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スイスの気候は？季節に合わせて服装を選ぼう！
スイスのベストシーズンは6～8月にかけての夏です。しかし夏と言っても日本の夏のような感覚とは違い、朝晩は気温が下がり冷え込むことも多いので温かい上着は必須アイテムです。その反面、昼間は30度近くまで気温が上がることもあるので日焼け対策をしたりサングラスなども携帯することをおすすめします。そして春や秋冬にはかなり気温が下がるので、しっかりと防寒対策できる服装が必要になります。またレストランなどで食事をする場合は、ドレスコードを設けているようなフォーマルなお店は少ないので安心です。ただ高級レストランやホテルなどに行く場合には、ちょっとしたオシャレ着に着替えたほうがいいでしょう。
スイスの言葉事情は？英語は通じる？
国際感覚が豊かなスイスでは、公用語はフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語となっています。しかし都市部では英語が通じますし、色々な場面で英語表記があったり、レストランで英語メニューがあったりするので心配することはないでしょう。ですが、国境付近や地方都市に行くと英語が通じなかったり、英語以外の言語での表記のみになっていたりすることもあります。旅行前にあらかじめ行き先のメインの言語を調べておくのが安心でしょう。そして現地では、単語が分からなくてもだいたいのアルファベットなどから推測できることも多いので、もし英語表記がなくても慌てる必要はありません。
スイス観光の移動手段は目的別で使い分けよう！
スイスは、国内交通網が発達していることでもよく知られており、海外からの観光客でも安心して楽しむことができます。しかも交通手段はさまざまで、主要都市をつなぐ国鉄やインターシティなどの鉄道や都市部を走るトラム、そして小さな町をつなぐバス、登山鉄道や遊覧船など観光をさらに楽しくしてくれる交通手段もあります。しかもこのような交通手段を利用する際には、トラベルパスという便利なパスがあり、どの交通手段でも一定期間乗り放題というシステムもあります。スイス国内で移動するのには非常に便利なので、複数の都市を訪れるなら旅行前に必ずチェックしておきましょう。
絶対乗りたい！アルプスを駆け抜ける登山鉄道に乗ろう！
スイス観光のメインと言えば、やっぱり登山鉄道。国土のほどんどが山岳地帯となっているため、登山鉄道が充実しており歴史のある乗り物でもあります。ため息が出るほど美しい景色の中を進む鉄道は、急こう配のエリアなどもあり迫力も満点です。有名な鉄道はユングフラウ鉄道や、ピラトゥス鉄道、ゴルナーグラート鉄道など。とくにユングフラウヨッホ駅の標高は3354メートルで、ヨーロッパでは最も標高の高い駅として知られており、多くの観光客が押し寄せる観光スポットでもあります。もちろん車窓からの風景だけでなく、停車した駅でもハイキングなどが楽しめます。
クリュデュヴァン周辺でおすすめの観光スポットを紹介！
■クリュ・デュ・ヴァン
スイスのヌーシャテル州、ヌーシャテル湖の西側のヴァル・ド・トラヴェール谷にあるのが、クリュ・デュ・ヴァンです。
クリュ・デュ・ヴァンは、ローヌ氷河へと流れる氷河が、長い時間をかけて消滅・変形しながら作り出した絶壁。大自然が作り出した芸術といわれる、見事な半円形を描く絶壁は、その長さは約1400m、深さは約160m。
クリュ・デュ・ヴァンには遊歩道が整備されており、眼下に広がるヌーシャテル州内最大の自然保護地域に息づく、高山植物や森林の絶景、オオヤマネコやアルプス山羊などの野生動物を見ながら、ゆっくりとハイキングをすることがおすすめです。
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■ル・ソリア山
スイスとフランスにまたがって広がっている、雄大なジュラ山脈を作り上げている山の1つが、ル・ソリア山です。
ル・ソリア山は標高1463mで、頂上まではロープウェイなどもなく、ハイキングで訪れます。急角度の坂や大人が大股で登る場所もあり、難易度は少し高め。
