたるこの寺院は、954年にヤショーバルマンにより建立され、高さは23m、本堂と4つの祠堂をもち、ヒンズー教の神ビシュヌ神をまつっています。ガジュラーホにある寺院に見られる特徴には、官能的な彫刻があげられていますが見ていて少し恥ずかしくなるような姿が多く見受けられるのです。
他にも戦争や狩猟の場などを彫刻したものもあり、この地の文化を知るのに大変貴重なものになっています。
■チャターブジ・マンディア
チャターブジ・マンディアは、16世紀に建てられたヒンズー教寺院で400年の歴史を持ちます。南群に属する場所にあり外観はヒンズー教とイスラム教様式が融合したような建物、まるで宮殿のようです。アーチ型のバルコニーや広い庭園も持ちます。
チップを払い建物の屋上まで登ると、ラージ・ハルマとほぼ同じ高さ105mになるほどの大きな建物。
大聖堂にも似ている立派な外観で尖塔を持ちます。ラダクリシュナをまつる素敵な寺院は、午後からの訪れがおすすめです。夕方には夕日に照らされる光景を見ることができます。
■ジャガダンビーカ寺院
ジャガダンビーカ寺院は、世界遺産西群遺跡公園にある寺院です。ビシュヌ神をまつりますが、後にカーリーとパールパティも合わせてまつられました。
官能的と表現できる彫刻「ミトゥナ像」がとても美しく、これを一目見ようと訪れる人で賑わいます。外観にある彫刻に比べると、内装はとてもシンプルです。カジュラホで見られる「ミトゥナ像」とは、性交をモチーフにした宗教芸術にあたります。
豊穣祈願、性的結合、子宝祈願などを神聖化したといわれた姿ですが、そのように聞いてもやはりちょっと目を覆いたくなるような彫刻です。
■パールシュバナータ寺院
パールシュバナータ寺院は、世界遺産に指定されたカジュラホの東群遺跡のジャイナ教寺院3つのうちの1つです。壁一面に見られる彫刻はアディナト寺院より保存状態はよく、女性の彫刻が特に見事です。
ヒンズー教、イスラム教、仏教と3つのスタイルの調和が素晴らしく、中でも北側の壁に残された彫刻が一番の見どころになっています。
アプサラ像(女性)が足に飾りをつけようとしている姿や、アイメイクをする姿がとても印象的です。繊細で表情豊かな彫刻美に注目してみてください。
■バラハ寺院
バラハ寺院は、カジュラホにある西群遺跡の中の1つにあげられている寺院です。西群は遺跡公園として整備され、大小8つの寺院があります。
バラハ寺院にまつられるヴィシュヌ神の化身のイノシシ。悪魔から世界を救ったイノシシとされ、長さ約3m体には674体の小さな神像の彫刻がみられますが、近くまでいかなければ彫刻と気づかないような繊細な彫刻なのです。
他にもヒンズー教やジャイナ教の信徒、男女の交合像などといったかなり官能的な彫刻が施され、少し照れてしまうようなものが印象的です。カジュラホに残る少し不思議な彫刻、インドの文化を知ることができます。