ル・ソリア山は、ヌーシャテル州内最大の自然保護地域にあり、そこに息づく、高山植物や森林、アルプス山羊やオオヤマネコなどの野生動物が見られます。山頂では、スイスのグランドキャニオンといわれる絶壁、クリュ・デュ・ヴァンの絶景が見られ、ゆっくりとハイキングで訪れることがおすすめです。
■フォンテーヌ・フロワド
スイスとフランスにまたがって広がっている、雄大なジュラ山脈を作り上げている山の1つ、ル・ソリア山の山頂へと続く散策路の途中にあるのが、フォンテーヌ・フロワドです。
フォンテーヌ・フロワドは、シュタインボックやオオヤマネコなどの野生動物、高山植物や森林が息づく、ヌーシャテル州内最大の自然保護地域の豊かな自然が生み出した泉。
古代の地層から清水が湧き出しており、その温度は1年を通じて4度に保たれており、絶壁のクリュ・デュ・ヴァンを見るために、ル・ソリア山頂へと向かう人たちが一息つく、憩いの場ともなっています。
ユングフラウに関連した現地ツアーはこちら
ベルンは、スイスの首都であり、国土の中央からやや西寄りに位置しています。1191年、現在のシュヴァーベン地方バーデン＝ヴュルテンベルク州とスイスを治めていたドイツの貴族の家系、ツェーリンゲン大公のベルトルト5世によって、アーレ川沿いに創設されました。街中ではラクレットやチーズフォンデュ、レシュティ（ハッシュドポテトの原型）といったスイス伝統料理を手軽に食べることができます。
歴史深いベルン旧市街の街並みは、当時のままとても美しく、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。ベルンのシンボル的な存在はスイス最古の時計塔であるツィートグロッケ・トゥルム。毎正時に熊の楽器演奏と踊りが始まります。見ているだけでも楽しい仕掛けです。
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■ロベール農場
スイスとフランスにまたがって広がっている、雄大なジュラ山脈を作り上げている山の1つ、ル・ソリア山の山頂へと続く散策路の、本格的なスタート地点にあるのが、ロベール農場です。
ロベール農場は、標高972mのところに、1750年～1752年に建設。200年、4世代にわたりロバート家が運営してきましたが、1889年にはヌーシャテル州に譲渡し、現在はフーバー・モンタグ家が運営。
ロベール農場は、期間限定でレストランとして営業しており、肉料理やチーズ料理が堪能でき、外のテラス席で美しい風景を見ながら楽しむこともおすすめです。
■ヌーシャテル湖
スイス西部、ヌーシャテル州・ヴォー州・ベルン州・フリブール州にまたがってあるのが、ヌーシャテル湖です。
ヌーシャテル湖は218.3㎢の面積を誇り、スイス内に湖全域がある湖のなかではスイス最大。湖岸には先史時代から人々が暮らし、ケルト時代の重要な品々も発見されています。
また、隣接するモラ湖とはソージュ運河、ビール湖とはティエーユ運河で結ばれており、3つの湖を巡るクルーズも人気。通年運航していますが、ブドウ畑とジュラ山が紅葉で色づく、秋のクルーズは美しい風景を臨めおすすめです。さらに、ヌーシャテル湖の美しい風景を見ながら、食事が楽しめるクルーズプランもあります。
■ル・ロクル
ル・ロクルは、スイスのジュラ山脈の麓の伝統的な時計製造業と結びつき都市計画がなされた2つの街の内の一つです。
産業遺産の価値が認められ、もう一つの街であるラ・ショー・ド・フォンとともにユネスコの世界遺産に登録されていることでも有名で、世界中からたくさんの観客が訪れる人気の観光スポットになっています。「伝統的な時計職人の文化と効率性の両立」を目的として都市設計になっており、19世紀半ばにはカール・マルクスの「資本論」で「工業都市」という用語を生み出したことでも有名です。
街の中には、ル・ロクル時計博物館があり、人気の観光スポットになっています。
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